月経症候群~YUE~
注)ホラー初挑戦です・・・がんばります!!
さすがに春休みの時期ともなると昼前でも24時間営業のネットカフェは結構な人が入っていた。
僕と僕の彼女の本田 宮子はこれから死ぬ・・・
誰かに殺されそうだったり、病気ではなかった。
「自殺」である・・・
「最後の書き込みいれるよ」そういう宮子の指がEnterキーに置かれている。
「あぁ」そういうと宮子はEnterキーを押しその指に少しの未練があるのか押したまましばらく押しっぱなしで、押した右手の薬指を見つめていた。
画面はもう書き込み終了と出ていたが僕たちは宮子の右手薬指を見つめてお互いに何かを確認するかのようにアイコンタクトをしてパソコンの電源を落としてネットカフェを後にする。
僕たちが死ぬのはN県にある山間部の森の中で一緒に死ぬのは、自殺サイトで知り合った「リリス」というハンドルネームの人だった。
その森に行くまでは途中まで電車を使い終点の駅で自殺サイトで知り合い、これまた一緒に死んでくれるトルプとアキという二人がレンタカーで連れて行ってくれるそうだ。
トルプさんとアキさんは友人同士のようで、もともと自殺サイトでその2人が一緒に死ぬ人を呼びかけをしていたのに僕等とリリスさんが集まることになったのである。
電車に揺られながら二人は手を繋ぎながらもお互いを見ることもなくボーッと上の空だった。
「終点◎◎駅~この電車はこの駅までです~」終点を告げるアナウンスに初めて二人は目を合わせ、二人は手を繋いだままド田舎の駅を降りる。
掲示板の書き込みにあった赤いワゴン車は探すまでも無く駅のでてすぐのところに止まっていた、というか終点駅の前に車はその車以外止まっていない程の超ド田舎だった。
僕たちは車に近づき助手席の窓をコンコン・・・一呼吸置きもう一度だけコンと叩く、これが合図だった。
窓は開く事無く真ん中のスライド式のドアがガラッと開き一人の脂ぎった七三わけのおじさんが「早く乗りなさい」と手招きしている。
僕たち二人は座席を倒して3列目の奥の席に座る「勇気さんは二人って聞いてたけどカップルだったんだね」そういうおじさんの言葉に宮子は少しムッとしていた。
「へぇ~リリスさんて書いてあったけど男だったんですね~」と僕は気の無い返事に少し嫌味を混ぜて返す。
それを聞いていた助手席の女性がクスッと笑う「たかがハンドルネームさ」とリリスさんは怒る口調でもなく淡々と話す。
「それじゃあ行くわよ」運転席の女性がギアを入れ替え車は制限速度を守りながらリリスさんの口調のように淡々と走りだす。
まるで「これから何かしますよ」「怪しくないですよ」と言ってるようなくらいの不自然さはあったが、周りからはこれから自殺する僕達の「そんな挙動」があったように見えなかったのだろうか・・・
駅に着いたのが3時前でレンタカーに乗り換え3時間ほど経ったがまだ目的地には着かない、山間部を少し抜けた先に広い森があるのだというがなかなか着かない。
「自己紹介でもしましょうか?」と、この3時間ほどの沈黙を破ったのは助手席の女性だった。
「私はアキで元キャバ嬢でイギリス人のクォーターで~す、死ぬ理由は秘密だけどね~」アキさんの綺麗な金髪のロングストレートはおそらく染めたものだろうが少しだけ翠っぽい瞳は暗い車内でもたまに通過する道路脇の街灯で照らされ分かるほど綺麗だった。
次に運転席に座っている女性が「私はトルプ、元看護師よ以上」それに付け加えるかのようにアキさんが「コレでも昔は明るい子だったのよ」と、これから自殺するとは思えないほどの明るい口調で言う。
