秋の夜は人恋しい(200文字小説)
掲載日:2015/11/06
秋の夜は人恋しい。
何気なく彼女にメールをしてみる。
『何してる?』
返事はない。
こんな夜はビートルズでも聞きながら、物思いにふける。
インターホンが鳴る。
新聞の勧誘だった。
断りきれずに3か月だけ契約する。
お礼にと映画のペアチケットをもらった。
今度の休みに彼女を誘ってみよう。
またインターホンが鳴った。
今度は何の勧誘だろうか…。
「何度もメールしてきて、うざいよ!」
彼女だった。
「面倒だから一緒に住んであげる」




