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さむいのはふゆのせい

作者: Who

「童話」というジャンルで書いたのは初めてでした。

楽しみながら書いたので、よかったらどうぞ。

「塔から女王を連れ出した者には褒美をとらせる……か。」

「なになに、なんの話?」


パチパチと、暖炉の火が音を立てる宿屋の、二階にある一室。

少年が、一枚の紙を手に呟いた。


「なんの、ってこの国で今話題になっているあれだよ。」

「あれ?……あー、あれね。」


椅子に座って適当な相槌を返す少女をちらりと見て。

少年は向かいの席にゆっくりと腰掛けた。


「少女、……それ絶対わかってないでしょ。」

「え!?少年くん、なんでわかったの!?」


驚いた後にえへへ、と照れ笑いする少女に、少年はため息を一つ。

お互いを少女、少年、と呼び合う彼らは、旅人。

ずっと冬が続いている国がある、と聞き興味本意でこの国に立ち寄ったのだ。


「なんでもこの国では冬が長く続いてるから、それを解決してほしいんだって。王様直々に。」

「へー、そうなんだー。私てっきり、ここはそういう国なんだと思ってたよ。」


ほわほわと、笑って答える少女に、ため息をもう一つ。

旅人である彼らは情報をしっかり集めた上で、この国にきている。

当然、彼女もこのことは知っている、はずなのだが……。


「それで、どーするの?少年くん。」

「……行くよ、もちろん。」


少年のため息を華麗にスルーし、少女は問いかける。

路銀には苦労させられるのは、旅人の常。

当然、彼らもその例に漏れないわけで。

失敗しても大丈夫なうえ、成功すれば褒美が出ると聞いては、否応もなかった。


「おっけー。冬の女王様ってどんな人か気になるもんねー。」

「え!?……うーん、いやまぁ、それも……あるけど。」

「うんうん、素直だなー、少年くんは。じゃあ私準備するから、先に下降りてて。」

「……わかった。すぐ来なよ。」

「はーい。」


バタン、とドアを閉めて下へ降りていく音を聞きながら。

少女も外へ出る準備を始める。

外は、雪。

しっかりと厚着をしないと、凍えてしまうかもしれない。



♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎



「で、今からどこに行くの?」

「とりあえず、塔まで行ってみようよ。」

「おぉ、いきなりラスボス戦だね。」


ざくざくと雪を踏みながら、街の大通りを歩く。

向かう先は、塔。

そこに女王が入ると、その女王が司る季節がこの国に訪れる、のだが。

冬の女王が塔に入ったきり、出てこなくなった。

長い間、春が来ず。

春が来ないと、作物も育たなくなってしまい、食料はいずれ底をつく。

ならばと、焦った王様が大々的に発表したのだ。

『冬の女王を外に出して、季節を巡らせた者に褒美を与える。』と。


「そもそもなんで、急に出たくなくなったんだろうね?塔の中がとっても居心地いいとか?」

「どうかな?それだと、今回だけっていうのもおかしな話だし。」

「あー、確かに。居心地いいところには皆いたいよねー。」


そんなことをしゃべりながら、塔の下までたどり着く。

塔と街はそれほど離れていない。

実際、街からはっきりと見える程だ。


「さてと、ついたはいいけど……。これ、どうしようか。」

「どうしようねー。」


たどり着いた、のはいいが。

塔に入る扉。

それが氷付けになってしまっている。


「うーん、これじゃ入れな……ん?」


入れない、と続けようとして少女が言葉を止めた。

そのまま、そろそろと氷の塊に近づいて眺め始め、


「これ、ヒビ入ってるみたい。」

「え?ほんと?」

「ほんとほんと。ほら、ここ。」


少年からは見え辛かったヒビを見つける。

少女が指差した先には、確かにしっかりとしたヒビが。


「あ、ほんとだ。これなら……。」


そう言って少年は扉の取っ手をつかんで、そのまま、えいや、と力を込める。

強引にでも氷を割り開こうというのだ。

果たして……。

ぴし……、ぴし……、と小さな音が響いた後。


バキッ!