トルプさんは綺麗な黒い瞳に黒い髪をアキさんと同じく、腰の辺りまでありそうな髪をポニーテールにしていた。
「昔と正反対ね私たち」トルプさんの言葉にアキさんが凍りついたように冷たい表情に変わるのがわかった。
「私はリリスだ、元弁護士で今は・・・まぁこの有様さ」3人が言い終えるとやはり次は僕たちの番なのだろう、アキさんとリリスさんが後ろを振り向きトルプさんもバックミラー越しに目が合う。
「僕たちは二人で勇気で・・・」言葉につまる僕の横で宮子は俯き小さく震えた声でこう言った「私たち死ぬのよ、偽りの名前なんて意味が無いわ」
僕は宮子の背中をさすり「僕は八雲でこっちの彼女は宮子です」と名前を明かすと宮子は窓を開けて今朝から何も食べてないはずの胃袋から液体をぶちまけた。
トルプさんは車を止めて「大丈夫!?」と振り向く「大丈夫です」と宮子は今にも死にそうな声でいった。
「どうせ自殺するんだこのまま行こう」リリスさんは相変わらず淡々とした口調だったが、宮子の「本当に大丈夫ですから」という言葉に車はさっきより少し速く走り出す。
これも元看護師のトルプさんの優しさなのだろう。
目的地の森の入り口に着いたのはそれから小一時間ほど経ってからだった。
辺りはもう真っ暗で街灯すらなかったがトルプさん達が用意していた懐中電灯を一人ずつ手渡され森の奥へ入っていく。
死体は出来れば発見して欲しくないという五人の総意で森の奥へ2~3時間遊歩道から離れた場所へ行くことになっていた。
遊歩道を離れても道は険しくなかったが3月下旬の寒さは少し厳しく僕達の吐息は白くしていく「ねぇ、なんで自殺サイトに書き込むのにハンドルネームが勇気なの?」トルプさんは優しく気遣うように僕たちに話しかける。
「どうせ死ぬのよ私たち・・・最後に好きな名前付けたっていいじゃない」僕と宮子は幼馴染で小さいころからよく遊んだし中学校の頃には付き合っていた。
そして、いつか結婚しようとか話ていたがそんな話は聞いた覚えがなかった。
またリリスさんが絡んでくる「俺たちに勇気なんて必要ないさ、ここに集まったのは自殺する臆病者達だけのはずだろ」そう僕達二人は幼馴染で好き同士だったが両親もとは限らない。
キッカケは僕達二人が夜遊びばかりしていたせいでもあるが、うちの父親が宮子の父親の上司という事も重なっていた。
宮子の父親はたびたび宮子に暴力を振るい、それは日増しにひどくなって行き宮子の服の下には無数のアザや火傷・・・無数の手首の切り傷が今も残っている。
僕たちはそんなつらい現実から2人で逃げる臆病者だった。
「あっ、雪だ」アキさんの声にみんなハッとなる「俺は凍死なんて嫌だなぁ・・・」僕は「じゃあ真夏にでも死ねよ」という言葉を飲み込み着ていた革のジャンパーを宮子の頭からかぶせる。
「八雲くん、私コートあるし・・・」僕は宮子の唇に人差し指をあてて口を瞑らせる。
「熱いねぇ、でもこの雪じゃ凍死になりそうね」アキさんは重たそうなリュックを下に降ろしてしゃがみ込む。
「ここまで来て、もう戻れる保障もないしこのまま始める?」とトルプさんも重たそうなリュックを降ろして中から小さなポーチを取り出す。
ポーチの中からは錠剤が出番はまだかとザラザラという音を立てている。
そんな中リリスさんが持っていたカバンを落として声を上げる「あっ、あそこに建物があるぞ!!」皆はリリスさんの指差すほうを見ると木々の奥から建物らしき影が見える。
「怪しいわね・・・こんなところに建物なんて、明りも見えないし廃屋かしら」そういうとトルプさんはどんどん建物に近づいていく。
