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異世界伝承記  作者: メロンソーダ
王国編
10/52

港町ヴァランスでの出会い

花の町シーノルを出発した一行は順調に次の町へと向かって歩いていた。

瘴気に取り付かれていない通常の魔物が出たが、優秀な前衛のアイラが加わったことにより難なく倒すことができている。誠司は休憩や野営の合間に魔法書を何度も読み、理解を深めている。何度か発動を試みているが、中々うまくいっていない。


「うーーーむ、うまくいかないなぁ」


剣先をがっくりと地面につけて落ち込む誠司。戦闘中に意識して魔力を溜めているが、どうもうまく発動までできない。理論も魔法陣も合っているのに出てもライターの火程度しか出ないのだ。


「真由ちゃんはこっち来てから割と速攻魔法使えるようになってるよね…やっぱり聖女の素質があるからか…俺とは魔力炉の大きさの差もあるし…」


剣を収め魔法書にメモを書き始める誠司。ぶつぶつと考え事をまとめている。


「誠司、中々うまくできない焦りも充分わかるが今日中にヴァランスへ着きたいところだよ」


クラノスに声をかけられハッと顔を上げた。一度考え始めると止まらない悪い癖だ。

すでにシーノルを発って三日経過している。そろそろベッドでぐっすり眠りたい。誠司は慌てて手帳をしまうとごめんと謝り旅を再開した。

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その後一行は半日ほど歩きヴァランスへ到着した。

シーノルとは違い港町ということもあり、坂の上にある町の門のからは雄大な海が見える。神山市は内陸にあるため海がない。普段海を見ない真由と誠司はその景色を楽しんでいた。一方でクラノスは門番の騎士と少し会話をすると三人へ声をかけた。


「みんな、疲れているところすまないがこのまま詰め所へ直行しよう」


「なんだ?瘴気か?」


アイラが尋ねるとクラノスは真剣な顔をして答えた。


「今王妃と王子がこの町に滞在されているんだ。ご挨拶に行こう」


「お、王妃様と王子様‼‼?」


王妃と王子、という言葉に真由と誠司は驚きの声を響かせた。


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「き、緊張するね…お作法もう一回確認しなきゃ…」


王妃と王子が滞在している詰め所の部屋に続く廊下で真由は緊張していた。

あれから一行は慌てて詰め所へ走り急いで汚れを落とした。

イノケンティス王は横暴であったが、王妃と王子は穏やかな人物だそうだ。

それでも緊張するのである。横で誠司も服のしわがないか確認していた。


「大丈夫だよ二人共、王妃様はとてもお優しい方だから」


緊張している二人にクラノスは笑って声をかけてくれる。

そうだぞ~とアイラも賛同する。真由と誠司はコクコクと首を振っていた。


「お待ちしておりました。王妃様と王子様がお待ちです。どうぞ」


部屋の前に待機している衛兵に声をかけ、ゆっくり扉が開く。

まずは代表してクラノスが一礼して中にいる王家に挨拶をした。


「御前を失礼いたします。ブルーボ王国騎士団クラノス・ガードナーでございます。聖女様ご一行をお連れいたしました。」


さすがの作法で礼をするクラノス。アイラにほらと背中を押され二人も前に出る。目の前の王家の二人はどちらも金髪碧眼で、座っている姿勢からでも分かるほど優雅さと気品に溢れている。


「久しいですねクラノス。聖女様達を守り導いてくれていること、心から感謝いたします。」


「恐悦至極の極みでございます。エレナ王妃、ウィリアム王子。」


王妃は声まで美しく、思わず真由は見とれてしまった。

王の横暴さに心労が溜まっているのか若干表情に疲れが見えるが、それでもまるで絵画のように美しく整った顔立ちに美しい碧眼が映えている。横の王子もまだ現代で言うところの小学校高学年ぐらいの年齢ではあるようだが、幼さの中に母に似た顔立ちをしていた。

うっとりしているとアイラに軽く小突かれ慌てて我に返り膝をつく。


「お、お初にお目にかかります。この度25代目聖女を拝命いたしました横山真由と申します。せ、聖女としての務めを果たし皆様の安全と暮らしをお守りする所存でございます。」


「25代目聖女様の従者でございます篠澤誠司と申します。聖女様をお守りし益々の王国の発展と世界の安定に力添えをいたします。」


真由は緊張して少し躓いてしまった。恥ずかしく思っている横で誠司は堂々と挨拶をする。


「そう畏まらないでください。此度は我が王の一存でお二人をこの世界に招いてしまったこと、完全に訓練も用意もできないまま王都を出発させてしまったことお詫び申し上げます。」