「うわっ!」

どさっ。


氷が割れる音と、少年の驚き声と、何かが倒れこむ音。

三つの音が響いて、塔への扉が口を開く。


目をとじて力を込めていた少年は、氷が割れる瞬間を見逃してしまったのだ。

それは、扉が急に開くということで。

少年は、綺麗な大の字を地面に描いてしまった。


「お疲れ様、少年くん。さ、入ろ?」

「……。」


そんな少年を覗き込み、手を差し伸べる少女。

実際はどうかわからないが、同じ年に見える少女の顔。

その顔に「少年」と呼ばれると、なんだか下に見られているようで、少年は密かに悔しく思っているのだが、それはまた別のお話。


「よ、しょっと。」


少女の手を掴み、そこに体重をかけないように、立ち上がる。

その手を繋いだまま、二人で扉をくぐって。

今度は螺旋階段が二人の目に入ってきた。


「長いな。」

「長いねー。」


全部で5階ぐらいの高さだろうか。

塔の壁に張り付くようにして、螺旋状の階段が作られていた。

ここからは見えないが、その階段の先には部屋があるはず。

そここそが、かの女王がいる部屋だ。


「迷ってても仕方ないよ。さぁ、レッツゴー!」


元気な少女に、文字通り引っ張られるようにして、少年も登り始める。



♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎



……ミシッ、……ピシッ。


「ねぇ、少年くん。……君もしかして太った?」

「まさか。……そういう少女こそどうなのさ。」


お互いに「太ったのでは?」と、疑問を投げ合う二人。

もちろん、そんなことは二人とも分かりきっているし、お互いが急に憎くなったわけでもない。

二人がいるのは階段の終わりに近い部分。

そこから少し下の、全体から見たおよそ中央部分でそれは始まった。


「ねぇ、少年くん。この階段だけどさ、壁に突き刺さってできてるよね?」

「そうだね、段の下は何もない。」

「……落ちたりしないかな……?」


少女の、怖い気持ちを押さえ込んだかのような声に、少年は思わず足を止めてしまう。

今思えば、それがいけなかった。

少年が足を止めたので、当然、少女も足を止める。

手はまだ離れていない。


「……ここまで登って、そういうこと言うのやめない?」

「……ごめん。」


ジト目で睨む少年。

振り返って苦い表情で謝る少女。

そんな、偶然見つめ合ってしまった二人の足元で。


ピシッ……。


「ひっ……!」


狙いすましたかのように階段から聞こえる、ヒビの入る音。

耳をすませば、ぱらぱらと、なにかが溢れ落ちる音もして。

先ほどの、少女の言葉が二人の頭を回り始める。


((お、落ち……。))


