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ストーンアビリティー stone ability  作者: ARUKNIGHT
STONE ABILITY
12/22

First duty

 シャモンディーにブリーフィングルーム(記者会見室)へと連れられた。そこに入ると中には二人の男と一人の女がいて、待っていたようだった。リーダーらしき黒人の男が集合をかける。皆がリーダーに近づくとリーダーが僕を指さし

「こいつは誰だ?」

 とシャムに問う。

「レインだよ。レイン=ジャック=ローレンス。」

 シャムがそういうと他の三人がお前がそうなのかなど知っているように言う。

「いや~我々はつい最近まで任務にでていたからな。気づかなかったよ。」

「写真なんて見せられてないわよね私たち。」

「写真はみせられただろ。覚えてないのか?機内で見ただろ。」

「あれはショー・メカジャックよ。」

 大悪人と僕を間違えるのか・・・

「まお前ら喧嘩するな。いや悪いなレイン君。いつもはこんなんじゃないだけど。」

 一人一人僕に手を差し伸べ握手し挨拶をする。やはり自分がリーダーだと思っていた奴はズバリ、リーダーだった。カールと名乗っていた。

「で、彼も任務に?」

 とカールさんが言うと

「そういうこと。」

 とシャムが言う。

 カールさんが話し始める。

「手短に話す。今もターゲットは逃走中だからな。いつもどうりナビがついてるから指示通りにターゲットを追いかけろ。今回はバイクだからな。乗れるかレイン?」

「はい。」

 僕がそういうと後ろから勢いよく男が入ってくる。

「いろいろって遅れました。ごめんなさ~い。」と言いながらこっちに来た男に僕は見覚えがった。

 カールさんが

「お前がいないのは解ってて先に進めてた。まぁ聞いてなくても大丈夫だ。」と言うが

 向こうはその言葉を途中で無視し、遮り、僕がここにいることに驚いて言った。

「レイン?レインじゃないか!また会えて嬉しい。お前がここ(LAIA)にいることは解ってたけど同じ第六小隊だなんて。覚えてる?チャーリーだよ。」

「覚えてます。でもNCISにいると聞きましたが」

「今じゃNCISもLAIAも一緒だよ。おもしろいことになってるだろ。」

 チャーリーは元海軍で僕の先輩だった。実力レベルが高かったもんだからNCISという部隊に所属する事になったと聞いてたからまさかここにいるとは・・・

 カールさんはロッカーから番号がついてる片方だけのイヤホンを出し机に置いた。すると皆が自分のイヤホンを取って付けている。僕はカールさんに新品のイヤホンをもらったのでそれを付ける。小さなマイクも渡された。これで通信しえるようだ。イヤホンはワイレヤスみたいでコードは繋いでいない。 さらに手錠とゴーグルを並べた。みんなゴーグルを一つ手錠をいくつかとって腰のポケットに収納する。僕も同じようにする。

