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仇討ち

作者: 中野達也


誰かに後をつけられている


俺は少し足を速めた。



しばらく歩いたが、まだついてきやがる。

気味が悪くなり、俺は思わず走り出した



・・・はぁはぁ。ここまでくれば大丈夫だろう


ヒザに手をつき、一瞬気を緩めたその時

物陰から誰かが飛び出した

「やっと見つけたぞ!」


それはアッという間の出来事だった。

刃物が肉をかき分けて体に入ってくる

腹が焼けるように熱い



そこで俺は目を覚ました


「ゆ、夢か・・・」


俺はキッチンに向かい、たて続けに水を二杯飲み干した。


それにしてもリアルな夢だった。少し疲れているのかもしれないな。そんな事を考えながらその日は始まった。



次の日も俺は夢を見た


昨日と全く同じ展開

ただ一つ昨日と違う事があれば俺を刺す男の顔が昨日より幾分ハッキリ見えてきた事。


気味の悪いその夢は2週間続いた。



夕日が沈み、あたりが闇に包まれる頃会社を出た俺は、うなだれて歩いていた


「また今日もあの夢を見るのだろうか」


そんな事を考えていた事もあり、向こうから歩いてきた人にぶつかってしまった


「あ、すいません」


そう言いながらあげた視線の先に映った男の顔に俺は息を飲んだ。


脳裏にこびりついたその顔


俺はその男の後をつけた



俺に気づいたのか、急に走り出した男。俺は夢中で追いかけた。



追い付いた俺は


「やっと見つけたぞ!」


と叫ぶとその男の腹に刃物を突き立てた




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― 新着の感想 ―
[一言] 不快である。 筆者自身の現実の後ろ暗い過去を書いたに過ぎず、 とてもではないが短編小説などとは呼べぬ。 私は他者の吐瀉物を喰らいたいとは思わぬ。
[一言] こういうアイデア大好きです!デジャブーの逆バージョンみたいで短かったけど楽しかったです!
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