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22のカイトウ∮挑戦記録

Ⅳ∮皇帝の権威

作者: 蒼井托都

哂っていてもいいかな


気が狂いそうなの紛らわすためにさ


倒れそうになっても


寄り掛かる誰かなんて傍に置かない



それが僕の流儀さ


それが僕の生き方さ


そんな僕を一番嘲るのもまた


僕自身なのだが



望むのは 望んだのは


手を必死に伸ばしても届くかどうか


分からないような場所で


それを掴めるのなら僕は


生命維持以上を求めるのをやめてもいいとさえ思った


僕はけして一人じゃない


でも心は独りきりにしかなれない






“玉座が牢獄にあるとしても?”


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