僕たちもトルプさんの後を追い建物のほうへ歩を進める、建物の周りには植物が根を張り物々しさはあったが結構立派なつくりの洋館だった。
先にいったトルプさんは洋館の扉を開けて僕たちが来るのを待っていた「鍵も掛かってないし人の気配も無いわ」そう言い全員で中へと入っていく。
洋館の中は二階建てで外から見るよりかは少し狭く感じたが僕たちの家と比べれば凄く広かった。
リリスさんはそそくさとどこかへ行き、トルプさんとアキさんで館の2階を散策して残された僕と宮子は一階を散策してまた下の広間へ集まった。
トルプさんが「中央の大きな階段を上がって二階には左に二部屋、右には三部屋あるけど下はどうだった?」と報告して、僕が「食堂にキッチンにトイレ・バスルームがあったけど水道もガス・電気は通ってた気配もありませんでした」と報告すると「この建物はどうやら明治初期から中期のものだね~」リリスさんが一冊の古びた本を持ってあらわれた。
「この本は日記らしくて最初のページには慶応3年3月7日と書かれている、翌年の慶応4年に明治元年となったから大体それぐらいだろう」僕等とトルプさんが唖然としている中アキさんが「スゴ~イ、頭いいんですね~」と、はしゃぎ「コレでも元弁護士だったからね」二人はキャッキャッとしていた。
だが僕や宮子とトルプさんが唖然としていたのは別の理由だった、アキさんには見えなかったのだろうがリリスさんの後ろを黒い何かが横切ったからである。
その黒い何かは束ねられていない乱れた長い髪でその奥に青白い肌・・・三人は目を合わせて生唾を飲む。
小声でトルプさんが「見えた?」と聞くと僕と宮子はコクリとうなずく。
トルプさんは少し震えながら「さぁ死にましょう」と先ほどのポーチのチャックを開けて錠剤入りのカメラのフィルムケースを五つ取り出して皆に手早く渡す。
「えぇ~でも死ぬ前にあの格好に着替えないと~」とアキさんが重たそうなリュックをぶらぶらさせながら口を尖らせる「わかったわ、じゃあ上の階で着替えて着ましょう」さらにリリスさんが「あの~最後の晩餐にと思って食事を持ってきているんですが~」と右手のカバンの中身を見せる。
カバンの中には缶詰やらスナック菓子と飲み物が大量に入ってた「オーケー、それもしましょう」とトルプさんは眉を寄せる。
「じゃあ俺たちは食堂に行って待ってようか」そういうとリリスさんは楽しげにカバンをぶらつかせながら歩いていった。
僕は「食堂でまってま~す」と二階へ少し大きめの声で叫んで宮子の手をとり食堂へとゆっくり目に歩き出し、「大丈夫、もうすぐ楽になって嫌なこと全部忘れよう」宮子はさっきからしきりにおさえていた。
少ししてからトルプさんが降りてきた、その姿は真っ白な純白のウェディングドレスだった。
「ほほぅ綺麗だね~、でも死に装束には派手かな」とリリスさんがからかうのをよそに円卓の僕達よりのほうの椅子に腰掛ける。
「しかし、数奇な運命だね・・・最後の晩餐で椅子がちょうど13ある」だれもコレに対して口を挟まないでいるとリリスさんはさらに話しながら大きな円卓にカバンの中の食料を一つ一つ丁寧に取り出し「これでもちゃんと家庭もある子供も二人いたんだけどね~」と呟いた。
「子供二人は生きてたらちょうど君たちくらいかな~」僕と宮子を見て言う。
これには流石に答えないと気まずいと思い「なぜお子さんは」と聞くと「俺が口やかましく言い過ぎて家出をすると言って、こんなお菓子やジュースやらを持って飛び出してね・・・」リリスさんは長く息を吐き「3日後に河原で水死体となって発見されたんだよ」その言葉と共にリリスさんの目からは大粒の涙が溢れ出す。