王妃は優しく微笑んだあと夫の横暴を謝罪してきた。二人は勢いよく顔を上げいえいえいえ‼‼と首を振る。まさか王家の方が謝罪してくるなんて、ここが公の場でなくてよかったと誠司は心の底から安堵した。


「シーノル近郊の瘴気を浄化してくださったと騎士団から報告を受けています。あのまま対処できなければシーノルの民だけではなく王都まで被害にあっていたでしょう。それからアイラ、優れた武術で民たちを守ってくれていたと。皆の活躍に深い感謝を」


胸に手を当て感謝を口にする。いつの間にか跪いていたアイラもははっ!と優雅に一礼していた。元騎士団員だけあって作法も一通りできているのだ。


「良ければこの後食事を共にしませんか?王子にも色々お話を聞かせてください」


「光栄でございます。ご一緒させていただきます。」


クラノスが返すと王妃と王子は嬉しそうに微笑みすぐ夕食の用意が始まった。

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王家との食事なのでどこかレストランを貸し切りかと思ったが、そのまま詰め所の食事室で行うようだ。とは言ってもヴァランスの詰め所もどこかの大使館のようにとても立派なつくりではあるが。

用意ができるまでの間、王子と王妃の部屋からいったん退出して立ち話をしていた。


「もしかして王妃様と王子様、騎士団の詰め所にお泊りになってるの?」


「あぁそうだよ。警備費の節約で宿屋には泊まってないんだ。ここヴァランスは港町で貿易が盛んだからとても豪華な宿屋もあるんだけどね。まぁこちらにご宿泊いただいた方が騎士団もお守りしやすいからありがたいさ。」


まさか節約まで考えているとは。益々王とは違うなと誠司は感心していた。


「でも最初に行った詰め所でも思ったけど、騎士団の詰め所って豪華だよね…お屋敷とか大使館みたい」


「主要な町の詰め所はもともと貴族の屋敷であることが多いんだ。後継者がいなかったり問題を起こして爵位を返上するときに国に寄進されるんだよ。」


「王都にある詰め所の一つはガードナー家の屋敷にそのまま併設されてるよな~あれは自前で作って国に献上したんだっけか?」


驚きのアイラの発言に真由と誠司は首がもげそうなぐらい勢いよくアイラに顔を向けた。


「先々代当主が騎士団を直々に鍛えたいって言って増築したのさ。おかげで新入りのメイドはよく迷子になってるよ」


クラノスは笑いながら答える。代々騎士団長を務めている家が直々に鍛えるとあってはよほどの精鋭がそろっているのだろう、働くメイドも大変そうだと誠司は首をさすった。


「アイラは騎士団時代はどこで勤務していたの?シーノル?」


「アタシはシーノルと南西の国境のストラス、あとは王都だな。王都時代はクラノスん家の詰め所で寝泊まりしてたし毎日鍛えてたぜ…クラノスの父ちゃんマジで強くてさぁ…」


真由の質問にアイラは最後の方遠い目をして返答した。横でクラノスが苦笑している。


「はっはっは、また鍛えようかアイラ。」


前方から笑い声と共にクラノスにそっくりな大柄な男性が歩いてきた。後ろには王妃と王子がいる。


「げぇアーマルド騎士団長…‼‼‼ご、ご無沙汰してます…」


「父上!お久しゅうございます。」


「元気そうだなクラノス、立派に護衛を務めていて父はとても嬉しいぞ。真由様誠司様、ブルーボ王国騎士団長のアーマルド・ガードナーです。息子たちが大変お世話になっております。」


ガードナー兄弟がそのまま年を重ねたような風貌の当主は二人に騎士の一礼をした。


「お会いできて光栄です。アーマルド騎士団長。僕たちこそいつもクラノスさんとスクトゥムさんに助けてもらってます。本当にありがたいです。」


誠司と真由もぺこりと頭を下げる。アーマルドはにっこりと笑うとクラノスよくやったと頭をガシガシ撫でている。アイラは騎士団時代の思い出があるのか苦笑いをしていた。


「おっと失礼しました。さてさて食事にしましょうか!」


後ろで微笑ましく見つめていた王妃と王子に声をかけ、一行は食事の席に着いた。


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真由は王妃と王子との食事に緊張していたが、アーマルドやアイラが冗談を交えた会話をしてその場の空気を和ませていた。王子もよく笑っている。


