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プロローグ

 これは、ある武術家の息子の話……



 彼は全てにおいて、秀でていた。その理由は、実家の武術である。

 彼の実家の道場は合気道を教えているが、それはこの家本来の武術ではない。だが、今まで先代のように本当のこの一家本来の型や技を覚えられる者はいなかった。

 しかし、彼…… 大神(おおかみ)鏡はその流派を唯一使え、それを更に進化させ、真大神流を名乗っている。……周りが、



 今、鏡は高校生である。だが、家を出て、一人暮らしをしようとしている。何故そんなことをするか? それは、不思議な気配を感じ取ったから。

 本人は本気だ。極めてしまった鏡には世の理や世界の法則などを理解できる。因みに鏡は修行の一環として目隠しで生活したり、ノイズキャンセリングヘッドホンで音を遮断した状態で生活したり、両方塞いだりしていた。

よって、彼の目は千里眼よりも良く見え、その耳は宇宙空間にいても聞こえる。精神統一ももちろんやっていた ……宇宙空間で

まさしく、化け物以上である。


そんな彼は今問題のアパートに来ていた。彼が今見ているものは限りなく近い未来であった。




「ここっぽいな」


鏡は荷物を持ち、そのアパートに来ていた。彼が聞いた不動産屋の話では、色々起こるそう。

ポルターガイスト、声が聞こえる、体調不良などの不可思議現象が起き、すぐに立ち退く住民が出るのだ。

そのせいか、今はこの105号室は5000円という安さだったので中学生の鏡でも貯めた小遣いで払える。


余談だが、鏡の小遣いは一般の中学生の倍以上持っている。基本何でもできる鏡ならではの稼ぎ方だが、因みに、家族以外知らない。

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