「妻は俺のせいだとも言わずに着いて来てくれたが去年の暮れに遺書も残さず自殺してしまったよ・・・学生結婚で苦労ばかりかけてね、せめて妻だけは幸せにしてやりたかった」
トルプさんは僕等に目配せをして、一緒に席を立ち上がり食堂のドアのほうに歩き出し、小さく「ありがとう」と言うリリスさんを振り向かず出て行く。
「ふぅ~参ったわね~、私はアキが遅いから少し様子見てくるわ・・・それとお腹・・・大事にね」トルプさんはそう言い階段を上がっていく。
「トルプさん言い人ね・・・」そう言い宮子は僕に抱きつき、ギュッと目蓋を閉じ声も無くひたすら涙だけがこぼれていた。
そんな時である、二階からトルプさんの悲鳴が聞こえる。
僕と宮子は階段をあがりさっきトルプさんが曲がった左のほうへ行き一つ目の扉を開ける「ちがう」2つ目の扉を開ける。
そこには黒いドレスに身を包み、ベッドにもたれかかり足元から大量の血が流れ肌は青白くなっているアキさんがいた。
この二人の格好を見れば同性愛者であるのはすぐにわかったし、なんとなくその経緯も見えてきた。
アキさんは口をパクパクさせて小声で話し出す「ケイちゃん・・の・子供がほし・・・かっ・・た」そういうと体から力が抜けてうなだれ、それ以上なにも喋らなかった「ねぇアキしっかりしてよ、先に行くなんてひどいよ・・ア・キ・・・」
宮子はアキさんに近づきドレスの下のほうをマジマジと見る。
それに何か気づいたのかトルプさんも涙を拭いアキさんの着ていたドレスのスカートをめくると、そこにはパンツ全体が血に染まっていたがそれ以上うえの体には一切の血がついていなかった。
「トルプさんこれっておかしくないですか?」宮子が言うとトルプさんはアキさんのパンツをずらして中を覗く「失血死なのは確かだけど傷も無いしあの子の生理はこないだ終ったばかりだし、私の薬でだってこんな効果なんてないわ」
3人の頭にあの幽霊の顔が思い浮かぶ、トルプさんは少し顔を引きつらせながら「こういうときに、次に死ぬのは一人になってる人よね・・・」「ハハハ・・・」3人は急いで階段を駆け下りてリリスさんの元へいく。
扉を開けたその先には涙が収まったリリスさんがきょとんとしていた。
「リリスさん何ともないですか」そう言い僕と宮子が駆け寄る「・・・・」黙っているリリスさんに宮子が手をかけ揺さぶり「今、二階でアキさんが・・・」
リリスさんの目線は明らかに僕達から外れた何かを見ているのに気がつき、その目線を追うとそこにはトルプさんと・・・肌が青白く目が真っ黒く光り、全体が透き通った女性がこちらを見つめながらおぞましい声で「子供はどこぉ」と囁く。
トルプさんはもう後ろにいる存在に気づきながらも振り向かないで、いや振り向けないでいた。
「私の子供を返してぇ」そういいながらトルプさんをすり抜け女性の霊がこちらに向かってくると思ったら円卓の前でフッと姿を消した。
「今の見えましたか・・・リリスさん」僕の質問にリリスさんはただ首を縦に振った「でも消えちゃったね・・・」またしてもリリスさんは首を縦に振る。
「ここで自殺するの止めませんか?」この問いを投げかけようとトルプさんを見ると、トルプさんは自分の股の間に右手を手を当てる。
すると純白のドレスが真っ赤に染まっていく・・・「アキ・・・この世界では結ばれなくてもあっちで・・は・・よね」そのまま倒れていく床にはすでに血が大量に流れていて、倒れた瞬間べシャッという音と共に血が僕達3人にかかる。
「嫌だぁ、俺はやっぱりまだ死にたくないんだぁ」そう言いリリスさんが館の入り口めがけて走り出す。