  カールさんが

「行くぞ!」

 といい皆がバッと部屋を出る。

「何処へいくんだ?」

 とシャムに尋ねてみた。

「駐車場だよ。」

 と答えてくれる。僕は不安を抱きながら駐車場へと向かう。

 駐車場につき指示されたバイクに乗った。シャムもすぐ近くのバイクに乗った。

「ヘルメットを被って。」

 とシャムに言われる。白色でやけにガラスの面積が多いいが形がカクカクしていてまぁカッコいいヘルメットだった。

 ヘルメットを被ると 機会音のような音が鳴る。

 ガラスに《データー受信中》という文字が出る。

 アイア▽マンのヘルメットみたいにいろいろ表示されてる。すごすぎる。

 皆のバイクのエンジン音で我に返って皆について行った。

 このヘルメットにどんな仕組みがるのだろうと思いながら走っていると《コース設定完了》という文字がカバーガラス上に表れる。

 駐車場をでると矢印がでてきて右を指している(→)。これでナビをしてもらうということだ。

 カバーガラスの右端のほうにはマップまで乗っている。赤い点がマップ上に動いている。おそらくあれがターゲット(武装集団)を示しているのだろう。

 すごい機能だけど前が見えにくい気がする。

 シャムの後ろについて行ってると無線が入る。

【2人組みになって別々のコースで狙っていこう。今回は6人いるからちょうど3組つくれる。】

【その作戦だから私はスナイパー持ってこなくていいと言われたのね。それでも持ってきたかったけど。】

【レインに見せたかったのか。お前の愛用のジェリーくんだっけ】

【ジュリアちゃんよ。私のスナイパーをバカにしないでチャーリー】

 銃に名前を付けているのか?変わった人だな。

【マーガロもチャーリーも無線を使って喧嘩するなよ。新人がいるんだから。特にマーガロ。お前は俺に怒られるの本日二回目だぞ。】

【ごめんなさい】

【まぁいい。シャモンディーはレインと。俺はチャーリーと。】

【ってことは私はバーグレンとね。了解】

【了解】

【了解】

【了解】

「了解」

 あんまりまとまりがないが不思議とかっこいいチームだと思えた。

 皆が綺麗に道を分かれていった。

 人も車も少ない狭い道にでた。シャムは一気にスピードを上げる。

 僕もおいてかれないようにとスピードを上げる。

 イリオスさんの声が入る。

【銃撃戦となった。運良く廃墟ビルのまえで人は見当たらないが早めに応援に行ってくれ。敵も応援に向かってる可能性が多少る。】

 よく見るとマップ上の赤い点は止まっていた。それもすぐ近く。一個隣の路地に赤い点がる。

 赤い点を通り越し、奥の角で曲がり敵のいる路地に出た。敵のトラックがみえる。

 どうやら僕らはうまく回り込めたようで、敵は僕らに背を向けている。

【トラックから離れてください。レインはその場で止まって。】

 とシャムの声が入る。

【全員OKだ。】

 とカールさんの声も。

 一体なにをするのだろうかと思いながら止まってシャムを見る。彼はそのままトラックへと直進している。敵がこちらに気づき撃ってくるけどそれでも直進し続ける。

 シャムはバイクから飛び降りるが不思議とバイクはそのままの姿勢で直進し続ける。シャムはバイクを守るように援護射撃をする。何人か敵はトラックから離れていく。

 バイクが遂にトラックへと衝突し大きく上に上がり地面についたと爆発した。

 ヘルメットのおかげで爆音はそこまで大きく聞こえなかったがすごい鳥肌が立った。

 のバイクはどんな機能がついてるんだか・・

 いつのまにかシャムはこっちに来ていてヘルメットを外していた。

「今日はレインがいるからサービスだ。」

「・・これ・・・怒られ・・ないの?」

「怒られる」

 チャーリの声が入る。

【おい!確かにトラックから離れろって言われたけど何だよこれは!何使った?】

「すごいだろ。バイクを犠牲にした。」

【マジかい。給料からひかれるな。】

「それだけで済んでくれるといいんだけど」

 トラックはそこまで炎上してはいないようだった。

 シャムが黒マスクを僕に渡す。

「これ被んなきゃいけないみたい。今回の任務。君の正体がばれないようにね。」

「これじゃ強盗みたい。」

「う~んそうだね・・・次はオレンジ色をお願いするか。」

 何でオレンジなのだろう。

 シャムも黒マスクをつける。どうやら全員つけるようだ。仕方なく僕もヘルメットを外しつける。かぶったらこのマスクは鼻から下の部分 が全部なかった。特にこのマスクには良い機能はなさそうだ。

