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幕末奇譚 『志士 狂桜の宴』  作者: 夏月左桜
奇譚十四幕 脚下照顧
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其之四 帰京

 京へ戻る前、勝は厳島(いつくしま)神社へと立ち寄った。

「奉行だと言えば良かったじゃないですか」

 長州との止戦協定を取りまとめた祝だと言って、勝は帯刀していた短刀を奉納したいと申し出たのだが、そんな事とは知らない宮司はこれを断った。

 どこの馬との骨とも知れない者からの奉刀など、と言いだけな目つきだったが、十両を添えて再度勝が差し出した途端、態度が代わり短刀を受取ったのだ。

「奉行だ奉行だと触れ回ってたら、良い事なんざねぇに決まってるよ」

 そう言って笑う勝の後姿を見て、赤井は昨日の事を思い出した。



「晋作!」

 悲鳴にも似た桂の声が部屋に響く。

「和太郎、水を汲んで来い!」

「は、はい!」

 飛ぶように出て行った和奈の後を、赤井の目が追いかける。

「おまえさん、肺を病んでいなさるのかい」

 いつもよりも激しい咳に、その背中を摩る桂の顔からは血の気が引いてしまっている。

「・・・れ・・・」

「!? なんだい? 晋作?」

「・・・なれ・・・ろ」

 離れろと言いたいのだろうが、咳でちゃんとした言葉になっていない。

「馬鹿を言うな!」

 手や足が真っ赤な血で染まり、横に居る桂の着物まで広がっていた。

 竹筒に水を入れて持ってきた和奈は、桂にそれを差し出した。

「これを飲め」

 いつも持ち歩いている薬を取り出し、高杉の口へ無理矢理入れると竹筒の水を含ませた。

 ごくりと水を飲み込み、もう一口、こくりと飲む。

「・・・もういい」

 だが桂は離れようとはしない。

「これに懲りて、もう飛び回る無茶などするな」

「動けるうちは花。萎れた花など・・・誰が見向きするものか」

「よしてくれ」

 手拭で口の周りについた血を拭いながら、震える声で桂が言う。

「枯れようとも萎れようとも、俺はいつでもおまえの傍に居るさ」

「らしくないぞ、小五郎」

「五月蝿い」

 呼吸の落ち着いた高杉は着替えさせられ、赤井が用意した布団へと寝かされた。

「申し訳ありません、勝殿」

「おいら達の事は気にしないでいい。それより、あんたの方が心配だよ」

 会談の席についていた男の様相はすでになく、動揺をまだ隠せない桂の顔をみながらそう言った。その手が小さく震えていたのだ。

「私は・・・大丈夫です」

「おまえさんも、あまり無茶はしなさらん方がいい」

 咳と吐血から、高杉の病状が末期に近いところまで進んでいるのが解った。

「やるべき事をやっておかねば、気が済まぬ性分なんです。度を越えてしまうのが、頭の痛いところなのですが」

 そう言い、着物を変えて来ると桂は席を立った。

「勝殿は仰った。人生を捨てるのは簡単だと。俺もそう思います。だから、国のため、あいつのため、そして自分のために俺はまだこの命を使い続ける」

「しまったねぇ。おいらは後押ししちまったわけだ」

 表情は後ろに居る赤井からは見えなかったが、勝の背中が震えていのは判った。

「まだくたばりません。幕府が兵を引いたとしても、肝心な要はこれからですから」

「おまえさんの手助けに、少しでもなったならいいが」

 兵を撤退させたからと言って、それで長州の今後が安泰となるわけではない。


 望東尼が語った高杉の余命は、もうそれほど残されてないのではないかと、高杉を見て和奈は思った。


 ざわり。


「!」

 気が乱れるのが判り、和奈は自分の体を抱え込んだ。

(駄目だ駄目・・・)