僕達も後を追い駆けるが扉は固く閉ざされていた、たかが木の扉に3人がかりで押しても蹴ってもビクともしなかった。
「そうだ、リリスさんあの本」宮子がリリスさんの持っていたあの本を取りに食堂へ戻る。
「そうか日記・・・」リリスさんと僕も食堂へ走り、一足さきに日記のページをめくっている宮子の元へ集まる。
「ページの中間あたりから慶応から明治に変わってる」宮子はさらにぱらぱらとページをめくる、最後のほうで白紙のページがでて少し戻ると日記にはこう書かれていた。
「明治7年3月27日 雪 私は今晩出産する、帝王切開と言うお腹を裂いて赤子を取り出すらしい・・・少し怖い」
「3月27日って今日じゃないか」リリスさんの顔が青ざめていく「私の子供もね・・・帝王切開したんですよ・・・それでどんなものかと帝王切開について調べたら、昔は衛生面に問題がある事が多くて子供も母親も助からない事が多かったそうだよ・・・」「リリスさん・・う・後ろ・・」今度は乱れた髪がふわふわと舞い引き裂かれたお腹からは空洞の中身が見えた。
「私はまだ死にたくないんだぁ」そう叫ぶリリスさんの上に吊るされていたシャンデリアが落ちてきて、シャンデリアの中心の尖った部分が頭を貫いた。
「いやあぁぁぁ」宮子はまた位置口に向かって走り出すと霊も宮子を追いかけ「私の赤ちゃんはどこぉ、私の赤ちゃんはぁどぉこぉぉぉ」霊の顔は見る見るうちに憎悪を増していく。
「宮子っ!!」体の震えを抑えるために両腕を反対の肩を掴むようにしてゆっくりと走り出す。
もっと速く動け俺の足、なんでいつもこうなんだ・・・入り口に着いたが宮子が居ない。
「宮子ぉどこだぁ」二階のほうから「いやぁ来ないでぇ」という声が聞こえた「宮子ぉ今行くからなぁ」少しづつだが足に力が入っていく。
二階に上がると左の廊下の奥には透き通った霊の向こうに宮子がいた「こんのぉ宮子に近づくなぁ」無我夢中で霊に飛び掛るも体は霧につっ込んだかのようにすり抜け宮子にぶつかる。
勢いあまって壁にまでつっ込むと、壁はベニヤ板のように薄くそのまま突き破りその先にあった空洞にでた。
「てってぇ、大丈夫か宮子・・・」その空洞で目にしたものは壁一面に張られた札・札・札だらけの部屋だった。
霊はこの部屋には入って来れずにずっとさっき開いた穴からこちらを見つめている。
宮子は何かを見て指差した「八雲君あれ・・・」その先には仏壇と小さな骨壷がひっそりと置かれていた「子供ってまさか・・・」「きっと、そうよ」
宮子は骨壷を手に取り穴のほうへ、霊の元へ近づき「貴女の大事な赤ちゃんよ」といい差し出すとさっきまで恐ろしかった霊の顔は優しい顔になり骨壷から小さな光があふれ出した。
その光はパァと一瞬大きく煌めき消えていった「赤ちゃんかぁ」宮子はそういうと尻餅をついてる僕の側に来てギュッと腕を抱きしめてきた。
「まだ死にたい?」そう聞くと宮子は首を横に振った「じゃあ赤ちゃんでも作ろうか?」またも宮子は首を横に振った。
「こんな場所じゃあな」そう言い立ち上がり「帰ろうか」と言おうとした瞬間に宮子は僕の腕を放して「もう出来てるよ赤ちゃん」両手でお腹を押さえてニヒヒと笑う。
「宮子・・・お前・・・」宮子は子供の頃のように無邪気に笑い「名前は勇気ね!!ア・ナ・タ」
この作品のテーマは「母性愛」です。
ホラーらしからぬ作品になってると思いますがラブホラーということで。。。
少しは怖がっていただけましたでしょうか?無理かな・・・
前半中盤にキャラクターの話に要点をもって行き過ぎた感じはありますが。。。(じゃあ直せよ)
とりあえずこれが私風ホラーです。