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3話 街に行く


ユキを抱きながら森を進み街にたどり着けるのかと考えていた


「ユキ、街に行くにはどっちに行ったらいいかな?」

考えながら歩いていた為、ユキに話しかけていた

するとユキは腕のなかで「クー」っと鳴きもぞもぞと動き出した

腕の中から降りたいのかなと思っていると、羽を広げそのまま空に

羽ばたいていった。


なにをしているのかなとみていると上空で旋回してまた戻ってきて

肩の上に乗ると短い前足で左の方を指しながら「クークー」鳴き始めた


もしかして街のある方を見に行ってくれたのかなと思い


「ユキ、あっちに街があるのか」

と聞いてみると、うなずくように鳴いてきた


もしかしたら人の言葉が分かるのかなと思ったがここは異世界だ

そんなこともあるかもと思い

「ユキありがとう、それじゃーあっちに進んでみるか」

といいなが頭をなででやると嬉しそうに顔も頭をすりよせてきた


それから3時間ほど森を進むと少しずつ森が開けてきて街道が

見えてきた

なんとか街に行けそうだなと思いながら少し嬉しくなって

ユキをなでながら街道を進んで行く


すると城壁みたいなのが見えて門に人が並んでいるのが見えてくる

中に入るのなにかあるのだと思いその列に並んだ


前の人が街のなかに入っていき、俺の番になったので門番の前に

進んで行くと門番が


「身分証をだしてくれ」


一瞬固まり困っていると


「どこの田舎から来たんだ、身分証がないのか? なにしにこの街に来た?」


と言われたのですぐにテンプレを思い出し


「田舎の村から仕事を探しに来たので身分証を持ってません」

と答えると


「なんだ冒険者にでもなりに来たのか、身分証がなければ通行料は銀貨1枚と

その従魔ドラゴンの分が銀貨1枚だな、身分証と従魔の登録は冒険者ギルドで

できるから早めにやるんだな」


そこで従魔の後との言葉に驚いて


「この子はドラゴンなんですか」と聞いてみる


「なんだにいちゃん、ドラゴンとしならいで連れてきていたのか、従魔ではないのか」


そこで俺は正直に「森の中でゴブリン襲われているところを助けてたら、なんか

懐いてしまって、連れてきてしまいまし、なんかまずかったですかね?」


「別に問題はないぞ、そのドラゴンもにいちゃんに懐いているみたいだしな

でも街でなにか問題を起こしたら、にいちゃんの責任になるからちゃんと

見てるんだぞ」


そういわれてアイテムボックスから銀貨2枚を門番に渡すと


「にいちゃんアイテムボックス持っているのか、羨ましいね。後これ従魔の証だ」

と赤い布切れを渡してきた


「これを見えるところに着けて従魔と分かるようにしとけ」


といわれたのでユキの首に赤い布をスカーフみたいに巻いて門番にお礼をいいながら

街の中に入って行った


街の中を歩きながらユキに「ユキはドラゴンだったのかびっくりしたぞ」と言うと


知らなかったのかと不満げに頭でこづいてきたので「ごめん、ごめん」と謝りながら

頭を撫でてやると少し機嫌は直ったみたいだった


さてまずは何をしようかと考えていると空は赤く夕方になっているのに気づき

宿屋を探すことにした


しばらく歩くと宿屋らしき所を見つけたので中に入ってみると、カウンターに

いる恰幅のいい女性が


「お客さん泊りかい」と聞いてきたので宿屋だったことに安心して


「泊まりたいんですけどいくらですか」と聞くと


「一泊銀貨1枚で食事は朝夕付きだよ、従魔の食事は別料金で銅貨2枚だね」


「とりあえず3泊お願いします」と言って銀貨3枚と銅貨6枚を渡す


「部屋は二階の3号室だよ、食事はどうする」といいながらカギを渡され


「食事はいまからでもできますか」


「ちょっと座って待っといて、今用意するから」と奥の方入って行った


席に座りユキをテーブルの上にのせて待っていると女性が食事を持ってきた


持ってきた食事はパンとスープとなにか肉を焼いたものだった

これが異世界の食事なんだなと感慨に浸りながら食べていたがあまり

おいしいものではなかったが、ユキはお腹が空いていたのかガツガツと

器に頭を突っ込んで食べていた


食事を終わったユキを見てみると口の周りが汚れていたので、拭いてやると

満足しんたのか「クー」と鳴いて丸くなってしまった


さてどうしたものかと思ったが外を見ると暗くなっていたので、冒険者

ギルドは明日にするかと思い、ユキを抱き上げ部屋の行った


部屋に入ると簡素な机とベットがあるだけの部屋だったが、割と掃除が

行き届いているみたいで小奇麗だった


今日は一日歩いたので疲れたのかそのままベットに入り隣にユキを下ろし

そのまま眠ってしまった









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