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アホな私の一人言  作者: まなた
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親のせいです

これは私がまだ小さい頃のお話。



4つ上のお兄ちゃん(誕生日が私と同じ奇跡。私が狙って生まれてきたと皆には言っている)


がそれは華麗に口笛を吹いているのだ。



なんだあの音は、お兄ちゃんは楽器だった!?


よくよく聞いてみると口を使って音を鳴らしているのだとか。


それが分かれば私もやるしかないよね。


それからは練習の毎日。



毎日、毎日。



そしてとうとうその時が来たのだ。



「ぴゅー」


やった音が鳴った。私はガッツポーズをした。


しかしその時だった。



「夜に口笛吹くと蛇が出るわよ!!」


母親の容赦ない一言だった。


兄は笑っていた。


あいつ知ってたな。


いや、お前も仲間か?



その日から現在まで私は夜に口笛を吹くことはなくなった。


あの時の嬉しさはどこにいったのかしら。



ちなみにガムも膨らませることが出来ない。


母が自慢気にガムを膨らませてるのを見て真似をしようとした。


けどこれはいくら練習してもダメだった。


あの時練習しまくって飛んでいったガムの屍達…


私は諦めてないからね!!



お読みいただいてありがとうございます。ブックマークや、評価いただけるとうれしいです。

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