表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ある日ダンジョン出現に巻き込まれた  作者: 鹿野
1章 学校ダンジョン
45/129

#45 完全攻略

1万PV行く事が出来ました。

読んで下さった皆さんありがとうございます。

今後も暇潰し程度になれば幸いです。

 8月17日(土)


 1日休んで今日からダンジョン探索を再開した俺達は、快調に45階層を進んで行く。


 新たに出て来たのはオパールポーン。オパール製のチェスの駒、ポーンをイメージした魔物かと思ったが、普通に移動して来る。

 どこら辺がポーンなのか分からない。見た目だけなのか?


 強さは今まで通りの前階層からの上がり幅程度でしかない。


 執事から戦闘職の兵になったのにそれでいいのか?とは思うけど、某作品などでは執事は強いキャラで描かれているし、合ってるのかな?


 次階層への階段は、意外にもあっという間に見つかった。


「お〜この階層は早かったね~」

「うん。よかったねー」

「まあ、普通は見つけたからってすぐに降りたりはしないんだろうけどな」

「それは今更ですね」


 確かにそうだな。


「まあそうだな。じゃあ、降りるか」

「は~い」

「行こうー」

「そうしましょう」


 探索開始から2時間で46階層へと降りる事が出来た。


 46階層に降りて最初に見えた魔物はジェイダイドナイト。翡翠硬玉製のチェスの駒のナイトだが、ポーン同様普通に俺達目掛けて突っ込んで来た。


 チェスの駒を模してる意味って何なんだ?

 考えても分からないので、気にするのを止め探索を進めて行く。


「この階層もサクッと終わるといいな~」

「ねー」

「取り敢えず、お昼に行きましょうか?」

「そうだな。そうしよう」


 唯佳の転移で支部に戻り、可憐さんといつもの中華屋さんに行く。


「親父さん、俺五目チャーハン大盛りで」

「あいよ!」


 みんなが各々注文をし、食事を始める。


「春斗くん達は、ここを攻略したらどうするの?」

「う~ん、まだ決めてないですね~」

「でも、他のダンジョンも行ってみたいよね~」

「あー行ってみたいねー」

「この辺りだと富士森公園ですかね?」

「そうだな。他だと高円寺か新宿とかだけど、距離を考えれば、富士森公園1択かな~」

「都内って括りなら他にもあるけど、行きやすさを考えればその辺りね」

「そうですよね~」

「でも、あなた達には唯佳ちゃんの転移があるじゃない」

「あっ!そうか、1回行ってしまえばいいのか」

「お〜 唯佳っちの出番だ〜」

「本当に唯佳さんは優秀ですね」

「えへへー」

「そこで提案があるの。探索者が少なくて困っている支部が結構あるの。そういうダンジョンに潜ってもらえないかしら?」

「まずい状況なんですか?」

「そういう訳じゃないんだけど、少しずつそういうダンジョンを改善する為に、Cランク以外の探索者も希望者を募って転籍させようという話が昨日、上から降りて来たのよ。あなた達はCランクだから関係ない話だけど、協力してもらえると有り難いわ」

「スタンピードが起こりそうな訳ではないんですね?」

「ええ、そこまで切羽詰まっている訳ではないわ」

「人が少ない方が自由に動き回れるし、アタシはそっちの方がいいな~」

「なら、何ヶ所かピックアップしておくわね」

「はーい」


 ここのダンジョンを攻略したらどうするのか、ある程度の方向性が決まった事で、午後の探索も更にやる気になった。


 やる気になった事と関係あるのか、探索再開後1時間で47階層への階段を見つけられた。


 これも雛の運のお陰なんだろうか?雛がやる気を増した途端にこれなんだし、関係なくはないと思うんだよな~


「春斗っち?声に出てるよ。アタシはなんもしてないってば〜」

「ですが、そうも言い切れないのも事実ですよ?」

「うっ!ほのかっちまで〜?って、唯佳っちは黙って祈んないの!」

「えっ?あっ!えへへー」

「もう!」


 そんなやり取りをしながら、わいわいと階段を降りて行った俺達の100m程先に、次階層への階段が見えた。


 じーっと3人から見られた雛は、頭を抱えてしゃがみ込んだ。


「ダンジョンまでアタシをイジるな~!」

「取り敢えず、あそこにいるはじめましての魔物を倒してから先に進もうか?」

「そ、そうですね」

「さ、さんせーい」

「アタシがヤる!!」

「「「はい...」」」


 怒りに満ちた3人の雛が、はじめましての魔物、アレキサンドライトルークに襲い掛かった。


 アレキサンドライトルークは、3人の雛に袋叩きにされ、ものの5秒足らずで光の粒子へと変わって行った。南無三...


