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悪魔と騎士




 鷹津の気持ちは、美月様にはない。

 それがはっきりしたことで、あたしは美月様への後ろめたさからお会いするのを避けようとしてしまった。ほんの二三日、とあたしは自分のわがままを許してしまった。

 それがまずかった。


「アキラ、逃げないで」


 ぴりっと怒りをにじませた美月様は、あたしをじっと見た。いや、睨んだと言ってもいいのかもしれない。それだけであたしはビクリと震えた。

「ど、どしたの? 何かあった?」

「怒ってるんだから」

「え」

「篤仁先輩に謝って」

「何を?」

「ひどいこといっぱい言ったでしょう。それをちゃんと謝って! でないと、アキラが生徒会辞めたって認めないから!」


 あたしの生徒会補佐の補佐解任は、辞令をもってすでに全校生徒に知れ渡っている。いまさら許可するもしないもないのだが、美月様にこう言われては困る。というかこの状況が最悪だ。

 ここは一年B組教室内、これから朝のホームルームが始まる数分前。つまり、クラスメイトはほぼすべてそろっている状態だ。つまりみんな大注目、ということ。

「姉さん、落ち着いてよォ。なんでいきなり?」

「いきなりじゃないよ! もっと早く言いたかったのに、アキラってば学校内ではサボってばっかりで見つからないし、家ではあちこち動き回ってて落ち着きないしで、顔合わせられなかったじゃない!」


 ただ美月様から逃げ回っていたのではない。すっかりたまっていた美月様の身辺調査や風紀への説明などで忙しかったのだ。本当にこっそりと、クイズのヒントでも与えるようにではあるが、あたしは城澤に東条の父親の名前と出身地を教えてやった。あの男のことだ、はっきり言わずとも調べを進めて正解にたどり着くだろう。そしておそらく結果は東条を通じてわかるはず。

 白河宅では戸籍上の親への連絡や敬吾さんと辰巳で毎夜会議。鷹津からのお食事会は口約束では終わらず、明確な日付を伝えられた。それに対してどうのぞむか。

 おかげで美月様から逃げていられたのだけれど、焦れた彼女はついにこの場であたしを追い詰めた。


「あんなにやさしい先輩に、恩を仇で返すようなことして。わたし、今回は本気で怒ってる」

 美月様は真剣だ。

 背中に冷や汗をかきつつも、あたしはヘラっと笑った。

「ごめんなさい、怒んないでよ」

「私に謝ったって仕方ないでしょう! ほら、篤仁先輩のところいこう」

 絶対に嫌だ。

 ばっと勢いよく腕を振ってから後悔した。

 あたしの拒絶が無意識に行動に出た。ぐっと腕を引っ張られたが、鷹津の名前を出されたことで反射的にあたしは美月様の手を払ってしまったのだ。

「え?」

 美月様は茫然と口を開ける。

 そりゃそうだ、今まであたしが美月様にこうして逆らうようなことなかったものな。


「ごめんなさい! でも姉さん、勘弁してよ! ほんとにイヤなの。相性最悪なの」

 拝むようにポーズをとるが、美月様の表情は硬いままだった。

「……アキラのバカ」

「や、ごめん、バカは本当だけどさぁ」

「篤仁先輩がどれほどショックだったかわからないの!?」

 急に声を荒げた美月様に、あたしはヘラヘラ笑いを切り替えた。美月様の大きな瞳には興奮のためかうっすら涙の膜が張っている。

「あのとき、アキラが悪口いっぱい言ったから、篤仁先輩顔真っ青にしてたんだよ!」

「真っ青? 鷹津が? 嘘でしょう」

 そう言ったとたん、美月様の目にもはや隠しきれない涙がにじんだ。

「嘘じゃないもん! ひどい、アキラ、疑うの!?」

「えっ、違うよ、そうじゃないよ! ごめんなさいっ、違うよ姉さん!」


 そんな繊細な男だろうか。しかし美月様が嘘をいうとは思えない。何かあのあとにあったのだろうか。雀野からは着信が入っていたのだが、忙しさから後回しにしていたことが悔やまれる。