「しょ、少年くん……。早く……。早く行こう!」

「う、うん。早く登ってしまおう……。」


早口で。

そう、決意した二人の少し先で。

足を踏み出そうとした、その場所で。


ミシ……。


音がした。

二人の足はまだそこに着陸していない。

つまり、なにも原因がないのに音がしたのだ。

二人は顔を見合わせる。


「……少年くん、お先にどうぞ?私は後からついていくから……ね?」

「……少女こそ。さっきまでの勢いはどうしたのさ。ボクのことは気にせず登りなよ。」


相手が行って、大丈夫な事を確認してから登ろう、という魂胆が見え見えのセリフをぶつけ合う。

二人はしばらくそうして、相手を前に行かせようとしていたが。

どちらからともなくため息をひとつ。


「しょうがない。じゃあ一緒に行こうか。」

「りょーかい。じゃあ、せーので……。」


いつまでも、そうしている訳にもいかない。

二人して足を踏み出した。


パキッ……。


当然、足元からは音がする。

するのだが、それは気にしないようにして、再び登り始めた。



♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎



階段を上りきった先。

短い廊下を進むと、ひとつの部屋がある。

もちろん、冬の女王がそこにいるはずで。

入り口の扉に、少年が手をかけて押す。


「……。」


前に思いついたのか、一度入れた力を抜いて軽く扉をノック。


コンコン。

……ガタガタガタッ。


一瞬の間をおいて、部屋の中から何かを落とした音がする。

二人が不思議に思っていると。


「誰!?一体どうやって、ここまで入ってきたの!?」


綺麗な。

そして鋭い声が、中から聞こえてくる。

誰彼を問うその言葉に、二人は顔を見合わせ。


「少年です。」

「少女でーす。」


短く答える。

その後で。


「どうやって、って。普通に入り口から階段登って……。」

「扉は氷漬けにしていたはずよ。」

「割れてましたよー。」

「うそっ!!」


信じられない事を聞いたかのような声。

小声で「あの時……。」とか「直すのを忘れてたんだわ……。」とかも聞こえてくる。

…………。

それから少し、間があって。


「こほん。ま、まぁいいわ、入りなさい。扉越しだと話しづらいでしょ。」


中に入る事を許してくれる。

その言葉に今度こそ少年は力を込め、その扉を押し開いた。

最初に目に入ったのは、少女とあまり変わらない年の女の子。

違うのは、髪。

光を反射してキラキラと輝くそれは、綺麗な銀の色。

肌も、雪を思わせるような白。

雪で出来ている、と言われても誰も疑わないような女の子がそこにはいた。

そしてその子の前。


「こたつ、だ……。」

「わー、あったかそう。」


机と布団を合体させた家具。

冬に使うとあっという間に人をだらけさせる、こたつが置いてある。

ご丁寧に、机の上にはミカンまで鎮座しており、まさしく完全防備だった。

部屋に女の子一人しかいない、ということは彼女が「冬の女王」なのだろう。


「……早くしめてくれない?」

「あ、うん。」


白い女の子に指摘されてようやく、まだ扉を閉めていない事に気がつく。

後ろを振り返って、扉を閉める。


「……寒いわね。」

「……え!?何だって?」


閉めようとして。

ほとんど聞き逃しそうな、その小さな呟きを聞いた少年は思わず聞き返してしまう。


「寒いの?冬の、女王が……?」


女の子の方も意識してなかったのか、びっくりした後、顔を赤くして一気にまくしたてた。


「何よ、悪い!?冬の女王だって寒さぐらい感じるわよ!!」

「あ、いや。悪いことはないんだけどさ。びっくりしちゃって……。」

「ほんとにねー。」


のんびりとした口調で相槌を打つのは少女。

気がつくと彼女は少年の隣を離れて、すでにこたつへと侵入を果たしている。

誰も気がつかなかった。

さっきまで唯一のこたつの主だった女の子、改め冬の女王が、さっきまでの勢いを忘れ、驚きで呆れているぐらいだ。

そんな少女の行動力に心の中でため息を一つ。

少年もようやく、扉を閉めてこたつへ向かった。



♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎



こたつの近くへ来たものの、何だか足を突っ込む気にもなれず、近くに腰を下ろした少年。

幸い、部屋全体が暖かいので、寒さに震えることはない。

そのまま女王に話しかける。

ここに来たのも、彼女に塔から出てもらうよう頼みに来たからだ。


「女王様。あなたがこの塔に入ってから、国に春が来ないそうです。季節を巡らせるため、塔から出てもらえませんか?」

「知ってるわ、そんな事。でも、絶対に嫌。これまでもたくさんの人がそう言ってきたけど、私はここから出るつもりはないから。」


とりあえず頭を下げて頼んでみたが、女王にそっぽを向かれ、断られる。

一体なぜ、と考え始めたところで。

少年はある事に気がつく。


「もしかして……。」


下げていた頭を上げて、女王の方を見やる。

女王はまだ、そっぽを向いていた。


「寒いからでたくない……なんてことは。」

「ちちち、違うわよ。そんなわけないでしょ!」


少年の言葉に、今度は恥ずかしさで顔を赤くした女王が、焦って答える。

なんともわかりやすい反応だった。

少年は、黙って女王の方を見ている。


「そんな、私が、寒さなんかに……。」


少年は黙ったまま。


「だって、私は……。」


女王の声が、だんだん小さくなっていく。

少年は黙ったまま、上を向いた。


「ここで、役割が……その……。」


そのまま小さくなって、消えていってしまう女王の声。


「よしよし。」


少女が、女王を慰めているのが聞こえてくる。

少年は上を向いたまま、息を吐いた。

大きく、長い息を。

寒いから出たくない。

それは、少女も言っていたことで。

冬の女王が見た目通り、一人の女の子である事の証明だった。



♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎



少しして。

少年が上に向けていた顔を女王の方へ向けると、女王もこちらを向いていた。

顔は赤いままだし、目の端にキラリと光るものがある気がするが。


「さて、じゃあ聞きたい事が。」

「な、なによ。」


少年の言葉に、若干詰まりながら返事をする女王。

そんな彼女を膝の上に抱えた少女は、さっきから飽きもせずに女王に抱きついている。