 必死に自分を落ち着けようと、高杉の事を考えないようにする。

「あ・・・」

 暖かい温もりが背中を包んだ。

「大丈夫だ」

 武市の声と体の温もりに、ざわざわとした気が静まって行くのを感じる。

 高杉の悲しそうな表情が見えた。勝も何事だと顔を向け、赤井は半ば立ちあがりかけた状態で、やはり和奈を見ていた。

「おまえさんが言ってたのは、これかい」

 勝も気付いたのだろう、殺気の混じった奇妙な気を。

「講じれる手立てはつけてあります」

「おいらに話してくれたのも、その一手ということか」

「申し訳ありません」

「いや。だが、おいらに出来る事は少くねぇよ。なにせ幕臣の身だ」

「よく存じております。勝殿がその男と一緒に来てたが故、話すべきと考えだたけです」

 勝の視線が和奈から赤井へと移る。

「まさか、修吾郎にも同じことが起こると?」

「さあ・・・それは判りません。ですが、同じ様にしてここへ来たのです、無いとは言い切れません。違いますか?」

 赤井にとっては寝耳に水だった。これまで和奈の身に起こった様な事を、自分が感じた事は一度としてないのだ。

「これは困った」

 何かしらあった時に連絡を付けたかったが、お互い時勢がそれを許してくれる立場ではない。

「仕方ありません」

「そうさな。じゃあ修吾郎の方はおいらに任せてくんな、悪いようにはしねぇからよ」

「その男は長州から出て行った身です、勝殿のお好きなように」

 戻って来た桂は冷たい言葉を放ちながら、武市の腕の中に居る和奈の頭に手を乗せた。

「桂木くんの手をあまり煩わせていけないよ」

 そう言うと、高杉の横へと座った。

「すぐ発てそうかい?」

「ああ、大丈夫だ」

 ではと、勝に向いて頭を下げた桂は、これで失礼すると述べ、高杉を支えながら和奈達と共に遠翠楼(えんすいろう)を後にしたのである。



 高杉が肺の病に掛かってる事も驚いたが、和奈の身の上に起きている事にも驚いた。

「俺にも、そんなものがあるんでしょうか」

 狂気、とは口にしなかった。訳の分からないものが自分の内にあるかもなど、赤井は考えたくなかったのである。

「さあどうかねぇ。あのお嬢さんとおまえでは、立場が違うんだ、どうとは言えねぇよ」

「立場?」

「おまえさんはどうして新撰組に入った?」

「え・・・」

 今は新撰組隊士の一人として、この幕末を生きる覚悟は出来ているが、最初は成り行きだったのだ。どうしても入りたいと新撰組へ出かけたのではない。

「答えられないのが、違いだよ」

「はあ・・・」

 談判において、合議制実現を条件とし長州の説得に成功した勝は、その足を大坂へと向けた。


 大坂では勝の予想にしていない事態が、一橋慶喜によって進められていた。

 勝が芸州へ入った次の日のこと。

 万策が尽きて幕軍の勝利を確信できなくなった慶喜は朝廷に参内すると、戦況を報告した後、家茂の薨去による解兵を願いでたのである。

 朝廷も理由が理由だけに飲まざるを得なくなり、一時休戦の勅命を下したのだ。


 その話しは、厳島での件を伝えようと、黒書院へ上がった勝に初めて告げられた。

「なんですと!?」

「今申した通りだ」

「某に長州へ行けと仰せになったのは、一橋殿ではありますまいか?」

「勅許が下りたゆえ、長州へ勅書を出したまで。解兵も申し渡しておる」

 つまり、勅許を得る間の場繋ぎに、勝は利用されたことになる。

「それならば、その旨であると、なぜ出立の前に仰せになられなかった!」

「もう勅命は下りておる。今更ここでそなと論議するのは詮無き事、もう下るが良い」

 将軍の如き身なりで上座へと座る慶喜に一瞥をくれた後、勝は両手を畳につけた。

「なれば、拙者が致す事はもうございません。これにて御役御免を願い奉りたく、謹んで申し上げまする」

 長州と合議制実現の上で和議を取り付けた。無論、その心積もりで勝は動くつもりであった。だがここに来て勅命が下り一時休戦の勅書が送られたとなれば、その和議は正式なものでは無くなり、勝が勝手に長州へ乗り込んで取り付けた和議と言う事になってしまったのだ。

 長州との約束を守れないのでは、辞表を出すしか術はなかった。

「そこまでしなくとも良い。此度の経緯はどうであれ、結果は同じ。そう心苦しく思わぬでも良い」

「拙者の長州行きは謹んで内密であるものと約束させて頂きます故、このまま江戸に戻らせて頂きまする」

 慶喜も強引に引きとめる程、勝を頼りにしていた訳ではない。そうまで言われては、それを受けざるを得ず、認めたのである。

 老中ばかりでなく、側近にも多くの強硬派が慶喜の周りを固めていた。一時休戦としたものの、いつまた考えが変わり、征伐だと乗り出すか知れたものではないのだ。しかし、すでに勝の心からは、慶喜を置いての幕政改革をする策はすでに消えてしまっていた。


