りく君は魔物に恋する
ベルーが亡くなった事は、
すぐに、家族達に伝わり、
しばらくの間、家族全員、暗い雰囲気になっていた。
一番ベルーの事を大事にしてた、あきは、
ひとり部屋にこもり、
食事もろくに摂らず、永遠に泣いていた。
すると、ガチャと扉を開ける、りん。
りんは、あきにこう言う。
ベルちゃんは、みんなを死なせたくなく。
自分の命を捧げてくれたのよ。
大事な、お父さん、はる、そしてあき。
あなたを守る為、命を張って守ってくれたのよ。
すると、あきが重い口を開く。
僕、強くなれるかなぁ?
すると、りんが思いっきり、思いっきり、
あきを抱きしめ。
強くなれるよ。きっと。
だって、あき兄ちゃんだもの。
それから、あきは、別人の様に、
りく達と、修行に励むようになった。
あきは、どんなに、つらく、苦しい修行から、
逃げなく。
毎日、毎日、朝から晩まで、修行に励み。
レベル999まで、上がっていた。
ベルー、俺、強くなったよ、と一言。
あきは、ベルーの墓へ、ひとりで行き、
墓に手を合わせる。
すると、突然、龍達が!!
すると、あきが、
最上級魔法、
グランドクロス!!!!
一瞬で、龍達を灰に、
へぇー、強くなったなぁ、あき。
りくがそう言う。
お父さんこそ、もう、神の領域に達してるんじゃない?
ばれた(笑)
すると、外に出ると神龍が、
お出迎え、
神龍は、ふたりに凄く懐いている。
ふたりは、神龍に乗り、
羽を羽ばたく、
すると、一瞬で大気圏へ。
さぁ、旅へ出掛けるぞ!!
了解!!
お父さん、その前に!!
あ、そうだった(笑)
すると、プンプンと怒った、りんが。
あなた!!あき!!
長旅は、いいけど、
出掛ける時は、出掛けると伝えて欲しいわね。
はい。
めんぼくない。
此処にも、大魔王がいた(笑)
はい。お弁当。
まりんがふたりに渡す。
あ、ありがとうなぁ。
さぁ、行くぞ!!あき!!
お母さん、晩飯には、帰ります。
すると、まりんが、
ほぇー!!
一体、どんなに旅になるやら、
すると、光速の様に、一瞬で消える。
あきとりく。
大丈夫だよ。
はるが、そう言う。
僕がお弁当に、発信機を付けといたから。
はるー、やるー(笑)
今は、土星の辺りかなぁ。
ひぇー、もうそんなところまで。
一体、何処まで行くつもり(笑)
多分、ルシファー様がいる、
神の聖域まで行くだろうね。
ほぇー、
何聞いても、ちんぷんかんぷんねぇ(笑)