「とにかく、アキラがちゃんと謝るまで、許さないからね!」

 美月様はそう言い残すと、教室から走り去ってしまった。

 あとに残されたあたしは、血の気が引く思いでその後ろ姿を見送り、すぐさま雀野に電話した。


『ちょっと、今何時だと思ってるの? 無視しといていきなりなんだよ』

 教室内で声をひそめているのだろう、雀野はぼそぼそと文句を言いつつもすぐに出てくれた。

「あの変態男、何かあったの? 天使がすっごく怒ってる。あたし、怒られたことないのに!」

 この場で名前を出すわけにはいかない。だが、雀野はすぐに誰がなんのことでどうなったのかわかったらしく、ぷーっと吹き出す音が聞こえてきた。非常に腹が立ってくる。

「なに?」

『ぷっふふふふふ、やめてよ、いま僕教室なんだよ……っ! お、おなか痛い、ダメ、ちょっと待って』

 漏れ出る笑い声に、がたがたと何やら物音がまじる。どうやら教室を出て行ったらしい。

『もー、ホント君っておもしろいよね! おっかしい! あー、楽しい』

「こっちはそれどころじゃない。情報は簡潔に。時間ないでしょ、ホームルーム始まっちゃう」

『生意気。はいはい、わかったよ。まあ説明しちゃうとたいしたことじゃない。君の言う変態男は、君の捨て台詞におおいに傷ついたってだけだよ』

 あの自信家が顔青くして固まってるんだから見物だったよ、と雀野はまたひとしきり笑った。

「はぁ? じゃあ本当だったってこと? そんな心モロイの?」

『あいつの心臓は超強化ガラスより強いよ』

「ならなんで」

『……「だいっきらい」っていうのが効いたのかな』

「なにそれ」

『君の捨て台詞』

「あたしそんなこと言ったっけ」

 暴言は思いつくまま吐いたと思うが、何を言ったかまでは覚えていない。

『これだもんな! あっははははは』

「あー、もううるさい! ありがと、じゃあね」

 あたしは雀野の笑い声を聞きながら一方的に電話を切った。

 まさか、鷹津があたしの悪口程度で傷つくとは思わなかった。「だいきらい」が効いた? あいつ、どれだけ自信過剰なんだ。あれだけ人のことバカにしておいて、好かれるわけがないだろうが。

 とにかく、美月様の怒りを回避しなければ。それはあたしの身の安全にもかかわってくるのだ。

 その証拠にほら。  


 あたしは新たに冷や汗を流しながら、教室中から向けられる隠しようもない敵意に身を震わせた。




 ついに天使が悪魔を見限った。

 一年B組から発信されたその新情報は、一大ニュースとなって駆け巡った。

 何かとスキャンダラスなあたしではあるが、今回は生徒会補佐の補佐解任に継いでのことでより注目度は高かったようだ。

 いつもなら悠々と校内を闊歩するあたしだが、今日は場所を選んで歩いていた。できるだけ人通りの多いところ。目立つ場所。


 今まであたしによって虐げられてきた人間がなぜ仕返しをしてこなかったのかといえば、一重に白河美月様の力があったからだ。

 だが、今はその鉄壁の守りに崩れがある。やるなら今だ、と思う者がいてもおかしくない。

 あたしはちょうどいい具合に木陰ができるベンチに座り、辰巳のお弁当を食べていた。夏の風が心地よく、他のベンチにもちらほらと生徒が座ってランチタイムを楽しんでいる。本当は美月様のところに行きたかったのだが、あたしがA組に行った時には既に生徒会室に逃げ込まれてしまっていた。あそこは鬼門だ。決戦は今日の夜に持ち越しだ。

 ここなら見通しもいいし、人の目もある。まず問題はないだろう……と踏んでいたのだが。


 びしゃっとあたしの足元に何かが落ちる。

「ん?」

 なんだ、と弁当箱をよけてみれば、またビシャリと音がした。

「は? なに?」

 それは真っ白で濡れた塊。ちょいちょい、と足でつついてみれば、長方形で縫い目がはっきりした ―――――――――― 雑巾だ。

「……なんだこれ」

 あたしが首をかしげていると、周囲からくすっと笑い声が漏れ聞こえた。こちらをチラチラと見ながら含み笑いをしている。

 そしてさらに落ちてくる濡れ雑巾。こちらもまっさらで、未使用品であることはすぐわかった。


 あたしは頭上を見上げたが、校舎の窓が見えるだけで人影はない。

「まさか、これがイジメってやつ?」

 とりあえず、と少しだけ座る位置をずらしてあたしはお弁当をかっこんだ。いくらきれいとはいっても、お弁当の上に落ちたらたまらない。

 しかしながら、やはりお嬢様お坊ちゃまはやることが違うな。

 あたしの少ない知識では、イジメで清掃用具をぶつけるのは定番のような気がする。しかし何せここは鳳雛学園、彼女たちに用意でき、かつ実際に手でもてるのは汚れいっぱいの雑巾ではなかったのだ。