 専稱寺(せんしょうじ)へと戻った勝は、待たせておいた赤井にこの次第を報告してやった。

「じゃあ、広戸さんと約束したあの内容はどうなるんです?」

「おいらの独断で片付けられちまうさ。今頃、慶喜殿が出した勅書が長州へ届いているだろうよ」

 桂の怒った顔を容易に想像できた勝は、くしゃりと顔を歪めた。

「でも御役御免て、そこまでしなくても・・・」

「相した者に対して申し述べたことを反故にするほど、まだ落ちぶれちゃいねぇよ」

 それに、家茂の喪に服す時間も出来るからと、勝は気にする風でもなく言った。

「おいらは江戸へけえるから、おまえさんもついて来な」

「はっ!? いや、それは出来ません。屯所だってかなり留守にしてますし、そんな事したら土方さんにどやされますよ」

「なら、ちっと挨拶に伺うとしようじゃないか」

「えっ!? 屯所へ行くんですか!?」

「言ったはすだぜ、おまえさんの事はおいらが預かると。和議を台無しにされた上、その約束まで果たさないとあっちゃ、広戸さんに顔向けできねぇじゃねぇか」

 そのやり取りの中、赤井は薩摩藩邸へ土方が出向くと言った時の事を思い出した。

「なんか俺、いつも誰かに居場所を作られてる気がする」

 そう思っても仕方が無かった。事実、そうなのだから。



 幕府は正式に徳川家茂の薨去を公表した。

 慶応ニ年九月二日、武蔵国貝塚(千代田区麹町)にある増上寺(ぞうじょうじ)に埋葬するため、徳川家茂の棺は大坂から江戸へと船で運ばれる事となり、その送り出し時には勝も許しを得て参列し、慶喜らと共に焼香して見送ったのでる。

