りく君は魔物に恋する
それから、まりんが家の外で家事をしている時、
突然、
おい、お前。
お前じゃない。まりんだ!!
てっ、あなた誰だっけ?(笑)
あっ、確か、デブゼブブ!!
ちがーう!!ベルゼブブだ!!
ベルゼブブ様がなんの用?
もぉ、忘れちゃたよ!!
すると、赤ちゃんを抱っこした、りんが現れる。
おやおや、魔物の子じゃない?!
お母さん、どうして分かったの?
すると、りんは、すっーと優しく手を差し出す。
すると、赤ちゃんがおぎゃーと泣き出す。
おやおや、お腹すいたのだねぇ。
母乳をあげるりん。
すると、ベルゼブブは、じぃーと見つめる。
まりんが、お、お母さんに手を出したら許さないよ!
すると、指を咥える、ベルゼブブ。
おやおや、あなたもおっぱい欲しいの?
すると、コクコクとうなずく。
おいで♡
そしてベルゼブブは、りんの片方のおっぱいの乳首に吸いつく。
そして頭を撫でてあげる、りん。
どうやら、この子は、まだ赤ん坊の様だね。
それにしても、この子の親は、何処に居るのだろうね。
するとまりんが、1週間前の話しをし出す。
そっかー、
もしかしたら、退治された、魔物マリアの子かもしれないね。
そうだ!!
しばらく、私達が世話をしてあげましょう!
ええー!!
この子は、まだ赤ちゃんだからねぇ(笑)
まりんは、プクーとほっぺたを膨らます。
お母さんー!
一方、男衆達は、
お父さん、疲れたよ!!
あきが、そう言う。
すると、りくが回復魔法!
ケアル!
すると、
お、お父さん!!ありがとう!
そう言って、走り回るあき。
お父さん、また疲れた(笑)
ケアル!
おい、あき!!
体力温存は、基礎中の基礎だぞ。
ごめんなさい。
そして、りく達は、
急な山道を登ったり、
大きな龍の巣で卵を盗んだりして、
食料を必死に集める、りく達。
さぁ、今日は、ここまで!
お家へ帰るぞー!!
ピューと口笛を吹くと、白龍達が集まって来る。
さぁーて、
ガチャ、扉を開ける、りく。
あぁぁぁ!!
デブゼブブ!!
違う!!
俺様の名前は、ベルゼブブだ!
お前、バカなのか?
すると、あきが、
ぬぁーと飛びかかる。
すると、ストップ!!!
りんがそう言う。
その子は、まだ赤ちゃん。
優しくしてあげなさい!
でも、、、、
優しくしてあげて♡
すると、ベルゼブブは、またりんからおっぱいをもらう。
プシュー!と頭から湯気をあげる、あき(笑)
すると、冷静になったあきが、
お前、赤ん坊なんだ?!
じゃ、しょうがないなぁ。
そうして、家族の一員になったベルゼブブ。