「そうだ誠司様、誠司様は剣道を嗜んでおられたと聞いています。こちらの剣術と違いはありますか?」


「そうですね…剣道は命のやり取りをするようなものではなく、形や礼儀を大切にするのが多いのでこちらでは意外と通用しにくいところが多いです。」


誠司はキラキラした瞳で問いかける王子に笑って返した。

少し形について教えていると王子はとても喜んでいる様子だった。

王妃も愛おしそうに息子を見つめている。


「そういや誠司の剣技はサクラ公国と似てるし剣も取り寄せたんだってな」


「そうそう、教官に相談したらすぐ手配してくれたんだ」


「え!サクラ公国の剣ですか‼‼見てみたいです‼‼‼」


アイラの話題に王子がウキウキで食いつく。やはりこの年頃は武器に興味があるのだろうか。

高そうなスカーフがステーキのソースにつきそうなほど前のめりになっていた。


「こらこらウィリアム、服が汚れますよ」


「あっごめんなさいお母さま」


「王子は剣の稽古にとても熱心ですからな、意欲があって鍛えがいがありますよ」


「父上、あまり王子も我々と同じようにしばき…厳しくしすぎないでくださいね」


やり取りに一同はどっと笑っていた。真由も楽しくなりリラックスしていた。


「真由様は魔法の使い方はなれましたか?これでも私、浄化魔法の適性があり昔は神官を目指していた身です。何かあればお力になりますよ」


王妃がゆっくりと真由に顔を向け優雅に微笑んだ。


「えっと…前のシーノルの瘴気の時、核が壁に守られてて…中々浄化がうまくできなかったんです…攻撃魔法に浄化魔法を重ねるのもまだなれなくて…」


真由の言葉に王妃はふむ、と少し考えた。


「あくまで私の自論ですが、浄化魔法は攻撃魔法と違って体に傷をつけるものではありません。核を壊す、攻撃する、というより元の状態に戻すという意識を持った方が上手く行使できると思いますよ」


王妃の言葉に真由はハッとした。城で訓練を受けて最初の実践の時、祈りというイメージにたどり着いたのに、シーノルの時は核を破壊するという意識が勝っていたのである。


「攻撃魔法や武器に浄化魔法を重ねるのももちろん立派な戦略です。あくまで浄化魔法は攻撃力がありませんし、瘴気に侵された魔物を鎮静化する手段として活用していきましょう。」


「元の状態に戻す…そうか、瘴気を中和して正常な状態に戻すのが本来の浄化か」


横で聞いていた誠司が学びを得たように納得していた。

王妃もそんな様子に微笑んで続けた。


「攻撃魔法に重ねるときは真由様が最初に浄化魔法に対して抱いたイメージを載せるのがいいでしょう。魔法はイメージ力が大事ですからね」


「…イメージを載せる…なるほど…‼‼‼」


真由も理解できたのかぱぁっと顔が輝いた。相談してよかったですと王妃にお礼を言った。

その後も魔法について教えてもらいながら楽しい食事の時間が過ぎていった。

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「いやぁ~~~まさか団長まで同席するなんて思ってなかったぜ…」


食事後風呂に入り部屋でリラックスしていたアイラがゴロンとベッドに転がった。


「あんなにアイラが怖がるなんて、本当に訓練大変だったんだね」


「まぁ自分と民間人の命かかってるからなぁ、生半可な覚悟と鍛え方じゃあすぐ死ぬし」


覚悟、やはり命のやり取りをずっとしているアイラがいうと重みが違ってくる。

自分は覚悟はできているのだろうか、真由は今でも自信がない。

少し考えているとアイラが話題を変えてきた。


「明日も王妃様達ここに滞在するってさ。アタシらも明日もここにいるから王妃様に魔法教えてもらうといいぞ」


「え、いいのかなそんな恐れ多いこと…」


「いいんだよ!王妃様の使いの人が真由が風呂入ってる間に伝えに来てさ、王子も誠司に懐いたみたいで明日剣の稽古一緒にやるんだと。多分今も王子と誠司一緒に盛り上がってると思うぜ」


あの食事で仲良くなったようだとアイラは笑った。聞けば王子と自分たちは5歳差だという。お互い兄弟のように感じたのではないだろうか。


「そっか~~それなら明日教えてもらおう‼‼また一緒にご飯食べたいなぁ~みんなで食べるのすごい楽しいよね‼‼」


真由もウキウキでベッドに入る。アイラも安心したようにベッドに入った。


「そういや真由ってさ、あんまり飯の時積極的に会話しないよな。苦手ってわけではなさそうだけど…親うるさかったのか?」


ふとアイラがそんなことを聞いてきた。真由は自分では気づいていなかった指摘に驚いた。


「うーん…親とはごはん食べないから何か言われたことないけど…友達はおしゃべりだったし…言われてみれば私みんなの会話聞いてばっかりかも」


「悪い、もしかして親亡くなってたか…?」


アイラが気まずそうに尋ねる。真由は生きてるよ~と笑った。


「なんて言ったらいいのかな、私家族の仲よくないんだよね~お父さんは仕事か家の中で会うと文句言って来て自分の部屋籠っているし、お母さんはいつもどっか行ってるし。家族でご飯食べるなんて…ないかも。」