 同じ日、長州藩と幕府が休戦協定を結び、第二場長州征伐は終戦を迎えた。



 京へ入った赤井と勝は、その足で西本願寺へと向かった。

「本当に、行くんですか?」

「なんだいここまで来て。いい加減諦めねぇか」

「俺、新撰組で、土方さんの側で剣を握るって決めたんです」

「ほう。だが少し我慢してくんな。何も一生おいらの側に居ろって言ってるんじゃないんだからよ」

 やはり勝の意志は曲げられないようだ。

「分かりました、勝さんに任せます」

「そうしてくんな」

 だからおまえは何も喋るなと、勝は西本願寺の正門を潜りながら念を押した。


 会議が開かれる広間に通された勝は、変わり果てた寺の内部を見てため息を吐いた。

「長州藩の息が掛かってるってだけで、神仏様のおわす寺に乗り込まなくてもいいだろうに」

 隊士の誰かに聞かれて、土方の耳に入ったらそれこそ無事でここを出て行けなくなると赤井は慌てた。

「よして下さいよ」

「気が小せえ男は、女に嫌われるもんだと覚えておきな」

 口を開いた時、襖が開いたので、何も反論できずに赤井は姿勢を正した。

「お待た致しまして、申し訳ございません」

 上座に座る勝の前に、近藤、伊東、土方が座った。

「忙しいところを申し訳ないね」

「勝安房守殿がわざわざ来られておられるのです。何事も据え置くのは当然にございます」

 伊東は事の外嬉しそうにそう言った。

「あんたは伊東さんだったね。永井殿から名前は聞いてるよ」

 この勝の言葉はさらに伊東を喜ばせた。

 気に入らないのは土方である。参謀が、局長である近藤を差し置いて先に発言するなど、新撰組内部に纏まりがないと露呈させた様なものなのである。

「ここの局長さんは、そちらさんだね?」

 近藤に視線を向けた勝は、顔を前に出して聞いた。

「はっ。新撰組局長を務めさせて頂いております、近藤勇と申します」

「修吾郎がこちらに厄介になってると、先日初めて聞いたもんでね。挨拶が遅れちまって申し訳なかったと思ってるよ」

「とんでもございません。こちらよりご報告に上がるのが筋と言うものです」

 またも伊東が返事をするものだから、土方の顔は勝の前ながら険しいものになっている。

「随分と手間をかけたんじゃないかい?」

「いえ。赤井くんはよくやってくれております。今では四番隊組長の任にもつき、隊士からの信頼も厚く、私としましては手間どころか、随分と助かっております」

「彼の鍛錬のたまものにございます」

 一々と伊東が口を挟むものだから、土方の険相な面構えは勝にまで判るくらいになっていた。

「それを聞いて安心した。で、そちらが名高い副長さんだね」

「土方歳三と申します」

「土方さんが修吾郎をここへ誘ったとか」

「はっ・・・」

「肝っ玉が据わらねぇ男を、よく誘う気になりなさったな。いや、褒めてるんだよ。詳しい事情はさておいて、一端の武士にしてくれたこと、心から礼を言わせて貰うよ」

 そう勝は頭を下げた。

「!」

 奉行職にある身で躊躇いもせず頭を下げる勝に、土方は驚くしかない。

「おいらが伺ったのは、修吾郎の今後について相談があるからなんだ」

「と、仰られますと?」

公方(くぼう)様が薨去なされた事はすでに存じているだろう? おいらはこれから江戸へ戻り、公方様の葬儀に出なくちゃならねぇんだ。ついでと言う訳じゃないが、この修吾郎も連れて行こうと思ってね」

 これに土方が眉を顰めた。

 江戸に連れて行くと言う事は新撰組を脱退させる、という事に繋がるのだ。

「会津の松平殿にはおいらからも事情を申し上げるつもりだが、まず厄介になった方々へ直接話しをするのが礼儀だと思ってね。近藤さん、新撰組の隊規とやらは修吾郎から聞いて承知しているんだが、どうだろ、修吾郎の脱退を認めちゃくれねぇかい?」

 勝のお墨付きで、しかも家茂の葬儀まで持ち出されては、いくら土方が反対したところで無駄と言うものなのだが、近藤は斜め後ろに座る土方に視線を投げてしまった。

 土方にしても同じだ。まして薩摩出身の赤井がなぜ勝と懇意なのか、その疑問を拭い去れてはいない。これまで赤井が勝の名を口にしなかった事に、納得がいかないのである。

 土方は率直にそれを聞いてみた。が、答えはあっさりと返ってきた。

「なに、天璋院(てんしょういん)殿に縁のある者を、おいらが知ってたとしてもおかしくないだろう? 修吾郎がおいらの名を口にしなかったのは、後ろ盾があると振り翳す馬鹿はしたくなかったんだろうさ」

 その場に座っていた近藤達のみならず、赤井までもが固まってしまった。


 天璋院は、島津本家島津斉彬の養女となり、五摂家筆頭近衛家の娘として 薩摩から江戸幕府第十三代将軍徳川家定の御台所となった篤姫である。家定が急死し、同じ月に養父である斉彬までもがこの世を去ることなり、今は髪を下ろして落飾(らくしょく)し、戒名を天璋院殿従三位敬順貞静大姉と名乗っている。


「天璋院様の・・・」

 近藤は何を口にしていいのかすら分からない様だった。それはそうだろう、勝が出てきたばかりでなく、その口からとんでもない人の名前が出たのだ。これでは土方も何も言うことはできない。薩摩人である赤井と勝のつながりは確実なものとなってしまったのだ。

「それでは、認めざるを得ません。いえ、天璋院様に縁のある者を屯所へ置いておく訳には参りません。松平殿に申し上げるまでもなく、許可させて頂きます」

「勘違いなさらんでくんなさいよ。新撰組は幕府機関じゃないか、困る事はない。修吾郎が自分の身をどう振るかは本人の意志なんだ。それに、事が済んだら戻りたいと修吾郎は言ってる。置いておけねぇって言われちまうと、おいらが困るのさ」

「勝殿がお許しになられるのでしたら、当方としては異存ございませんが」

「良かったな修吾郎。これでおまえも気兼ねなく江戸に発てるだろ?」

「はい、まあ」

「なんだい、そのしけた面は」

「ここまでぶちまけられたんです、堂々と戻ってくる勇気なんて沸いて来ませんよ」

「おいおい、土方さんに惚れたと言ったのはおまえだろ?」

 えっ、と視線が土方へ向けられる。

「いや! その、それは!」

「てめぇ、まさか本当に-」

 以前、赤井の口から、惚れた、と直に聞いている土方の血相は青いどころの話ではなかった。

「ああ、すまねぇすまねぇ、言葉が足りなかった。男としての生き様に、だったな」

 近藤と伊東の肩から力が抜け、ついにその口から笑いがこぼれたので、土方は怒りのやり場を睨みつけるという方法で視線を赤井へ向けるしかなかった。

 戻って来た時、土方からどのようなお説教をされるのかと、赤井は不安になった。

「近藤さんと伊東さんも、こいつがどこの誰だろうと、これまでと変わりなく扱ってやってほしい」

「承知しました。勝殿がそう仰るなら、そうさせて頂きます」

「ありがとよ」

 帰る間際、伊東には聞こえないように勝は、近藤と土方に宿泊している亀屋へ来いと耳打ちした。

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