 シャムはハンドガンを取り出し僕に見せ

「あるよね?」

 と聞いてくる。

「ある。」

 と言ってハンドガンを出して見せる。

「それはなるべく使わないで。全員確保で行くから。あと能力もなるべく。ばれると危険だ。」

「了解。」

「よし、突入だ。訓練通りで。」

 ボロいビルに入る。ここはもともと何のビルだったのか中を見ても予想もつかない。

 明かりはないが、太陽の光が壊れた窓などから射し込んでいる。一階は少々戦場化していた。

 2階へ向かえと言われ僕とシャムは2階へと続く階段へと向かう。

 訓練通りの援護でシャムの後ろにつく。ボロボロの階段をシャムを先頭にして上る。

 いきなり敵が転がり落ちてきた。

「それに手錠かけて。」

 と人を物扱いにしてシャムが言う。どうやらシャムが倒した敵みたいだ。僕は『それ』に手錠をつける。2階についてマーガロとバーグレンが戦っていた。

 シャムが無線を入れて

【スモーク(煙手榴弾作戦)で行く。】

 と2階にいる味方に言う。

 僕を含めて全員がゴーグルをつける。ゴーグルのスイッチをオンにする。自分のみる世界が緑色になる。僕の石のように・・

 このゴーグルはNVD(Night vision deviceことNVD=暗視ゴーグル)で暗闇でも煙のなかでも何が何か区別がつけるようになっている。

 軍ならばごく一般の道具だ。

 シャムがスモークグレネード(着弾地点に煙幕を発生させ、近辺の視界を曇らせる手榴弾)を投げ煙をたたせる。

 敵が適当に発砲し始める。僕はしゃがんで身を潜めた。

 シャムが敵のサブマシンガンをとめ膝蹴りをし、銃を没収してその銃をいてにぶつけてダウンさせ、手錠をかける。

 一人の悲鳴が聞こえたみたいで銃声が無くなっていく。

 シャムが自分を指差し、敵を指差す。次に僕を指差しもう一人の敵を指差す。訓練でもやったし海軍の時の慣れで言いたいことは解る。

 『ぼくはこいつ。君はあいつを倒せ』ということだ。シャムが暗視モードをオフにしているのが解る。僕もオフにした。煙が消えかかってる。  さっきよりやりにくい。これはまずい。

