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悪魔と鋼の男の歪み




 さて、と城澤はボードとボールペンを持つと、一つ一つ声に出しながら確認をしていく。

「髪の色は地毛だと聞いている。根本の色も同じだからいいだろう。髪もしばっているし、ゴムも問題ない。しいて言うなら耳の横にたれている房もまとめるべきだ。薄付きではあるが、化粧をしているな? 身だしなみにしても学生がすべきではない。ブラウスも第一ボタンまできっちりとめなさい。校章バッジはどうした」

「あー、忘れた」

「きちんと常につけなさい。それからスカート丈は……」

「わかったわかった、ストップ!」


 どこまでも続きそうな城澤の説教に、あたしは大きく手を広げ、降参のポーズをとった。

「要点だけでいいよ、もうあきらめた。あたしは罰則何したらいいの?」

「反省点はきちんと聞くべきだ。そうすれば君のことだ、次回は改善してくるんだろう」

「さーね。で、また反省文書けって?」

「ああ。五枚と一週間の奉仕活動だな」

 さらっと言ってくれるものだ。あたしは下品に舌うちをした。それを城澤が目線だけで咎めてくる。

「まだ検査は終わっていない。……むしろ、これからが本番だ」

「え?」

 あたしが眉をひそめると、城澤はあたしの薄いカバンをさっと取り上げた。

「中を確認させてもらってもいいか」

「ええー!?」

 それはちょっと困る。勉強道具など一切入っていないカバンには、かわりに報告用手帳と情報たっぷりのスマートフォンやら何やらのあたしの秘密道具が入っている。一見しただけでは詳細はわからないはずだが、堂々と見せたいものではない。

「全員がやっていることだ、我慢してほしい」

「……ハズカシいから、あんまりじろじろ見ないでよ」

「わかった。本来なら女性の担当者がやることだ、君が自分から見せてくれればいい」

 城澤はカバンをあたしに返し、テーブルの上に中身を出すように命じた。


 あまり抵抗するのも得策ではない。あたしはしぶしぶと、だが素直にカバンの中のものを並べて行った。

「手帳とー、筆箱とー、化粧ポーチにー、ハンカチでしょ。スマートフォン、財布。こんなもんかな」

 何しに学校に来ているのか、と呆れられることを覚悟していたのだが、城澤はこちらが驚くほど真剣なまなざしをテーブルの上に向けていた。

「ポーチの中は。ポケットの中もだ」

「そこまで見るのォ?」

「頼む」

 あたしはいぶかしみながらも、ポーチの中身を取り出した。なんてことはない、コンパクトにマスカラ、リップといった化粧品に、いつもの棒付飴が三本。それだけだ。

 空のカバンとひっくり返したポケットを確認した城澤はハッキリとわかるほど肩の力を抜いた。眉間のしわも減っている。

 その様子に、あたしはぴりっと心が痛むのを感じた。


 普通の先輩後輩みたいな関係がもてたら、なんて理想は持っていない。それに似た体験ができてちょっと、ほんのちょっとうれしかっただけ。

 勘違いしないでね、あたし。


 胸の内で呪文を唱えたあたしは、意地悪げに口元をまげて笑って見せた。

「満足した?」

「……ああ」

 あたしは生徒会室での定位置であるソファにどっかりと座った。風紀のソファは少しばかり固いようだ。生徒会のあの無駄にやわらかいクッション性よりは慣れた感触だ。


 今回のこの検査は確かにあたしのために行われたのだろう。しかし職権乱用などではない。城澤は風紀としての職務を全うしている。

 あたしはこの場で、検査の結果如何では即刻糾弾されるところだったのだ。

「で、どんな疑いがかかってたのか教えてくれんの?」

「先日、風紀に投書が届いた。写真付きでな」

 城澤は自分のデスクからファイルを取り出し、開いた状態であたしに差し出した。白河アキラが鳳雛学園にふさわしい生徒ではない、即刻生徒会をやめさせるべきである、といった内容のことがびっしりとタイプされた紙がはさまっていた。

 隣のページには少しピントがずれているが、十分にあたしであることはわかる写真が二枚。窓枠にもたれたけだるげなあたしが口元にナニカをくわえているところと、指ではさんだナニカを顔から離して息をついているところ。

「これと同等の投書が複数ある。風紀としては事実確認をする必要があった」


 はっきりと口にしない城澤に、あたしは彼の内心をかわりに言ってあげた。

「風紀委員長はあたしがタバコ吸ってるって思ったんだ」

「そういう指摘があった、というだけだ」

 ウソばっかり、わざとらしく目線そらして気まずそうな顔をして。だからあたしもわざとらしく大きなため息をついた。

「なぁ~んだ! 会いたがってくれてたんじゃないんだ~。こォ~んなひどい疑いかけられてたんだ~! しかも逃げられないように全校生徒一斉抜き打ち検査やるほど真剣に!」

