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幕末奇譚 『志士 狂桜の宴』  作者: 夏月左桜
奇譚十二幕 塞翁之馬
48/89

其之三 小倉口の戦い・前編

 慶応二年七月三日早朝。

 鉄製二十四ポンド加農砲(カノンほう)を搭載し、石炭運搬船に偽装した三隻の和船は朝霧の煙る中壇ノ浦より出航し、満潮の流れに乗って小倉沖に停泊する富士山丸へと接近していた。


 富士山丸は、中央に百四十ポンド砲と前後に三十五ポンド砲計八門が備えられた最新の鋼鉄船だ。先の大島口でも、二隻からの攻撃を難なく凌ぎ小倉へと寄港している。


 和船を甲板上から見つけることができたのは、船員の顔が判別できる距離まで接近してからだった。朝霧で視界がきかず、遅れての発見となってしまった。

 監視に上っていた船員は欄干に身を乗り出すと、近づく船があると甲板に居る他の兵士に声を掛けた。

「どこの馬鹿だ、こんな夜に海に船を出すなど」

「どこの船であるか!!」

 少しずつ近づいてくる船に向かって、兵士は大声で叫んだ。

「石炭を積み込みに、若松へ向かうところでさぁ、旦那!」

 今や船体が確認できる距離にまで接近していた船から応答が返ってきた。それほど接近されていたのである。

 何処から見ても石炭を輸送する船にしかみえないそれを、どの船員たちも長州の作った偽装船であると看破するに及ばず、警戒心を解いてしまった。

 戦中にも関わらず、和船に乗り込み調べる事はおろか、偽装船船員の「石炭を積みに行く」という言葉を鵜呑みにしてしまったのだ。

 幕府軍が気付いてないと判断した長州兵は、艦から距離をとると急いで砲の支度に取りかかった。というより、海流の流れで距離をとる方になったのだ。

「潮の流れが変わる。富士山丸から離れるぞ」

 長州兵は流され始めた船の位置を富士山丸と平行に保とうと、大急ぎで舵を取る。

「舟を下ろしとけ」

 一つの船に乗船しているのは六名。そのうちの二名が船に結わい付けられた小舟を下ろし、残りは砲撃準備を進めて行く。

「よし、いいぞ」

 残りの四名は、加農砲に実体弾を詰め込んだと報告を上げる。

「あのでかぶつに、これで穴一つでも開けられたら万々歳なんだがなあ」

 それこそやってみないと解らないと声があがるも、鋼鉄の船体に普通の砲弾で穴が開くとは誰も本気で思っていない。

「装填完了!」

「いっちゃれ!」

 号令を合図に、大きな音が霧の中へと反響し、発射の衝撃で砲塔に被せていた布が大きくめくれ上がる。

 砲弾は弧を描く事なく富士山丸の左舷鋼鉄版に命中した。

 間をおくことなく残りのニ隻からも、蒸気釜のある後部を目がけて加農砲が撃たれた。

 二度目の砲撃音。

「そーれそれ、退却だー!」

 長州兵達は下ろした舟に乗り移り、結わえてあった綱を切って舟を漕ぎ出す。

 潮の流れはすでに変わっている。

 舵をとらなくても、舟はみるみるうちに富士山丸から離れ、退路となる海流の流れに乗った舟は、富士山丸で騒ぎが起こる中、霧の中へと消えていった。


 深手の赤井を抱えた土方達は、小郡(こごおり)から山陰街道へ入っていたが、このまま進むと石州で長州とかち合うため、津和野から街道を外れて岩州を出る経路をとることにした。

 大石はこのまま帰るのはどうしても気が進まないので、長府に残ると土方に相談に来た。

「てめぇが残ったところで何もできないだろうが」

「追手の懸念があります。動ける者は俺だけですから」

 土方は奥歯を噛みしめる。

 桂の気配がずっと背中を追いかけているようで居心地が悪いのは確かだ。

「わかった」

 落ち合うのは津和野。

「一日待って戻って来なきゃ、下手をうって捕まったか、殺されたかどちらだと判断して、俺たちは京に発つ」

「それでいい」

 大石を残し、赤井を背中に負った土方と沖田は岩国へと足を向けた。

 居心地の悪い揺れだと、土方の背中で赤井は思った。斬られた背中の痛みを堪えるのが精一杯で、追手だとか、自分を背負って歩く土方の心配とかに気を使う余裕などない。

(あれ・・・本気で俺を殺せたんだよな)

 だが桂はそうしなかった。手負いとさせて連れ帰るつもりだったのは確かだ。

(なんで・・・見逃したんだ・・・)

