第8話
「これからは馬車から車の時代でしょうね」「ああ、そうだな 俺もそう思う 石油の重要度が増してゆく」
「蒸気機関車などに必要な石炭も大事な動力源ですけど」
「新大陸、アメリカではドイツ系のロックフェラー家 ロツクフェラーの石油会社スタンダード・オイル社の力が大きく増しているという
銀行業も始めているから そのうち世界的な銀行家でもあるロスチャイルド家ともぶつかるかもな」
「熱心なプロテスタントのロックフェラー家」
「兄ジョン・ロックフェラー 息子は同じの名前だったか 彼が1838年に作った会社」
「弟のウイリアム・ロックフェラーが銀行でしたね」
「そうですね ロスチャイルド家もシエルという石油会社もありますから」「ああ」
「ロックフェラー家は慈善家でもあって、大学に研究施設にも力を注いでいる」
「少し冷えてきた バルコニーから中のパーテイ会場に移動するか」「はい食事、ご馳走も待ってますムッシュ」
※のちの五大財閥 ロスチャイルド家も石油会社はシエル社と同様に今日でも力をもってます
この当時の会社はアメリカの独占禁止法によりスタンダードオイル社は分割されますが
それぞれが大きく育つ事になります またアメリカの大手銀行シテイバンクの創設にもロックフェラーが関りがあります
※野口英世博士が活躍したのは ロックフェラー家の研究施設になります
※ロックフェラーセンターは複合施設で1930年にロックフェラー家(ジョン・d)が作ったもの ニューヨークの中心街のマンハッタンにあり
庭園もあり クリスマスには巨大なツリーで毎年ニュースにもなってます