 城澤もこの皮肉に黙り込む。


 ところで、風紀も盤石ではないらしい。城澤のもくろみはあんまり役立たない柴犬松島くんの手により、風紀の内側から瓦解している。

「残念だったね、委員長! あたしタバコはきらいなの。くさいし、体に悪いっていうし」

 悪ぶるのにはいいかもしれないが、美月様に副流煙という害を与えるわけにはいかない。もとは愛煙家であった当主様も美月様の誕生を機にきっぱりやめているので、白河家は完全禁煙だ。

「君がタバコを吸っているなんて思っていない」

 またウソ。

 あたしはじわじわと湧き上がる苛立ちに、つい言葉を重ねてしまう。

「そお? じゃあなんでこんなところ呼び出したの。みんなの前で持ってないって証明させてくれればいいのに」

「それは……」

「大丈夫だよ、吸ってないし持ってないから。この分厚い手帳の中身くりぬいて隠し持つ、なんてミステリーっぽいこともやってない。ほら、匂いもしないよ?」


 あたしは城澤の制服の詰襟部分をひっつかみ、ぐいっと下に引き寄せた。

 間近にせまる凛々しい顔。あたしは鼻先がくっつくくらいの距離でささやいた。

「疑ってたんでしょ」

「違う」

「違わない」

「違う!」

 認めようとしないウソつきを突き離し、あたしはカバンに荷物を戻し始めた。

「ねぇ、もう行っていいよね」


 おかしいな。

 あたしは自分の不調を感じ取っていた。

 疑われるのは当然、嫌われるのも当然だ。

 それなのにあたしは今、なんだかむず痒いような痛痒いような違和感を覚えている。胸がざわついて気持ちが悪い。

 乱暴にカバンに手を突っ込んでいると、横からそれを邪魔する大きな手があった。

「触らないでくれない?」

「話を聞け」

「満足したって言ったじゃん。あたしココ嫌いなの」

「そんなに生徒会がいいのか」

「はぁ? ……ああ、そうだね、風紀よりはマシかもね。姉さんもいるし会長様や副会長様たちもいるし、居心地いいの。だからそんな誹謗中傷受けても辞める気しないの。あーあ、会長様だったらあんな怪しい紙一枚であたしのこと疑ったりしないのにィ」

 なんだ、これは。拗ねている子どもみたいだな。

 辞める気まんまんのくせして、とあたしを笑うあたしが心の中にいる。でも、なぜか止まらなかった。


「いたいっ!」

 思わず漏れた自分の悲鳴に、あたしはビクリと肩を震わせた。

 あたしの右手首をつかむ城澤の手に、急に力がこめられたのだ。

「痛いよ、離して」

 努めて冷静に言ったつもりだが、それがはたして成功しているかどうか。

「いやだってば!」

 振り回してほどこうとしても、あたしの腕は城澤が捕まえた位置からまったく動かない。そういえば、こいつは東条並の体格の良さだった。

「風紀が人畜無害の女生徒にこんな乱暴していいの!?」

 そう叫ぶと、城澤は今までに見せたことのない表情を浮かべた。ひどく冷えた鋼が、熱ではない強力な力でむりやり歪まされたような、嫌な顔。

「人畜無害? 笑わせるな」

「うるさい! 離せ!」

 城澤は暴れようとするあたしの腕を背中にひねりあげ、上体をテーブルに押し付けた。

「うるさいのはお前だ。少し静かにしよう。話をしよう」

「いったぁ……。話すことなんかあるもんか。これ以上何かするなら、こちらにだって考えがある。ここがお前のテリトリーだからってなんでも通ると思うなよ」


 急変した城澤の態度に少しばかり震えるが、あたしは目でカバンの中のスマートフォンとかろうじて動く左腕の距離を測っていた。

 何のつもりか知らないが、今の城澤はあたしといっしょでちょっとおかしい。今すぐここから離れるべきだ。

 出入り口は城澤の背にある、スキをついてスマートフォンだけ取って反省部屋に逃げ込むか。いや、あそこは中から鍵がかけられない。ならばデスクを間にはさんで少しでも距離をとるべきか。視界に入れておいて逃げ回れば、少しくらいは間が持つだろう。助けを求めるなら姉さんか雀野しかいない。幸い履歴から雀野の番号はすぐ呼び出せるはずだ。自分だけでどうにかすることができないのが情けないが、そんなことに構っていられない。よし、そうと決まれば――――――。

