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りく君は魔物に恋する

ベルー!!!


どこにいるんだい!!


りく達は、森中の森を歩き続け、


ベルーを探し続ける。


すると、泉を発見。


泉には、沢山の肉食獣が


なにかを群がって食べている。


ベルー!!!


すると、ファイラ!!


りくが魔法を唱える。


すると、獣達が逃げてゆく。


ベルー!!


よく観ると、


骨になった、獣が死んでいた。


ベルー、じゃなかった。


良かった。


安心するとあき。


りくがこう言う。


この辺りは、獣が多い。


急がなければ、


ベルーも俺達も危険だ!!


はい。お父さん。


急ぐぞ!!


はい。


はい。


森をぬけ、草原に、


そこには、大きな洞窟の入口が、


お父さん、やめようよ。


お前達は、入り口で待機。


はい。


はい。


りくは、洞窟の中へ進む。


すると、はるとあきが話し出す。


僕たちもついて行こう。


えー!


ベルーが死んじゃってもいいの?


すると、あきが手紙を握りしめる。


よし、ベルー、きっと助けてやるぞ!!


洞窟の中へ入ってゆく。


洞窟の中は、真っ暗。


手探りで進んで行く、はるとあき。


30分ぐらい経つと、明かりが見えてくる。


そこは、大きな空洞になっている。


すると、はるがあきの口を思いっきり抑える。


目の前には、大きな龍が、


何者かと戦っている。


お、お父さん!!


く、くるな!!


りくは、そう言う。


この龍は、次元が違う。


お前達の力でも敵わないだろう。


お、お父さん!!


怪我をして、片腕がぶらーんとしている、りく。


すると、あきが、突然、龍を威嚇し始める。


おーい!!おーい!!


バカ龍!!


こっちに来い!!


すると、龍がギロッとあきを見る。


しかし、そのまま無視される、あき。


すると突然、洞窟の横からもう一頭、現れる。


そして、ガブッ、


グチャ!グチャ!


だから、来るなと言っただろう。


龍が噛みついたのは、りくだった。


お父さんの体から、血が流れる。


お父さん!


お、お父さん!!


死なないで(涙)


すると、


だから、お前は、バカなんだ。


そう声が聴こえてくる。


誰?


あきは、気がづく。


ベルーー!!


りくは、気を失う。


ベルーー!!


どうしてここに?


お前達の事、ほっとけなくてなぁ。


ついて来たんだ。


それは、こっちのセリフだ!!


お母さん達、とっても、とっても心配してたんだぞ!!


そうか、


すると、龍の前に立つ、ベルー。


すると、あきが、


小さい声で、


ベルー?


お母さんの大切な人をいじめるのは、


おれが許さない!!


すると、ベルーの体が光り出す。


魔法!


メガンテ!!


一瞬で龍達が灰になる。


すると、りくが意識を取り戻す。


はっ、くっ、手遅れか!!


ベルーの姿は、灰となって消えていた。


ベルー!!!


お、お父さん!


ベルーを助けてあげて!!


すると、りくは、涙を流し出す。


いいか、よく聴け、


ベルーは、死んだんだ!!


いや、死んでない!!


死んだんだ!!


死んでない!!


涙を流す、あき。


すると、あきの涙が亡骸に、


ポッ。


すると、光り出す。


亡骸。


ボワーン。


すると、ベルーの姿がうっすらと見える。


そして、最後にニッコリ。


あき兄ちゃん、ありがとなぁ、


そう言って消えていく。


わぁぁぁーん!!!!!

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