りく君は魔物に恋する
異世界で
ルシファー様がお亡くなりになって、
十数年。
あき、はる、まりんは、
大人の男性、女性になりました。
はるは、機械に詳しく、
現在、タイムマシンを制作中。
どうしても、あと1つの部品が足りないと、
そう嘆いている。
すると、大人になったまりんが、
あき!!
行くよ!!
行くよって何処へ?
相変わらず、あきは、尻に敷かれている。
えっ、もしかして!?
そうなんです。
あきとまりんは、結ばれたのです。
どうやら、人間と魔物は、血縁関係でも、
魔界の法律では、問題ない様だ。
行くよ!!
あき!!
は、はーい!
おどおどするあき(笑)
あきの奥さん、まりんは、
相当怖いとみた(笑)
目的地は、あの山の向こうにある山脈。
その場所は、ダイヤモンド山脈!!
名前の通り、そこではダイヤモンドが採れる。
はるがこう言う。
タイムマシンの部品に必要なのは、ダイヤモンド。
しかし、
何故、はる達は、タイムマシンを造って居るかって、
それは、ひ、み、つ。
ルーラ!!
ルーラ!!
あき達は、飛行機の様に、空を飛んでゆく。
ゴゴゴゴゴ!!
するとはるが、大きく手を振って、
行ってらっしゃい!!
沢山採取してくるんだよ!!
そう瞳を茶色に輝かせながら見送ってくれる。
そして、あっという間にはるの姿は、小さくなってゆく。
まったく、はるは、人使い荒いんだから。
そう笑いながら言うふたり。
すると、
後ろから、魔神りくの幹部達。
りくの仲間達らは、
坊っちゃま、お嬢様!
ワシらも、着いて行きますぞ!!
その状況は、まるで、神輿の行列見たい。
まったく、過保護なんだから。
まりんが怒る。
でも、これなら簡単にダイヤモンド手に入るね。
まりりん!
まりんは、あきにそう呼ばれている。
まりりんがあきの足を思いっきり蹴る(笑)
あっ、痛い!!
おやおや、仲の良い夫婦ですね(笑)
そして、目的地。
辺りは、猛毒のガス吹き出ている、荒れ果てた地。
岩がゴロゴロ、ゴロゴロ転がっている。
まるで月の表面みたい。
さて、早速、落ちてないかなぁ?
そう簡単に、、、、、
、、、、、、、
、、、、、、、
、、、、、、1時間後。
あっあー
_| ̄|○ il||li
あきが女の子の様な声を出す。
まりんがあきの頭をバシ、ツッコミを入れる。
だってー、
こんなにも、人数がいるのに、全く見つからない。
まるで、小学生の潮干狩りみたいで、
そこで、財宝を見つけるのと同じくらいだよ!!
綺麗な石は、あるんだけどなぁ。
ポイッ、ポイッ、
全くダイヤモンドの知識が無い、あきとまりん。
すると、付き人のひとりが、
ダイヤモンドは、とても深い地面に埋まってるのだよ。
な、なに!!
それ、早く言ってよー。
みんなは、スコップで地面を掘り出す。
その状況にさっきの賢い付き人は、
はぁーとため息。
すると、
キィーーン!!
はるが空飛ぶマシンで、登場。
あき、それじゃ、日が暮れちゃうよ。
乗って!!
そのマシンは、先がドリルになっていて、
地面をどんどん掘り進んでゆく。
10m
100m
1000m
ガッ!!
おっ、
あったよ!!
ダイヤモンド!!
そして、はる達は、スピーディーに住処に帰りました。
それから、数ヶ月後、
ブルン、ブルルン!!!
大きな音をエンジン音を立てて、マシンは、動き出した。
その爆音に驚く皆んな、
乗れるのは、三名。
あき、はる、まりん!
ベルーが生きてる年代へ!!
行っといで!!!
うん!!
すると、空飛ぶマシンは、大きな轟音立て。
あっという間に消えて行く。
時空を超え、突如、異空間で猛烈なプラズマが発生。
すると、マシンにそれは、命中。
や、やばい、コントロール不能。
ドーーン!!!
突如、目の前が真っ白になる。
すると、いつの間にか、辺り一面草原。
風でゆらゆら揺れている、スズキに立っている若い女性。
女性は、空を眺めている。
その女性は、ゆっくり、コチラを向く。
すると、あきの顔がぽっと赤くなる。
すると、まりんが
おい!!
バシバシ、
気を取り直して、はるは、こう聞く、
あなたは、誰ですか?
そう尋ねる。
すると、その女性は、にっこり。
貴方だれ!?
すると、今度は、まりんが強気で尋ねる。
、、、、、、、
すると、男性が車椅子を引いて、こっちへ向かってくる。
おーい!!!
マリア!!!
どうやら、この子は、マリアと言うみたいですね。
あき達は、こう言う。
どっかで聞いたことある名だねぇー?
コレ、マリア様に失礼だぞ!!
貴方こそ、誰ですか?
ワシか?
ワシの名は、ルシファー。
ど、どうして、
ルシファー様が?
はて、なんの事じゃ?
い、生きてる!!
すると、マリアが言う。
この方は、死ぬ前に、私が魔法で治療しました。