最初こそ気にしていた女王も、もう為されるがままだ。


「塔にこもってた理由はわかったんだけどさ、前まではどうしてたの?今までは季節を巡らせてたんだよね?」

「…………前の冬の時までは、私のお母様がここにいたの。お母様は立派な冬の女王だったわ。」

「そうなの?じゃあ、そのお母さんはどこに?」


少女が、心配そうに、女王の顔を覗き込む。


「……わからない。ある時、急にいなくなったの。」

「……そっか。」

「探しても見つからなくて。そうしたら国から偉そうな人間がたくさん来て、私をここに押し込めた。……『季節を巡らせる』ために。」

「そんな事情が……。ん?『人間』って事は君は?」

「…………ええ。私たち、季節の女王は人間ではないわ。あなたたちの言葉で言うなら、精霊、といったところかしら。私は『冬の精』という事になるかしらね。」


そこまで話して、女王は上を指差す。


「ここの上、塔のてっぺん付近にある道具に、私たち精霊の力を取り込んで、季節にしているの。それが、この国がここに女王を置く理由よ。」


そこで言葉が途切れ、女王改め、精霊はこたつのみかんを見つめる。


「嫌がる私を無理やりここに入れておいて、今更出ろなんて勝手よ!」

「…………。」

「だから、私はここから出ない。困ってる人間は自業自得なのよ。」


いままで溜まっていたものを吐き出すように、精霊は一息に言いきる。

その言葉を聞いて。

少年と少女は。


「そっか。じゃあ出なくてもいいんじゃないかな?」

「そうだねー。私もそう思う。」

「…………え?」


そんな意外なもので。

てっきりここから出るよう、説得されると思っていた精霊は。

驚きで、そんな間抜けな声しか出せなかった。


「あ、あなたたちは。私を連れ出すために、ここに来たんじゃなかったの?」

「うーん、そのつもりだったんだけど。」

「今の話を聞いちゃうとねー。」


少年の言葉を、少女が続ける。


「で、でも。食料がなくなって国の人が困ってるって、さっき……。」

「あー、それね。……冷たいって思われるかもしれないけどさ、僕らは旅人でさ。だから、そこまでこの国のために、なんて思ってない。ここに来たのも、褒美がもらえるかもしれない、と思ったからなんだ。」

「そう、なの……?」


精霊は戸惑った。

自分を追い出そうと来た人間が、あっさりと心変わりし、こちらの肩をもつようになったのだ。

彼女にとって初めての事だった。


「うん。……じゃあこの話はここまで。」

「だねー。ところで少年くん、私お腹すいちゃった……。」

「少女……。今ので、なんか色々と台無しだよ……。」


言って立ち上がろうとした少年が、少女の言葉に力を抜かれる。

それでも、少年はカバンの中を見ようと、立ち上がる。


「ねぇ。あなたたちはどうしてそんなに自由なの……?」


そこへ、今度は精霊の言葉がかかる。

その言葉に。

困ったように、少年と少女は目を合わせ。


「私たちは全然自由なんかじゃないよ。」

「強いて言えば、自由でありたいと思っている、感じかな?」

「自由で……ありたいと……。」

「うん。」

「……なら、私にもできるかしら?」


そんなつぶやきに。

少年と少女はもう一度目を合わせ。


「「できる……かもしれない。」」

「……そこは、『できる』っていうものじゃないかしら。」


曖昧に頷く。

今度は、精霊の体から力が抜けてしまった。


「残念ながら、私たちはあなたの事、まだ何にもしらないからねー。」

「でも、自由でありたいと思うなら。そうだな……、王様にでも文句言いに行ってみる?一緒に。」

「一緒に、ってあなたたちは何も……。わかった、そうやって私を連れ出すつもり?」


少年の言葉に、精霊は言葉を途中で引っ込める。

やはり、この二人も人間。

こうやって誘導する作戦だったのか、と警戒する精霊。

そんな彼女に、少年は手を振って答えた。


「違うよ。行きたいところに行くんだ、手をとって。一緒に。」


そう言って、手をこちらに伸ばしてくる。

ふと、気がつけば。

さっきまで後ろにいた少女も、少年の隣に立って、手をこちらに伸ばしている。


「「さ、行こう?」」


それを見て。

それを聞いて。

精霊は下を向く。

なぜか無性に泣きたくなってしまった。


「……っ。」


久しぶりに聞いた、「早く出ろ」以外の言葉。

久しぶりに見た、怒っていない表情。

それがとても、嬉しくて。

泣きたくても、二人にそんな顔は見せたくない。

こぼれ落ちそうになる涙を必死で押しとどめる。

なのに、なかなかおさまってくれなくて。


「っ……っ……。」


長いあいだ、精霊は下を向いていた。

少年と少女は待つ。

彼女が上を向いてくれるまで。

いつまでも、いつまでも。



♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎



ある国の近くには塔がある。

季節ごとの女王が入ることで、その国に季節を運ぶ不思議な塔が。

ある事情から冬の女王が長い間入ったきりで、ずっと冬が続いていたが。

その近くに生えた木に積もった雪が、ごそっと落ちる。

まだまだ雪が積もっているが、日差しは暖かで。

春はきっと、遠くない。

きっと。

初めましての方は初めまして。

Whoといいます。


さて、今回「童話」というジャンルは初めて触ったんですが、どうだったでしょうか。

こちらでは、この話を思いついた経緯をば。


まず、この企画を知った時に思ったことは、「童話って何?」でした。

もちろん、童話という言葉の意味は知っていましたが。

この世に数多ある作品のうち、「童話」と「そうでない物」の違いは何か考えることから始まりました。

そこで、考えついたのが。


1、絵本は童話からつくられるけど、全ての童話が絵本になるわけではない。

2、様々な受け取り方ができる。

3、結末や途中は程よくぼかしてあったり、回収しない伏線がある。


の、3つでした。

もちろん、色々な意見があると思いますが、そこはボク個人の意見ということで一つ。

ともあれ、そんな経緯でできたこの作品ですが、そこそこ綺麗にまとまったのでは、と思っています。

楽しいですね、こういう企画。

また参加できれば、と思います。


ここまでお付き合い下さり、ありがとうございます。

ではでは。

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