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【プロットタイプ】高嶺の花に放り込む

作者: 秋暁秋季
掲載日:2025/09/23

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

少女漫画読んでないのに、読んでる気分になりました。

なんなんだよ。この二人。

『ハイハイ。初めては何でもキンチョーしますよねー』

この世の中には高値の花と言う言葉がある。自分にはどうしたって届かない存在であるものを指す言葉であるが、其れは何しも人に対して当てはまるものだけではないと思っている。


久方振りの神社巡りも終盤に差し掛かり、後は帰るだけ、となった時、鏡花が愚図り始めた。

「セイロン飲むか、お汁粉食べたい」

此奴が突発的にそう言った行動に出る事は何も珍しい事ではなく、割とよくある話である。そして何の運命か、近くに甘味屋の看板を発見した。遠回しに此処に行きたいと言うことか。

そう思っていざその暖簾を潜ろうと歩みを進めようとした際、当然腕を掴まれた。

「待って待って待って待って!! そこの甘味屋行こうとしてない?」

何か問題が?

「お前今まさに、『お汁粉食べたい』とボヤいていたじゃねぇか」

「『セイロン飲みたい』とも言ったよ!!」

屁理屈をごねられて、真意が読めない。此奴は汁粉が食べたいのか、食べたくないのか。そもそもこの店に行きたいのか行きたくないのか。言動に面倒臭さを感じ、自分の気概が下がる。

「なんだよ。嫌なのか」

「いや。そうじゃない。物価高と土地柄の影響をガン無視した様なお求め易い価格だし、味は重たくない爽やかな餡子の美味しさだし、店主様もちょっとマイペースだけど凄く良い人だし、店の雰囲気も骨董品店改装したんじゃないかってぐらい最高だけど」

じゃあ逆に何処が気に入らないんだよ。量か? 店の敷地か? そこまで来ると言い掛かりだぞ。

俺の下がり続ける気分を見越してか、鏡花はおずおずと口を開く。

「居心地良すぎて帰りたくなくなる。……待って待って待って、心の準備が!!」

店先まで約五メートル。この腕に絡み付く重しを引き摺りながら、俺は歩を進める。少なくとも暖簾を潜りたくないのは決して嫌な理由ではない。それならば、大して問題は無いだろう。


「そんな事があってぇ……。うっうっうっ……心の準備も無いままに私達は暖簾を潜ったんだよぉ。瑠衣たんは私の純情を弄んで……酷いと思わない?」

「鏡花、その『初めて付き合った彼が性悪狼で、自分の純情弄ばれました』みたいな口調辞めて。店に失礼でしょう? で、瑠衣。味はどうだったの?」

「此奴の言った通りだったな」

安く、質が良く、愛想も雰囲気も良い。また機会があれば寄ると思う。ただあの柔らかな空気から抜け出すのに抵抗があったのも言うまでもなかった。

以下は恋愛のR15みたいな話が出てくるので、十五歳以下の方はご遠慮願います。

作者は責任取らないからぁ!!


これを書いている時の私の反応。

(  ˙-˙  )。

一昔前にさぁ、ケータイ小説流行っててぇ、其れにこう言った場面あったけん。

結構生々しい男女の営みに入る前の話。

『あーそうそう。こんなんこんなん。まどろっこしい。さっさと始めない?』


全てが完璧でも、中々入店出来ない店ってあるよね。

安くて、美味しくて、人の愛想も良くて、店の雰囲気も良いのに、暖簾を中々潜れない。

『前払いが気に入らないのかなー』とか関係ない事考えたり。


結局何がそんなにハードル高くさせてくるのかが分からず、何時も『(  ˙-˙  )』な顔になってしまう。


明日平日、仕事じゃん。それこそ今の鏡花みたいな心情だよぉ。

『うっうっうっ。心の準備も無いままに、仕事さ行くんだで!! 私の純情弄んで……!!』

『さっさと行けよ』という話ですね。はい。

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