「さすがだわ……」

 妙なところで感心してしまったあたしは、雑巾を蹴飛ばしてふんぞり返った。

「ガキじゃあるまいし、ばぁっかじゃな~い?」

 さて、これでまた追撃しようと顔を出すはず。

 最初にやられっぱなしではないことを示すことが大切だ、美月様に許してもらうまで同じようなことが繰り返されるのは面倒だ。

 コテンパンに返り討ちにしてやる。それから、美月様のご機嫌取りに走らねば。あー、でも鷹津には会いたくないなぁ。美月様のことで脅されたらどうしよう……。


 あたしの気がそれた瞬間、目に飛び込んできたのは予想していた白ではなく水色だった。

「げっ!?」

 あたしの安い挑発にのってくれた嫌がらせの犯人は、狙い通り次の攻撃を仕掛けてきた。だが、それはなんと雑巾ではなくバケツ、しかも水入り。スローモーションで水滴をこぼしながら落下してくる物体に、あたしは体が固まってしまった。


「動かないで」

「へっ」


 あたしの目の前を横切ったのは、今度は黒くてしなやかに長い何か。

 聞こえたのはプラスチックの弾き飛ばされる軽い音と、ぶちまけられる水音。小さくあがる悲鳴。先ほどあたしを笑った生徒に水がかかったようだ。いい気味。

「そこの女子生徒、明らかに故意と思われるこの行為に関して弁明をしなさい」

 大きくないのに凛と響くこの声、あたしは驚きに身を固くして美しい立ち姿に見惚れてしまった。

「逃げたわね。でも顔は覚えた。風紀に報告しなければ」

 くっと不快気に寄せられた柳眉。あたしはごくりと喉をならしてからなんとか言った。

「いや~……。助かりました、雨宮先輩」

「私が守ったのは学園内での秩序よ。あなたじゃないわ」

 雨宮副会長はメガネをくいっと上げてあたしを見下ろした。




「奇遇ですねぇ、雨宮副会長もここでお昼?」

「もう済ませたわ」

「あー、そうですか……」

 ならなぜ隣に座る。

 雨宮は優雅にベンチに座り込み、腕を組んでつんとすまし顔だ。先ほどの騒ぎで生徒たちは恐れをなしてそそくさと姿を消してしまった。気まずいことこの上ない。

「何かあたしに用でも?」

 そうふってみるが、雨宮は返答どころか微動だにしない。

「あー、いや、しかしさすがですね! あれハイキックっていうの? キレイだわー」

「………」

 またもや無言。もういい、とあたしは勝手に一人で話を進める。


「雨宮副会長は警察官僚一族ですもんね! やっぱり強いんだ」

 雨宮家は日本の暴力装置の一機関を左右するような、一族郎党みな警察官というお家だ。雨宮自身、空手、剣道、柔道、一通りの武芸はたしなんでいると聞いている。

 公式記録はないものの、落下物を正確に蹴り上げたあの足、かなり実力はあるのではないだろうか。そう思ってふと雨宮の白いレースの手袋を見た。

「……あたし、教室に軍手あるよ。使用済みだけど」

「え?」

 唐突にとんだ話に、雨宮もようやく反応を示した。

「手袋、濡れてちょっと透けてる」

「………」

 今度も無言ではあったが、雨宮はこちらに顔を向けてまじまじとあたしを眺め回した。

「大丈夫よ。替えを持ってるの」

「そ。ならいいけど」

「なぜそんなことを?」

「べつにィ。乙女心ってそんなもんかなって」

「そうね」

 問いかけに答えると、雨宮はふっとこわばっていた表情をゆるめた。こんな顔、美月様の前以外で初めて見た。

「ちょっとお話してもいいかしら」

「どーぞ」

 それを待っていたんだから。


「私ね、一年中黒いストッキングはいているの」

「ふうん」

「手袋と同じ理由」

 雨宮の体はたおやかでほっそりと美しい。知性的な美貌とあいまって、これぞ理想の「お姉さま像」を作り上げている。

 しかし、本人はそう思っていないらしい。

「拳だこ、竹刀だこで手の皮は厚くてボコボコ。足の筋肉はつきすぎで筋ばってる。見せたいものじゃないわ。透けて見えた?」

「ううん。大丈夫、手の甲の部分だけだから」

「なら、察しがいいのね」

 肩をすくめたあたしに、雨宮はまたクスリとほほ笑んだ。


「でもね、私はこれを厭っているわけではないの。むしろ誇りに思うわ」

「そりゃあれだけのことができるならね。副会長、さっきまるで王子様みたいだったよ。いや、お姫様のピンチにかけつけるナイトかな」

 おどけてみせると、雨宮は今度ははっきりと笑い声をあげた。

「なんてこと……。まさか、あなたから言われるなんて」

 おかしい、と口を押えて笑っている。まるで憑き物でも落ちたようなその態度に、あたしは彼女の正気を疑ってしまう。

「どしたの? あたし変なこと言った?」

「いいえ。褒め言葉よ。私ね、そうなりたかったの」

「え?」

「お姫様を守る騎士。小さいころからずっと憧れていた存在」


「警察官僚一家であるウチは、正義の味方がいっぱいいるように見えた。絵本を読んでいても、心惹かれるのは強い勇者や騎士や王子様。私も強くなりたかった。いつか現れるお姫様を守るために」

