りく君は、魔物に恋する
先生!俺の服すぐ着てください!!
俺は、直ぐに上着を脱ぎ、ズボンも脱ぎ、先生にササっと渡す。
ありがとう、りく君。
先生、なんなら、俺の汚いパンツもどうぞ!!
すると、
んふっ、
優しく笑ってくれる先生。
先生は、俺と話しながら、木の陰でひっそり服を着ている。
はっ、
いつの間にか、少女が目の前から消えている。
消えた?
すると、少女は、
タタタッと俺に勢いよく向かって、そしてギュッギュッと抱きつく。
胸が、胸が、
俺の顔は、真っ赤に。
どうやら、その子は、俺の事を、とてもとても感謝している様だ。
俺は、目の前の少女の顔を観る。
やはり、少女は、この世の物とは思えない程、綺麗で。
また、俺の顔が真っ赤くなる。
すると少女は、突然、一言話す。
あ、り、が、と、う
俺は、その子を観て、普通の人間とは雰囲気が違う事に気がつく。
すると、少女がな、ま、え、り、ん、と話す。
そうか、名前は、りんと言うんだね。
俺の名前は、りく。
おおお、りく。
するとりんは、いきなり、テレパシーで話し出す。
りく君、私の夫になってください。
いやいや、
りく、私の事、嫌いですか?
そうー言う事は、順序と言うものがあって(笑)
りくは、とてもソワソワ、ソワソワして、落ち着かない様子。
まず、と、も、だ、、、ち
すると、また、少女がギュッギュッと抱きつく。
胸が、胸が、
わかった、結婚しよう(笑)
即答であった。
つづく