 すぐに指示された敵に跳びかかる。

 とっくみあいになり敵のアサルトライフルを落とし蹴り飛ばす。思った以上に蹴った足が痛んだがそれを気にしている場合じゃない。

 敵に腹を殴られる。殴ってきた手をつかみ片方だけだが手錠をかける。

 あがき後ろに下がろうとする敵に足を引っ掛ける。よろけた敵に強く平手で押す。

 これは僕がブラッディーにやられた技だ。あの訓練はほぼやられるだけだったがちゃんと力になっていた。

 起き上がって来た敵の背中をチョップしたら自分の方に倒れてきて、自然といや偶然と膝蹴りが成功した。

 ブラッディーにやられてる僕の姿はこんなんなのか。手錠をしっかりかけてやる。

 周りを見るとマーガロ、バーグレン、シャムらはすでに全員倒していて僕を見ている。

 それぞれの近くに敵が倒れている。僕の近くの敵が 倒れたまま足で僕の足を引っ掛けてくる。

 予想していなかったためまんまと転ばされる。仲間に笑われる。せっかくうまくいったと思ったのに・・・

 起き上がると向かい側にまだ敵がいたのが見える。

 こちらに銃を構えて・・シャム達は僕の目線で気づいたのか後ろに振り返りながらしゃがんで近くにあるものを盾にして銃を敵に向ける。

 向こうが何発も撃ってくる。

 僕らは身を潜める。

 こんな状況のなか敵側にはノートパソコンをいじっている敵がいる。よほど重要なデーターが入っているのか。

 あいつを捕まえられるかで今後の作戦が大きく変わるだろう。

 その男はノートパソコン閉じて逃走し始める。

 シャムに

「ここは僕たちに任せて追いかけて。援護するから。」

 といわれ僕はバトルフィールドへと身を乗り出す。僕の周りに弾丸が飛んでくる。

 急に天井が崩れ落ちてくる。

 僕は無傷だった。後ろを振り返る。

 バーグレンはグッジョブ!と親指を立てていて、シャムはゴーグルをたたいて暗視モードにしろとジェスチャーする。

 狙って天井を崩したみたいだ。天井が崩れてきたため煙が立っている。

 今度はNVDをオンにして煙にみを乗り出す。標的の背中は見えないが、階段を上り、踊り場でゴーグルを取る。

 部屋では男が座ってノートパソコンにタイピングをしている。

 銃を向けて動くなといいながら部屋に入ると、入り口の陰に隠れていたもう 一人の男がサブマシンガンを振り下ろしてきた。

 それをスレスレでかわし、攻撃してきた方に銃を向ける。

 パソコン男を見てみると、パソコンからディスクを取り出しケースにしまいバックに収めて、パソコンを見捨てて再び逃走し始めた。

 この行動から見て重要なデーターはあのディスク一枚に移されたということだ。

 銃を向けてた男は構わず撃ってこようとする。

 相手が発砲する前に銃口から避け、右フックをし敵がひるむ。

 この場に敵は逃走者を抜いて一人だから能力を使っても見られないから問題にならなさそうという判断でグローブを外す。

 腰に納めたまんまだったスタンナイフを引き寄せ手に納めスイッチを入れ敵の首にてる。

 しびれて銃を落とす。もう一度強く当てる。反動でナイフが飛ぶほどだったが、すばやくかざし引き寄せ連続攻撃をする。

 敵がぐったりと倒れたと同時にシャムが部屋に入ってくる。

 シャムに

「『それ』よろしく。」

 といって手錠をかけずにパソコン男、いやディスク男を追いかける。

 建物の外側にる非常階段を使い屋上へと駆け上る。

 驚くことに、いやバカげたことに敵は屋上で体半分埋まっていた。

 屋上になのに相変わらずこのビルといったら、板になっていた。

 敵はこちらに気づいてあえいぎだした。すると完全に板が壊れ下に落ちていった。

 その穴へと近づくと穴の手前なのに落ちてしまった。僕も再び穴を作った訳だ。

 多少衝撃が背中にきた。起き上がるとそこは公園の道具が置いてる部屋だった。一体何のビルなのだろうか。

 ディスク男も再び走り始める。いろんな障害物をよけ追いかける。男はブランコのところを飛び越えようとしたが失敗しブランコに当たり転び倒れる。

 捕まえようと近づいたらブランコを蹴って僕に当てようとしてくる。

 それを飛び越えようとしたらブランコに乗ってしまう。

 男はブランコの板を引っ張り上げ僕を転ばせる。

 起き上がろうとしたらまたブランコを蹴ってくる。

 それを伏せてかわす。

 男は僕にハンドガンを向けるが片方だけグローブを付けていない僕に異変を感じたらしく、僕の右手を見る。そして言う。

「お前、ターゲットだったのか。」

 銃を隠すようにしまいまた走り出す。

 僕はやはりおたずね者だ。

 僕はまたおいかける。

 男は走りながら無線機を取り出し『ターゲット確認捕獲願う。フロア6だ。』 と呼びかける。だがその応答はない。

 捕獲・・・僕を殺すつもりはないらしい。僕を殺したらいけないのかもしれない。とりえず早いとここいつを確保しないと。