「……そのお姫様が美月姉さん?」

「そう! 純粋で愛らしくてか弱くて。一目でわかった、まさに理想のお姫様よ。長年の鍛錬が報われるって思った。彼女のために力を行使したくなった」

 雨宮はたんたんと言うが、これはあたしに聞かせるためではなく、自己と向き合う行為なのではないか。


 言葉少なではあるが、推測する限り彼女は一種のヒロイックシンドローム、英雄症候群だ。

 字面の通り強い英雄願望からくる空回り。自己顕示欲の対象は一般大衆ではなく美月様一人になっていたようではあるが、症状は似たようなものだ。

 

「私は騎士になりたかった。美月さんを守りたかった。でも、そのためには必要なものがもう一つあった」

 その言葉にピンとくる。あたしは唇をゆがませて笑った。

「それがあたしってワケだ」

「そう。お姫様を害する明確な敵」

 あたしは小さく嘆息した。

 こう美しく微笑まれては何も言えない。

 幼いころの雨宮の描いた妄想は、高校三年生になったとき思いがけない形で役者がそろってしまったということだ。勝手に配役されたあたしたちにはいい迷惑だが、これで雨宮が美月様に執着する理由がわかった。

 箱入りで育てられている令嬢は多くいれど、美月様ほど天然純粋培養な娘はそういないだろう。それは本人の気質に大きく関わっている。実際、美月様に「僕が君を守る!」と宣言してきた愚か者は少なくない。 


 雨宮は恥ずかしげに続けた。

「きっと初瀬くんも似たような心境だと思うわよ」

「初瀬も?」

「彼、お花やっているでしょう。あなたは?」

「経験あるように見える?」

「愚問だったわ。アレってね、けっこう無茶するのよ。くきがポッキリ折れるギリギリまで力を加えたり、葉を棒で丸めて曲線を作ったりするの」

「へえ。切ってちぎって刺すだけじゃないんだ」

「自然のものに手を加えて、さまざまな手法でより一層美しく完成させる。一つの世界を創り上げる。そう言ってたわ。美月さんは初瀬君にとって最高の素材なんじゃないかしら。あなたは邪魔な枝ぶり、とがった葉っぱ、というところかしら」

「まったくどいつもこいつも人をなんだと思ってるんだか」


 だらしなく足を投げ出してしみじみと言ってみる。しかし、今日ばかりは雨宮は怒らなかった。

「この前あなたに陰険オニババって言われてショックだったわ。だからちょっと自分を省みてみたの。あなたを美月さんに害成す悪魔としてしか見ていなかった。まあ、たしかに? ほんのわずかに? 言いすぎたかもしれないって、思って……」


 なんと、あたしの暴言が鷹津だけでなく雨宮にまで影響を与えていたとは。

 少なくともこちらはいいほうに転んだ。ヒロイックシンドロームに陥っていたことに気づき、憎いはずのあたしのところまでわざわざ来てくれたというのだから。

「でも、あなた」

 しおらしい態度から一転し、雨宮はツンとまた顎をそらした。

「そう思われても仕方のないような言動がいけないのよ。あなたの普段の行いのせいだわ。私たちがあなたを目の敵にするような状況を作り出している一因よ」

「へーへー!」

「そういうのがよくないって言ってるのよ! だから美月さんに近づけたくないの!」

「でも姉さんだもーん」

「ああ、腹立たしいっ!」

 告白と心の整理ができたためか、ヒステリックにあたしを睨みつける視線の強さはすっかり元通りだ。


「いいこと。私はあなたを認めたわけじゃない。これは謝罪でもない。宣戦布告よ。私が美月さんを守ろうとする意志に変わりはない。もしあなたが美月さんを傷つけるようなら容赦しないわ」

「わかった」

 ここは神妙にうなずいておこう。

「ただ、私はもっと大きな敵に立ち向かう必要があるかもしれない。そうなったときあなたなんて相手にしていられないんだから、せいぜいおとなしくしていてちょうだい」

「大きな敵?」

 それは聞き捨てならない、とあたしが問い返すと、雨宮は指をバキバキと鳴らしながら言った。


「鷹津君に決まっているでしょう」




今さらながら、あけましておめでとうございます。

カメ以下の速度ではありますが、完結にむけて走っていきますのでよろしくお願いいたします。


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