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りく君は魔物に恋する

お母さん!


赤ちゃん見せて!見せて!


おやおや、大事に抱っこしてあげるのよ。


わぁー!!


小っちゃい手(笑)


名前は、なんて言うの?


お母さん。


名前は、ねっ、


マ、リ、ナ、マリナて言うのよ。


わぁー!!


可愛い名前だね、お母さん。


オギャー、オギャー!!


おやおや、ミルクの時間かねぇ。


するとりんは、おっぱいを出し、母乳を与える。


わぁー!


美味しそうに飲んでる(笑)


コレコレ、男衆は、観たら駄目だよん。


はーい!


看護師がカーテンをシャーと閉める。


お父さん!


赤ちゃん、元気そうだったね。


そうだね。


りんは、いつまで、いつまで母乳を与え続ける。


すると、お母さんは、

赤ちゃんの背中をポンポンしながら、ゆっくり揺れ、子守り歌を歌う。


その光景は、マリア様がキリストに母乳を与えて居るかの様に。


そして、一週間後、


りんは、退院して子供達の待つ家に帰宅しました。


お母さん!!


子供達がお母さんに思いっきり抱きつく。


おやおや、甘えん坊さんですね。


だって、寂しかったんだもん。


りくは、おかえり。


優しく、挨拶。


すると、りんは、照れながら、


貴方、だだいま(笑)


そうして、とても賑やかな日常が戻って来た。


お母さん!


お母さん!


ゴキブリがいる!!


捕まえなさい、今晩のご馳走よ(笑)


魔物界のゴキブリは、とても大きく。


一匹で家族みんなのお腹を満たす事が出来る。


それぐらい大きい。


そして、美味しい(笑)


カサカサ!!


すると、まりんが中級魔法、


ファイラ!!


見事命中!


あっ、


あっ、


あっ、真っ黒に!!


ご、ごめん(笑)


せっかくのご馳走がー!


ま、り、んー!!


ご、ごめんなさい。


あーあー。


ファイアにしとくべき、だったなぁ。


すると、


だだいま!!とりくの声。


すると、りんは、大量のゴキブリをロープで捕まえてきた(笑)


まだ、生きてる。


カサカサ、カサカサと足を動かしてる。


貴方ー!!


そう言って、抱きつく、りん。


チュー、チューと何度もキスをする。


おいおい、子供達が見てるぞ(笑)


みんなで大笑い!


さぁ、今晩は、ご馳走だぞー!!


すると、りんがゴキブリにトドメを刺す。


ぐさっと。


子供達があああー、可哀想。


可哀想?


りんが、キランと目を輝かせながら、包丁を子供達に見せる。


鬼婆だー!!


逃げる子供達。


待てー!!


良い子は真似しない様に(笑)


さぁ、


ご飯よ!


テーブルの上にゴキブリの丸焼き。


うまい、うまい。


やっぱ、お母さんの料理は、最高だよ。


もぐもぐ。


その間、お母さんは、マリナに母乳を与える。


マリナ!!


大きくなるんだぞー!とりく。


すると、まりんがお母さんも食べて。


すると、


あーん!!と口を開けるりん。


もぐもぐ。


うん!


美味しいよ。


ありがとうねっ、まりん(笑)


すると、はるとあきも、


お母さん!!


あーーん!


おやおや、優しい子達だねぇー。


りくがこう言う。


マリナの世話は、家族分担だなぁ。


じゃ、貴方、オムツ替えて(笑)


◯んち、みたい(笑)


うがぁー!!


家族みんなで笑う。


笑う。


翌朝、


りくは、準備運動をして、白龍に乗り、再び獲物の捕獲に行く。


そうだ、今日から子供達も一緒に狩りに連れて行くぞー!


りん!!


りんにそう伝える。


すると大丈夫?


りんは、心配そうに、りくに話しかける。


するとりくは、子供達が活躍した事について話す。


へぇー、そんなに役に立ったんだ(笑)


頼りになるー(笑)


じゃ、男組と女組で分かれよう。


まりん、お母さんとマリナを頼んだぞ!!


了解です。


頼りにしてるぞっ!


まりんの頭を撫で回す。


じゃ、行ってくる。


お母さん、行ってくるね!

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