 あたしが必死に頭を回転させていると、ぱんぱん! と誰かが両手を打ち鳴らした。


「そこまでにしてください! もー、落ち着くのは隆俊さんですよ! 何やってるんですか。白河さん、ごめんね。でも話聞いてくれる?」

 ひょこっと反省部屋から顔をのぞかせたのは、松島だった。




「最悪最悪最悪!!」

「すまない、本当に悪かった」

「暴力男、最低男、変態男!」

「申し訳ない、許してくれ」

「ちょーっと僕も弁解できないですね。アレはない。マジでないです」

 松島のおかげで一気に気が抜けた風紀室で、あたしは赤くなってしまった腕を冷やしてもらっていた。ビニール袋に入れた氷をタオルでつつみ、優しく腕にあててくれる松島はかいがいしい。


「っていうか、なんでアンタもっと早く出てこなかったの!? なんであそこにいたの!?」

「や、僕は保険っていうか。できるだけおひとりで解決したいだろうなあっていう心遣いだったんだけど、完全に裏目に出たねー」

「……伊知郎も、すまなかった」

「はいはい」

 松島は肩をすくめて笑った。

 改めてソファに座りなおしたあたしたちは、松島を介して『冷静な話し合い』をようやく始めることができた。

「ごめんね、白河さん。委員長は本当に君のこと疑ってたんじゃないんだよ」

「どーだか。じゃ、何の理由で?」

「うん。検査にかこつけて話し合いがしたかったんだ。言いたいことは前と同じ。君は即刻生徒会を辞めるべきだ」

「理由は」

「もう見せただろ。あんな写真が広まるのは学園内の風紀にも、君のためにも、白河家のためにもよくない」

 松島の率直な物言いに、いつもの調子が戻ってきた。にやぁっとあたしの唇が弧を描く。


「あんな写真? 笑える。アレはむしろ、あたしがうまくやってることの証拠みたいなもんじゃない」

 ぴく、と松島と城澤の左の眉が器用にあがった。そっくりの仕草だ。

「どういうことかな」

「そっちこそわかってるんでしょ? 解像度少し上げれば、あの写真に写っているのはあたしで、くわえているのは棒付飴で、あそこは職員室隣の印刷室だってことがす~ぐわかる。そんなお粗末な偽証拠写真であたしのことハメようとしたってことでしょ。逆にいえば、あんなもんしか用意できなかったってことだ」

 それだけあたしはボロを出さずに生徒会補佐の補佐という役目を果たしている。

 生活委員会の連中はあせっているはずだ。だから偽物とすぐばれるようなものでも使うしかなかった。

「褒めてほしいくらいだよね。今回の件は悪いのはあからさまに向こうでしょ」

「けど、なにぶん相手が学園の悪魔白河アキラだからねぇ。今回は一斉検査をした挙句のシロってことでなんとかやり過ごそうとしてるけど、もしこういった写真や噂が広まれば君の生徒会排除の要望は学園の総意になるだろうね。せっかく君の評判があがってきているのに、偽の証拠写真のせいですべてパァ。委員長はそれを心配してるんだ」

「心配?」

 あたしが首をかしげると、松島は当然だ、と肩をすくめた。

「言ったろ? この人、君の更正を目指してるんだよ。でも匿名とはいえ生徒からの申し立てがあった以上、風紀として調べないわけにはいかない。そして君に直接このことを伝え、できるなら問題が大きくなる前に君が生徒会から引くことで丸くおさめたい。で、今回の一斉検査に至ったんだけどね。穏便にいきたかったんだけど、すべてはこの不器用な風紀委員長のせいです」

「……伊知郎」

「異議申し立ては聞きませんよ」


 眉間のしわを深くする城澤は、前かがみになって額を抑えながらちらりとあたしを見た。

「……アキラくん、痛むか?」

「すっごい痛い」

「………申し訳ない」

 頭を下げて繰り返す城澤を見ずとも、痛みは残ってもあたしのイライラはもう消えていた。

「その、君を疑っていたんじゃない。本当だ。言い訳させてもらうなら、検査が済んでこれから君とゆっくり話ができると思ったら気がゆるんだ。なのにアキラくんは俺を信じないし、生徒会役員たちのほうがいいと言い出すものだから、つい、その、なんだ」

「焼きもちならもうちょっと可愛く妬いてくださいよ。根が真面目な分凶悪なんですよ」

「何の話だ」

 松島は呆れて半目になって息をついている。


 その様子は、まるであたしの悪さの後始末をする辰巳と通じるものがあった。

「……なんなの、委員長と松島って。風紀ってだけの関係じゃないみたいだけど」

「うん、まぁね。今でこそただの小さい会社やっててあんまり知られてないけど、もともと僕の家って武家だったんだよね」

 そう言って松島は東北のある藩の名前をあげた。

 あたしはヘコんだままの城澤に視線を移し、彼のプロフィールを思い返す。

 父親は大学教授。専門は教育学、関東生まれだが本家は東北だったはずだ。

「出身が同じ……。そういや、あの地域っていまだに藩士同士のつながり強いって聞くね」

「戊辰の辛酸忘れ難しって感じでさぁ。隆俊さんと僕の家は一番近くにいる同郷人ってことで、幼馴染でもあるんだ」

「ああ、そういうことだったんだ。……あ、もしかして前風紀委員長も……」

「勘がいいね。歴史的に見ちゃうとさ、この学園だと周囲はどうしても僕らにとっては仇敵ばっかりになったりするでしょ? だから頼る先はどうしても同藩出身の気心の知れた仲になるんだよ」