 土方が駆け付けた時、二人とも斬るに十分だったはずだ。

「あそこで桂が出で来るったあな」

 戦の最中、旗頭の桂が藩庁を離れて下関へ来るなど予想だにしていなかった。

「しかし、噂通りですね、あの剣気」

 ただ立っているだけなのに、太刀を出させない威圧。剣を納めているのに、斬られるのは己だと判る剣気。

「近藤さんも手が出せなかったと言ってた」

 神道無念流(しんどうむねんりゅう)は居合いも含めて剣術を教えているが、実際に居合術を修得する剣士は少ない。免許皆伝を受けた者ですら、その大半が剣術のみしか修得していない。

 桂が出していた気合は居合術のものだ。「力の剣法」と言うだけあり、略打を使うことはない。「真を打つ」渾身の一撃が神道無念流の流儀である。

 永倉も同じ神道無念流であるが、居合術の有無の差なのか、桂の特質なのか剣気がまるで違う。精忠浪士組時代の芹沢鴨とて、あれほどの剣気を出した事はない。桂と同じであるなら、粛清などされず新撰組局長のまま居座っていただろうが。

 何の気配も悟らせず桂は赤井を斬った。

「なんでてめぇを殺さなかったんだ?」

 今自問していたことだが、赤井も答えることはできない。

「あ・・・」

「答えなんざ期待してねぇから喋らず揺られてろ」

 だったら聞くなと、赤井は口を閉じた。

 ちりちりと肌が痛む感触。静電気が纏わりつくあの感覚が土方の全身を覆っている。

(せわねぇな)

 剣豪。まさにその一言を具現化した相手に、新撰組組長の看板ょしょって来た己が一太刀も出せなかった。

「無駄骨折ったたけで、なんの情報も掴めず京へ帰る方が僕は気かかりです」

「言うんじゃねえよ」

 沖田の悩みは土方の悩みでもある。近藤は会津藩へ事の次第を報告しているだろう。桂に邪魔され、追い返されましたとは言いずらい。

「みんなで仲良く切腹でもしますか」

「てめぇだけ腹かっさばいとけ」

 宿場町についた一行は、町外れの小さな旅籠屋に宿を取った。

 津和野藩は今回中立の立場にあるので、周防や長州ほど旅人に警戒心を抱くことはなかった。

 運のいい事に、蘭医学を学んでいる医者が宿を取っていると宿主から聞いた土方は、さっそくその医者の泊まる旅籠屋に出向き、頼み込んで半ば強引に自分達の旅籠屋へと連れて来たのだ。

「これはひどい」

 背中の傷を看た医者はそう呟いた。

「先生も旅の途中と聞きましたが、こいつをこのままにはしておけないんです。どうかお願いできませんか」

 土方に頭を下げられているのは、三田尻で和奈を手当てした松島剛蔵だ。石州にいる大村の下へ向かう途中、この津和野で宿を取っていた。

「心配なさらず。私は医者です、手負いの方を放ってはおけません」

 そう言い、詳しい事情など聞かず、必要な道具を取りに一旦宿に帰った松島は、しばらくして大きな木の箱を抱えて戻って来た。

「湯を沸かして持ってきて頂けますか」

 自分の手を湯で洗い、大麦のカスと汁で作った気付けを赤井の口から流し込む。これにはカンジシンという成分が含まれており、血圧を上げる効果と呼吸・心拍数を抑制する効果がある。

