1-20 第一章-ダンジョン構築- 呪術を学ぶため
短いです。
管理者を立てるためのDPが無かったので、翌日に改めてモンスター作成を行うことにした。
翌日、生産DPを見てみると、、、
「あれ?昨日3000以上マゴットを増やしたのに、思ったより増えてない。」
「太郎様。それなのですが、穴に放り込んだマゴットの内生き残ったのは33匹でした。
日を跨ぐ前にその数になったので、それが原因です。」
共食いするって話は聞いてたけど、酷い食欲だ。
「残ったマゴットで進化したマゴットは?」
「残念ながらいませんでした。
原因は大規模すぎたせいでしょう。
死んだ3000匹ほどの内、生き残った33匹に食われたものが1匹あたり精々4~5匹。
大体5匹ほど食べると生存競争の傷で弱ってしまい死んでしまうようです。
5匹ごとに小分けに穴に入れれば解決しそうですが、
蠱毒と言えば100匹が一般的です。
マゴットは蠱毒に向かないかもしれません。」
「そうか、生き残った奴はどうなった?」
「そちらは、現在蛹になって羽化待ちです。」
「羽化したら教えて。
蠱毒の方は対象にするモンスターを考えないといけないな。」
「そうだ、スケ蔵。
スケルトンのバリエーションで知能職のスケルトンはしゃべれるのか?」
「可能です。
おそらく水晶に表示されると思いますが人語を解するものでないと、
しゃべることが出来ても太郎様と会話できません。」
「なるほど。
じゃあ、新しいモンスター作成してくるよ。」
そういって、水晶のところまで戻る。
スケルトンのバリエーションから目当てのスケルトンを選んでいく。
DPはまだ使っていないので結構ある。
よし、まとまった数が作れるな。
>スケルトンシャーマンを20体作成しました。
蠱毒と言えば呪術。
生前が呪術師なら詳しいだろう。
あとは、シャーマンたちと会話さえ出来れば問題ないんだけど。