表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
文芸部たちの世界を救う物語?  作者: 一華牡丹
1/1

第1話 僕の日常

どうも、ボタンです。

こんな日常の話を書いてみたくなったので、書き始めました。

拙い文ですがどうか、よろしくお願いします。

窓から涼し気な風が吹きカーテンを揺らす。

心地の良い風を受けながら、僕はパラりと小説のページをめくる。

今、教室では僕一人だ。

外からは、元気のいい運動部の掛け声が聞こえてくる。


僕はこの時間が好きだ。

完全に静かでは無くて、外から聞こえる元気な掛け声とか、他の教室とか廊下から聞こえてくる少しの声。

それでいて、教室には僕しかいない。

この雰囲気とかがいいものなのだ。


今日はこの小説を読んだら帰ろうかと思う。

この自由に帰れるところもポイントが高い。


落ち着いた気分で小説のページを捲っていく。


そんな中で、遠くの方で足音が聞こえてくる。

外からのものではなく、廊下を全力で走っている音だ。

僕はこの音をよく聞く。てか、ほぼ毎日聞いている。


「・・・・・・」


はぁ、とため息をつき小説に栞を挟む。

その間にも、その足音は近づいてくるのだ。


そして、扉が勢いよく開かれた。


「やぁ!空くん元気?私は元気だよ!」


息を切らしながら、ここまで大きな声を出さなくてもいいのでは?と思うほどの声で挨拶をしてくる女子生徒。

この声と勢いで彼女が元気な事は明白なのに、元気と言ってしまう少し変なところがある。


「あの、扉は静かにゆっくりと丁寧に開けてください。壊れます」

「ああ、それはすまなかった」

「僕は前にも注意しましたからね。気をつけてくださいよ」


そして、残念な事にこの人は僕のひとつ上の先輩だ。

いやもう、ほんとに残念だ。


「・・・君、なんか変な事考えてない?」

「考えてませんよ。美琴さんが先輩で残念だと思っただけです」

「それは失礼な事を考えていたね!?」

「残念な事は事実なので受け入れてください」

「無理だね!私はそんな事実は認めない!」


こんな感じの先輩で、こんな感じの関係だ。


「まぁ、そんな事はいいや!部活!今日も部活を始めるよ!」


それが結構気に入っていたりする。

落ち着いた気分もいいが、こんな感じのうるさくノリのいいのもまた悪くないとは思っている。

ああでも、残念とは思っているよ?


これが僕の日常だ。

学校で学ぶことを終えた放課後の時間。僕は部活動へと訪れる。

部室に入り、窓を開けて椅子に座って本を読む。


ここは文芸部。

これは僕たち文芸部員達で送る物語。

ふざけた日常会話をして、ふざけた物語を紡ぎ出す。そんなものだ。



こんな感じの物語。

どうかよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