「手拭をこの人の口へ」

 激痛で舌を噛まれては、治療する意味がないと苦笑いをこぼす。

 土方が赤井の口をあけ、固く絞った手拭を真横にして押し込んだ。

 火で燔鍼(はんしん)を熱した松島は、血を拭き取った傷口をじっと見つめたあと、針をゆっくりと刺した。

 火で針を熱するのは、排膿と皮膚内部の消毒を同時に行うためで、この時代の縫合手段の一つだった。

 丁寧に針を通しては、針に三回糸を巻きつけ括り玉作り糸を切る。また括り玉を作って針を通し、括り玉を作って切る。こうすることで、傷が癒えた後の抜糸が楽になるのだ。

 縫合を終えると、傷口に人油と天利膏を塗って行く。

「これでいいでしょう」

 処置を終えた松島を自分の部屋に招いた土方は、熱い茶を差し出した。

「ほんとうに有難うございました」

「医者を務めただけです、礼には及びません。傷がかなり深いので、数日は動かさぬ方が良いでしょう」

「あまり長居はできないのです」

「・・・これからどちらへ向かわれるので?」

 一瞬の間。

「人一人の命は決して軽いものではありません。何処へ向かわれるのかはもう問いませんが、町もない道中で傷口が開けばどうなるか、貴方には判るのではありませんか?」

「追々気をつけては行くつもりです」

 松島は悲壮を浮かべるしかなかった。

「明日までこの宿場町におります。出立されるまでは患者を看させて頂きます」

「ありがとうございます」

「先生も旅の途中とお見受けした。行き先をお聞かせいただけませんか。恥ずかしいことに、路銀を今持ち合わせていないので、後日お届けしたい」

「路銀になど結構」

「しかし」

「たまたま居合わせただけです、気にしないで頂きたい」

 お互い問われる側になりたくない。それはつまり、いま行われている戦に何等か関係がある立場にいる。ということに他ならない。

「あとで熱さましを用意しますから、忘れないよう飲ませてあげてください」

 多額であろう治療代をあっさりいらないと言い切った松島に、土方もそれ以上食い下がることはせず、お茶を飲んだ松島を逗留先の宿まで送り届けた。


 頭に霞がかかったように考えがはっきりしない。

 熱があるのは解っていたが、熱よりも背中の痛みが辛くてならない。

 斬られたのはこれで二度目だ。桂がらみで斬られ、今度はその当事者に斬られてしまった。

 土方の背中で感じた思いが、影を潜めるどころか益々大きくなっている。

(桂さんを殺らなきゃ、いずれは俺が殺られる)

 だが本当に自分の手で桂を殺せるのか?

 沖田も凄腕の剣客だが、その気合の差が大きく離れているのは否めない事実だ。

 幕府は倒幕志士によって衰退の一途を辿る歴史を持っている。新撰組の末路も赤井は知っていた。だからだ、だからなんとかその道筋を変える一手がないものかと、考えるようになっていた。

 薩摩と長州は既に手を結んでいる。それが徳川幕府に終焉をもたらす切っ掛けとなる。

(何が必要だ?)

 幕府の力を取り戻すには、会津藩や紀州藩だけでは荷が重い。水戸藩に至っては藩内部の乱争により幕政に参加しする力を持ってはいない。

(薩長の要を倒す以外に手はない)

 桂と大久保を欠くことが出来れば自体は変わるかもしれない。幕臣である西郷だけでは、諸藩を従えての倒幕は時間がかかる事となるだろう。

 やはり桂を殺さなければならない。

 夢うつつでたどり着いたその答えは、次に目を覚ました赤井の意識には留まっていなかった。


 丙寅丸(へいいんまる)に乗り込んだ高杉の後ろには、和奈と武市の姿があった。

 腕を組み、海の向こうにある小倉へと視線を向けたまま、四刻半も高杉は動いていない。

「熱、下がったばかりなのに海風に当たりっぱなしで大丈夫なのかな」

「誰がどう言っても船内には戻らん男だ」

  丙寅丸へ乗り込む前、白石邸で再び高杉は血を吐いた。和奈はまだ無理だと止めたのだが、おのうは何も言わず高杉の血を拭い、愛しい眼差しでその背中を暫くさすっていた。

 きっと止めたいに違いない。

「一里行けば一里の忠、二里行けば二里の忠を尽くす。この命が続く限り、俺はこの国のため、出来ることならなんでもする」

 この時高杉が口にした「この国」とは長州を指したもものではなく、日本全体を指していたと後になって和奈は知った。

「和太郎!」

 振り向いた高杉の笑顔は、これまでに見たどの笑顔よりも嬉しそうに見えた。

「いいか、何があっても立ち止まるな。おまえが肌で心で感じた路を迷わず進め」

「高杉さん」

「阿呆! そんな顔をするな。俺はまだ死なん! こんなところでくたばる俺様じゃない!」

 龍馬にも同じ事を言っていた。だが、それは自分に向けられた言葉ではなく、高杉が自分自身を鼓舞するためではないのかと和奈は思う。

「僕より先にくたばったら、地獄まで追いかけて行って一発殴りますから、よーく覚えといて下さい!」

「ああぁ? おい、こら。それは俺がおまえに言ったんじゃないか!」

「お返しです」

 ふん、と横を向いて、武市の所へスタスタと戻って行く後姿を唖然と見つめる。

「けっ、偉そうな口がたたけるようになったじゃないか」

 そして再び小倉方面へと視線を戻した。

「全艦を小倉へ向けて出せ!!」 

 丙寅丸艦長、河野又十郎が高杉の命令と共に、他の三隻へ伝達するため甲板から旗を振らせた。

「河野!」

「はい!?」

門司(もじ)へ着いたら俺達も陸へ上がる。後の指揮は任す。作戦どおり幕艦を頼む!」

「承知!」


「やれやれ、と言いたいところだね」

 もう何日待ったことだろう。

「場合が場合なだけに、申し訳ないとしか言えません」

「それはよく承知しているよ、西郷くん。だが、私は遊びに来たわけではないんだ。一刻も早く話しをするだけして、京へ戻りたいんだよ」

 西郷は部屋の中央で笑顔でいる男の前へと座った。

「乾さぁがこん度、薩摩へ来られたのは、土佐の意向だと思って宜しかでしょうか」

 中岡と共に薩摩に渡るはずだった乾は、幕府の攻撃が開始されたと知った中岡が途中で船和おりてしまい、一人で薩摩の地を踏むこととなった。

 それは危険な行為である。

 土佐は公武合体を軸として幕府についている。一方薩摩は幕府に見切りをつけてしまい、長州と手を結んだ。その状況下、いくら倒幕を掲げていると乾が口にしたところで、端の者から見れば今薩摩に入れるべき人間ではないのである。