「…それ真由の世界では普通なのか?」


「違うよ~うちが特別変なだけ!普通は誠司君のお家みたいに家族でご飯食べたりしてるよ!」


真由は笑って答えた。アイラはこの数日で思い当たる節があった。誕生日のお祝いをしない、家族の話がない、さらに今聞いた父から罵倒され母が基本いないこと。


「…あんまり言いたくないかもだけど、真由あんまり親にその、愛されてないのか…?」


アイラはもっと言葉を選びたかったが言葉が出てこなかった。

しかし真由は傷つく様子もなく普通に答える。


「うん。親が世間体のために産んだって言ってたから。お母さんなんて瓶で殴ってくるんだよ!膝殴られたときはさすがにしばらく痛かったなぁ~一升瓶って固いよね」


あまりのことにアイラは絶句した。自身の両親はもういないが、生きている間は姉弟全員に愛情をたっぷり注いでくれた。ガードナー家もとても仲が良いことで有名だし、誠司も姉に文句を言いながらも楽しそうに話をする。戦闘なんてない世界で愛されない子供がいるのか。アイラは思わず真由を抱きしめた。


「きついこと言わせてごめんな、アタシはこんな形だけど真由に出会えてすごい嬉しいんだ、これからずっとずっと本当の家族みたいに真由のこと、いっぱい幸せにするからな」


腕の中の真由が驚いた表情で見上げてくる。段々とアイラの言葉を理解したのか、若干声を震わせて顔をうずめた。


「大丈夫だよ、おばあちゃんにおじいちゃん、伯父さん達が可愛がってくれてたから…それにアイラのことずっとお母さんみたいに思ってるもん…ありがとうアイラ…」


二人はしばらく抱き合ったままでいた。思わぬ形で育ってきた環境を知ったアイラは腕の中の少女を絶対に守って幸せにすると固く誓っていた。真由もうっかり話してしまったが、まっすぐ向き合ってくれたアイラに感謝しながら気づかれないように少しだけ泣いたのだった。

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「誠司さん‼‼‼これが〇解の形ですか…‼‼‼かっこいいですね‼‼‼」


「そうです王子、もう少し腕をこう…いやぁ様になってますよ‼‼‼」


一方で誠司は王子に変なことを教えていた。

次は他の漫画やゲームの剣のポーズをしてもらおうかと考えていた。

これも同人誌のためである。すっかり姉に毒されていた弟であった。


空気を読め誠司…なんのキャラかは想像にお任せします。

そしてついに真由の家庭環境が判明。外伝で詳しく書きます。地獄みたいになるけど…(;´・ω・)


登場人物補足

〇エレナ王妃

ブルーボ王国王妃。42歳。金髪碧眼の美しい王妃様。元々は貴族の生まれで、浄化魔法の適性があり神官を目指していた。当時の貴族の年頃の女性の中で一番魔力を持っていたため、20歳の時に無理やり嫁入りさせられた。夫である王の横暴ぶりに心を痛めており、国民への謝罪として王妃と王子の名で慈善事業や外交を積極的に行っている。今回も外交のためにしばらく不在にしていた。苦労美人。


〇ウィリアム王子

ブルーボ王国の王子。12歳。母にそっくりな容姿をしている。年相応に純粋ではしゃぐところもあるが、母を支えるために懸命に頑張っている健気な王子。剣の師はアーマルド。父である王にはいい印象もないし会話も基本成立しないため嫌っている。実は激辛大好き。誠司の影響で〇解のポーズを知った。次は某大剣使いの金髪黒服イケメンのポーズを真似したい。


〇アーマルド・ガードナー

ブルーボ王国騎士団長でガードナー家当主。家訓の通りムキムキ。王子の剣の指南役も務めている。子供たちも立派に騎士として務めを果たしているし、王子の成人を見届けてからスクトゥムに家督と団長の地位を譲って孫と団員の育成に専念しようと考えている。ただ王の暴れっぷりが心配。今回は王妃と王子の外交の護衛のため同行していた。


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