1-2 第一章-ダンジョン構築- 機能開放
2015/11/25 階層表記を1F→地下一階に変更
階層変更機能は削除しました。
--ゴゴゴ
洞窟を1階層分作ると水晶部屋に地鳴りが響いた。
少しすると鳴り止み、部屋の端に上り階段が出来ていた。
<<マップ機能が開放されました。>>
「おわっ、なんだ!?」
地下一階の洞窟階層にあがるとインフォメーションが鳴り響いた。
すると、洞窟階層の詳細なマップ情報が頭の中に浮かんできた。
「なるほど、各フロアの接続面の中心に通り道があって、
四方に接続されているフロアは前後左右に道がつながっているのか。」
おおよそ、把握できたので、水晶部屋に戻る。
しかし、まっすぐ一本道の先に水晶部屋への階段がある状況は簡便だ。
これでは、侵入者がまっすぐ水晶部屋に到達してしまう。
一年あるとはいえ、洞窟の一本道をなんとかしようとすると俺1人じゃ無理だな。
「スケ蔵。あの一本道をなんとかできないかな。」
「モンスターを召喚して道を作り変えさせるのが妥当ですね。
私では、崩落させることは出来ても道は作れませんので。
生産DPも稼げますし、一石二鳥です。」
さらっと、パワーアピールしてる。
最強スケルトンこええな。おい。
「やっぱそうだよね。どんなモンスターがいいんだろ。」
「そうですね。消費DPの少ないワーカーアントがいいかと。
他にも消費DPがさらに少ないマゴット系モンスターも居ますが、
コストパフォーマンスが悪いですね。
基本的に動きが遅く、脆いので掘り進んだ先で押しつぶされてしまうことが多いです。」
「それは、なんとも、、、作る意味あるのか?」
「あります。消費DP2で作れるので、元を取りやすいです。」
「なら、ワーカーアントと一緒に作るか。」
「それは出来ません。
マゴット系モンスターは、成虫になるまであらゆるモンスターの餌でしかないので、
仕事帰りのワーカーアントに見つかれば即座に殺されます。」
「成虫になるまでどれくらいかかるんだ?」
「一ヶ月かかります。
途中で、3週間ほどで繭になり、1週間ほどで成虫になりますが、
繭から出てこれるのは、100分の1ほどですね。」
残念すぎる。
おとなしくワーカーアントを作ることにしよう。
主人公
名前:太郎
性別:男
年齢:20歳
キーパーソン
名前:スケ蔵
性別:男
年齢:120歳
特徴:骨が作った最強のスケルトン
アイテム
名前:水晶
用途:DPを使用して下記を行う。
・フロアの作成・変更・削除
・罠の配置・削除
・生物の創造
・家具などのオブジェクト作成・削除
・DPで作れるものを合成・改造
DP
保持DP:90000
生産DP:12
消費DP:0