 男はジャングルジムを上りだす。

 僕もまた上ろうとしたらジャングルジムから跳び蹴りを繰り出してきた。

 それを避けジャングルジムの棒を両手でつかんで相手の顔に蹴りを届かせる。

 相手もかわしジャングルジムの中に入る。僕も中に入る。

 向こうは上の方の棒を両手でつかみこっちに両方の足をぶつけてくる。

 その足を僕は引っ張る。男の頭に棒が当たりキーンという音が鳴る。

 向こうがひるんだかと思いきや、すばやい動きで姿勢を取り戻す。

 僕に近づいてきてパンチや蹴りを連発してくる。うまくジャングルジムを利用している。

 こんなこんがらがった戦闘はとても面倒だ。まず経験した事ないしもうしようとも思わない。

 だんだん上の方に上がりついにてっぺんに着く。

 男は姿勢を低くして足払いをしてくる。それをジャンプで避けたら、ジャングルジムのためうまく着地できずスッポリ穴にはまる。

 下に落ちないように何とか手で棒をつかむ。

 上がってこようとすると、男は顔面を蹴りまくってくる。

 何とか回避し下へともぐって男の足をつかみ引っ張る。

 男はがたがた棒に当たりながら下に落ちる。

 そしてジャングルジムを抜け出しまた逃走を開始する。

 僕はジャングルジムから飛び降りまたトラッカー(追跡者)となる。

 男は建物の外の非常階段へとでると建物から建物へと移動しはしごを使って屋根上とでる。

 僕も同じようにして追いかける。シークレットのはずがとても大胆な任務になりそうな予感を携えながら進む。

 建物から建物へと移動する。遂に飛び移れる建物がなくなった。

 今まで住宅がいなどの建物続きがやっと大きな車道で遮断される。ついに追い詰めた。

 銃を向け男に近づく。男はちらちらと下を見おろす。

「もう逃げ道はない。素直につかまれば殺しもしないし痛みつけたりしない。飛び降りたいなら飛び降りろ。」

「解った。・・・飛び降りる。」

 以外な答えに驚いた。そしてこいつは本当に飛び降りた。

「おいっ!」

 と思わず声が出る。急いでどうなったか確認する。

 ディスク男はトラックが積んでいた大量の砂の上に落ちたらしく無傷でそのままトラックによって運ばれている。

 さっきから下をチラチラ見てタイミングを見計らっていたのか・・・

 もう一台同じ会社のトラックなのか大量の砂を積んでいるトラックが僕の真下へと近づいてくる。

 飛び降りるべきなのか?こんな任務やっ とことない。 よくいつは飛び降りれたなと思う。

 トラックが何故か丁度自分の真下へ止まる。

 覚悟を決めて飛び降りた。

 体全体に砂がつく。口に少々砂が入る。砂をふき取って前を見る。

 ディスク男が 前の前の車に乗っている。それとこれ(ディスク男と僕)をみて周りの通行人がどよめき始める。中には写真を撮ってる人もいる。

 これはいけない事をしたかも。

 僕が乗っているトラックのすぐ後ろにカールさんがバイクに乗ってやってきた。

「何やってる?」

「何って、追ってるんです。あいつを。」

 僕はディスク男に指を指す。

「んまぁだろうな。この状況からして。」

「あいつがきっと重要なデーターを持っていると思います。」

「よし。任せろ。とりえずトラックから降りろ。次の赤信号でだ。」

「了解。」

 カールさんはトラックの運転席の隣まで移動しトラックのドアを叩く。

 そして運転手から見える位置に移動する。運転席の窓が開いた音がする。

「すみません。あなたのトラックの後ろに人が乗ってますけど慌てないで下さい。安心してください。我々警察で・・・すぐ下ろさせます。」

 何で警察と言ったんだ?

「何っ?前のトラックじゃなくてワシのにもか?」

「はい。あなたのにもです。次の赤信号でおろさせます。」

「いやきにすんな。好きな時に降りてよいぞ。こんな出来事二度とおこらんからな。がはははは。」

「っだそうだレイン君。聞いてたか?一応早めに降りろ。」

 どんな神経してるんだこの運転手は・・

「カールさん。そんなことよりディスク男!」

「ディスク男?」

「あっっあいつの事です。」

「おぉ、はいはい。」

 赤信号になる。急にトラックが止まり前へと砂山から流される。顔をあげ見てみるとディスク男がトラックから降りている。

 僕もトラックからおりてまた追う。

 カールさんがバイクのままディスク男に近づきヘルメットを取って、ヘルメットをディスク男の後頭部に叩きつける。

 男はそのまま下に倒れる。

 そして手錠をかける。

 僕はいったい何のために飛び降りたのか・・・・?

 ふぅ~とため息をつく。

 騒ぎのなか僕の初任務はこれにて終了した。

完成に時間かかりました。


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