「未だ山内公に倒幕の意志はない。それを後押しして来た後藤象二郎が、漸く手の平を返したところである、とだけ言っておこう」

「後藤殿は、勤王を掲げう志士の弾圧を行った本人ではあいもはんか。そん方がいきない倒幕に衣替えすうと言うのは、いけんも納得しかねう事なです」

(それは君も同じではないか)

 なぜ長州が逆賊として今日を追われたか、この男は理解しているのかと訝しむ。

「これは大久保くんにも伝えてあることだ。その大久保くんが君に会えと言ってきたんだから、仕方ないではないか。でなければ、なにが楽しくてこんな危険なまねしてまで、私が薩摩まで来なければならないんだい?」

「一蔵の考ゆっこたあ、おいになゆうと解いませんが。倒幕に向けて薩摩と長州ばっかいじゃのして、土佐の力も必要と考えたのだろうと言う事は解いもす。そん上で、乾殿とおいを引き合わせう事を考えたんでしょう」

 薩長に土佐が加われば一気に倒幕路線を駆け上がれる。


 土佐にしても維新を成した後を考えるならば、今の幕府に付いてこの両国を退けるより、薩長と肩を並べて幕府を相手にするほうが利口なのだと乾は考えている。

 乾にとっての倒幕は世の平定を望むが故の手段である。それに、このまま幕府が政権を取り続ければ、いつまた何時、第二の安政の安獄が起こるか知れたものではない。

 井伊直弼が居ない今、大獄を断行するだけの陣頭が幕府に揃っていない事は解っているが、誰がどの首を擡げ出すか判らないのが今の世なのである。

 今日正論だったものが、翌日には曲論だと言う事になりかねないのである。事実、これまでにも多くの者がそれで命を落としてきている。


「残念なのは、今回の征伐に土佐も出ている事だ。この戦が終って、さあ今日からは君達と同じく倒幕派ですよと、笑って肩など並べたものではない。本当に頭の痛い事だらけだ」

「そや薩摩とて同じんそ。長州とはこん間まで敵味方の間柄じゃった。そいを倒幕ちゅう点で乗い越えたに過ぎません。土佐も我が薩摩も、佐幕派で意見を二分させとうのが現状。そいをなんとか一つに纏むう事に成功すれば、先は見ゆっと言うもです」

「嬉しい事を言ってくれるじゃないか、西郷くん。うん、実に嬉しいよ」

 乾の態度は中岡の前だろうと誰の前だろうと変わることはないらしい。

 引き気味の西郷を大久保がこの場で見ていたら、きっと大声を上げて笑い出していたに違いない。

「では、乾殿ばっかいじゃのして後藤殿も倒幕に動き出した、いや、土佐がと受取って良かですな」

「だから私がこうして動いている」

「解いもした。まずは、藩政堅めに入らなくてはんもはん。倒幕を国是とし、藩主を立てた上で、薩長に土佐も加えて再度話し合いの場を設けたいと考えもす」

「この乾退助、命を賭して倒幕を国是となす所存であると、斯様に申し上げる」

 静かに頭を下げた乾はそう西郷に断言した。



 慶応二年七月二十四日。

 京では、岩倉より使わされた早馬が、京都薩摩藩邸にいる大久保に書簡を届けるために着いていた。

「何・・・?」

 茫然自失する他はなかった大久保は、手にした紙をへ目を落としたまま暫く動かなかった。

「こんなことがあろうとは・・・」

 やっと我を取り戻した大久保は、受取った文を火にくべた。

 その内容は到底信じれたものではない。が、この期に及んで倒幕へ傾いた岩倉が奸計を働くとは考え難い。

「吉之助に知らせねばならぬ」

 桂を、とも考えたが、まずはしっかりとした情報を掴むのが先と考え、大久保は薩摩にだけ早馬を走らせたのである。

 そして大久保と同じ内容を伝える火急の報せが小倉城にも届いていた。

「もう一度・・・申してみよ・・・」

 伝令が伝えた内容に、小笠原は力なくそう命じた。

「大坂城にて家茂公が、脚気衝心(かっけしょうしん)により、薨去されました!」

 二つ三つ後ず去った小笠原は、腰の力が抜けたかの様にその場に崩れ落ちた。

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