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第21話 優れた人ほど目下に質問することを恥じない
『論語』公冶長に「下問を恥じず」という言葉があります。
自分より目下の人、身分の低い人に質問することを恥に思わないという意味です。
孔子の弟子である子貢が、孔子にたずねました。
「孔圉(衛の大夫)はなぜ『文』という名をおくられたのでしょうか」
「聡明であって学を好み、後輩に教わることを恥としなかったからだよ」
目上目下にかかわらず、人に質問するのは案外勇気のいるものです。
恥ずかしいと感じることもあります。
プライドがじゃまをして聞きたくても聞けず、あとで、
「あのとき聞いておけばよかった」
と後悔することもあるでしょう。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という言葉もあります。
目的達成を第一に考え、本当に聞かなければならないときは、自分の小さなプライドはそっとしまっておいたほうがいいかもしれません。