 城澤が二年生という立場で風紀委員長を務めているのも、松島が一年生にしてただ一人の風紀委員になっているのも、彼らには生まれる前からの強い信頼関係があったことが理由らしい。


「いやいやいや、ちょっと待って。なら松島、なんであたしに今日の検査のことバラしたの」

「え?」

「え、じゃないでしょ。あたしのタバコ疑惑解決が目的なら言っちゃダメじゃん! 持ってくるわけないよ! しかもあたしのこの真面目な格好見てよ、検査があるって知ってたってバレバレじゃん! ばか!」

「ああ、問題ないよ」

 松島はケロリと言った。視線を交わした城澤はあとに続ける。

「筋書きはこうだ。アキラくんは今日から心機一転、心身ともに素行改善をはかることにした。しかしそこへ偶然の一斉抜き打ち検査、厳しい検査とペナルティを課せられる。いまだ不十分だと自覚したことで生徒会補佐の補佐を辞退することを決意」

「何それ、意味不明なんだけど。……タバコは?」

「だから言っただろう。最初から持っているとは思っていない」

 きっぱりと言い切った城澤は、ようやく顔をあげてあたしを正面から見た。


「白河さんが制服整えてきたところは多くの生徒が見てるからね。さらに罰則受けてるところも見れば、白河アキラ更正計画がちゃーんと進んでるって思うでしょ。でもこれ以上は生徒会にいないほうがいい。生活委員会はエスカレートしていくよ、君だってお姉さんに迷惑かけたくないだろ?」

「あとは、明日からもアキラくんがその格好で登校してくれば問題ない」

「勝手に話進めないでよ。白河アキラ更生計画ってなに!?」

 城澤も話しているうちに立ち直ったらしく、いつもの鋼の男らしく姿勢を正してあたしの不満をはねのけた。


「もう七月に入る。夏休みが明ければ本来生徒会補佐が任命されるべき九月だ、補佐の補佐がそこで引退となったところで不自然ではない。むしろアキラくんの功績になるだろう。今の時点で辞める時期を明言すれば被害はおさまるはずだ」

 城澤の言葉は、まさにピカリとあたしの頭の中で輝いた。

「……それだ」

「ん? 何がだ」

 あたしは腕に当てていた簡易氷嚢を落としたことにも気づかず、唇に指をあてて考え込んだ。

 まったくもって正しく、鮮やかな引き際だ。

 城澤たちに言われるまでもなく辞め時を探し、ずるずると引き延ばしていたあたしだったが、それはまさにピッタリの案だった。

「いろいろ突っ込みたい点はあるけど、それ採用」

「なに?」

「おっけー、わかった。あたし辞めるわ」

「い、いいの!?」

 二人だってそれを望んでたんでしょう、とあたしが呆れて言うと、風紀凸凹コンビはぽかんと口をあけた。

「いや、まさかこんなにあっさり決めてくれるとは思わなくて……。どう交渉進めようか、いろいろ考えてたから」

「なーんか生徒会の雑務ばっかでつまんないし、会長たちはあたしにかまってくれないしィ。もっと玉の輿ルートにのれそうな展開があるかなって思ってたのにとんだ期待外れだった! だから辞めてもいいかなって」

 作っていた通りの辞める理由をべらべらと語れば、さすがは学園の悪魔と二人はそろって口を閉めなおす。

「なんなら辞めることは今回のペナルティとしてもかまわないけど」

「いや、そこはアキラくんが自主的に辞めるという意思を固めた方向でいこう。そのほうが波風がたたない。その発表については風紀も協力して……」


 こんこんこん。


 これからどうするか、という話を進める途中で、不意にノックの音がした。

「風紀が戻ってきたの?」

「いや、違う。まだ検査は済んでいないはずだ」

 松島がいち早く立ち上がって扉に近寄った。しかし、扉は松島が手をかける前にゆっくりと開いていく。




「失礼する。生徒会の者がこちらにお邪魔しているはずなので、引き取りに来た」




 そこには一部の乱れもない制服姿の鷹津篤仁が、優雅に微笑みを浮かべて立っていた。




間がずいぶん空いてしまいました……。

読んでくれる方がいることを願って。


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