表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/31

りく君は魔物に恋する

新魔神の誕生


りくよ、今晩だけ、今晩だけ一緒に寝てくれないか?


お主に、話しておきたい事があるんだ。


そして、りくは、ルシファー様と一緒に星空を観ながら就寝する。


ルシファー様は、目を閉じながら、


小声で、


りくよ。


まだ、起きてるかぁ?


こうおっしゃる。


するとりくは、


起きてますよ。


返事を返す。


すると安心したのか。


はぁー。


良かった。


、、、、、、、


りくよ。


実は、聞きたい事があるのじゃ。


人間界とは、どんな所じゃ?


そうですねぇー。


りくは、こう言う。


とても、空が青く、明るく、お日様がとても光り輝いてとても、とても綺麗な所ですよ。


そうかぁ、そうかぁ。


ルシファーは、嬉しそうに話し出す。


一度でもいいから実際に見てみたいものじゃ。


りくよ。


ワシは、もぉ長くない。


そうじゃ!


死ぬまでに、お日様と言う物を見てみたいのぉ。


それがワシの最後の願いじゃ。


すると、りくがこう言う。


ルシファー様、、、


りくは、竜神バハムートの火の玉を食べると不老不死になる事を伝える。


しばらく沈黙が、


すると、


ルシファー様は、口を開く。


りくよ。


人間、魔物、生き物、死には、絶対逆らえないのじゃ。


永遠の命は、ないのじゃ。


そして、ルシファー様は、すっと涙を流しながら、


ワシは、死ぬのは、怖くないのじゃよ。


もぉ、ワシは、充分生きた。


りくよ。


最後に魔物達と四天王達を頼む。


りくは、グッと涙が溢れ出るのをこらえながら、


畏まりました!


魔神様!


そして、ルシファー様が最後まで、魔物達を思う優しさから、


自然と涙が溢れ出てくる、りくであった。


最後にありがとうなぁ。


ありがとうなぁ、


ありがとうなぁ、、、、


すると、


そして涙目をゆっくり閉じてく、ルシファー様。


翌朝、


ルシファー様は、お亡くなりになってました。


しかし、りくは、何事もなかったのように振る舞う。


そして、りくは、凛とした対応で四天王達にルシファー様の最後の願いを伝える。


すると、


四人とも、


はっ!!はっ!!はっ!!はっ!!


りくに膝まづいて、敬意を払う。


承知しました!!×4


魔神様!!


すると、ルシファー様の亡骸に魔法を唱える。


ルシファー様は、宙に浮かぶ。


四天王達は、涙を流しながら、


ルーラ!!


どうやら、四天王達は、ルシファー様の願いを叶える為、、、、


ルーラで人間界へ


ルシファー様の亡骸は、お日様の光りで、虹砂となって逝く。


その情報は、魔物界全域に伝わり、


別れを惜しむ、魔物達が宮殿に参拝して、


新しい魔神、りくに向かって跪く。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