 その後の階層も次階層への階段が近くにあり、トータル2時間位で50階層まで辿り着いてしまった。


 はじめましての魔物は、48階層がエメラルドビショップ、49階層がサファイアクイーンだった。


「今日中にこのふざけたダンジョン攻略してやる〜」

「「「お、お〜」」」


 雛の幸運ネタを、ダンジョンまで弄って来たと憤っている雛の勢いに押されボス部屋を探す。


 この階層から出て来たルビーキングも瞬殺し、雛を先頭に先を急ぐ。


 急いでも迷路だからボス部屋に直行出来る可能性は低いと思うのだが、そこは雛。1度も道を間違えずにボス部屋に着いてしまった。

 それがまず異常なのだが、怒り心頭の雛は気付いていないし、俺達も口に出来ない。


 50階層に降りて来てから時間にして2時間、全員がレベルアップも果たし、当然50階層入り口の転移陣も使える様にして来た。


「開けるよ~」

「雛、突っ込むなよ?まずは唯佳の結界の中から鑑定してからだからな?」

「分かってるよ。春斗っち」

「よし!じゃあ、行こう」


 雛が扉を開け、俺達はボス部屋の中に入る。


「結界」


 部屋の中にいたのは、()()()()()。今までのボス部屋にいたのは、いずれもボス1体だったし、他のダンジョンでもボス以外の魔物がいたなんて聞いた事がない。


「何で6体もいんのよ!?」

「ボス部屋に6体もいるなんて聞いた事がないですよ!?」

「は、春くーん。どういう事ー?」

「鑑定!」


 〘ダイヤモンド小隊〙

 〘ダイヤモンド製のチェスの駒6種類で編成された小隊。6体で1体の魔物だが、それぞれが独立した意思を持ちつつ、1体の魔物として、絶妙な連携で襲い掛かって来る〙


 鑑定結果をみんなに伝えている間に、ダイヤモンド小隊が動き出した。


「ほのかとエレンは魔法でキングを狙ってみてくれ、倒せればそのまま倒してもらいたい。指示出しはたぶんキングだと思うから」

「分かりました。エレンくんやりますよ!」

「パオ!」

「雛はナイト、ルーク、ビショップを頼む。雪兎はポーンを」

「分かった〜 行くよ雪兎っち」

「キュッ!」

「俺はクイーンをやる。受け持ちを倒したら、他の人の加勢に回ってくれ!」

「「はい!」」


 それぞれに受け持ちを指示して、俺もみんなと同時に動き出した。


 まず最初に襲い掛かったのは3人の雛と雪兎。雪兎はポーンを撹乱しつつ集中攻撃を浴びせ、雛は3人で動き回りながら、ナイト、ルーク、ビショップに不規則に攻撃を仕掛けて翻弄して行く。


 3人の雛と雪兎によって混乱が引き起こされそうな状況を、キングが指示を出し治めようとするが、そこにほのかのコンプレッションファイアーとエレンのコンプレッションファイアーが着弾、キングは指示を出せず、立て直しに失敗した。


 ほのかのオリジナル魔法だと思うんだけど、教えてもらえれば使える様になるものなのか?


 俺はそんな疑問を覚えつつ、魔法の直撃を受けたキングに意識が行ったクイーンに対し、纏雷も使用した最大威力の一撃を食らわせた。


 間一髪の所で、両腕でガードしようとしたクイーン。だが両腕を斬り飛ばし、頭部に攻撃が届いた。が、両腕でのガードで威力が落ちた攻撃では、ダイヤモンドの身体には傷を付けることも出来ずに跳ね返された。


 しかし、クイーンは俺の武器の能力で麻痺した様で動けずにいた為、もう1度纏雷を使ってクイーンの首を斬り落とした。


 周りの様子を確認すると、キングは既に倒されており、ナイトとビショップも姿が見えない。

 どうやら残っているのはポーンとルークのみで、ルークも今、雛にとどめを刺された。


 残ったポーンも、雪兎に翻弄されている所にほのかのコンプレッションファイアーが着弾して、光の粒子へと変わって行った。


「よっしゃ~見たかダンジョン!アタシをイジるからだ〜」

「ふふっ雛さんの事は怒らせたら駄目ですね」

「気を付けようねー」

「いやお前らが1番、からかってるだろ?」

「そうだよ~2人共〜」

「「反省しまーす」」


 あれは反省しないやつだ。間違いない。


 俺は3人を見てそんな感想を胸に秘めつつ、今の戦いでレベルアップした事や俺と雛のスキルレベルがいくつか上がった事を喜んでいた。


 さて、ここのダンジョンも攻略したし次はどこのダンジョンに行こうかな~


 名前:黒木くろき 春斗はると 所属:クローバー

 年齢:16歳 誕生日:6月26日

 歩数:977,013歩

 従魔:雪兎ゆきとLv8⇒9(風雪うさぎ)

 エレンLv8⇒9(ペケーニョエレファンテ)

 Lv:26⇒27

 MP:178/178⇒183/183

 力:244⇒253

 耐久:200⇒208

 敏捷:225⇒233

 器用:185⇒191

 魔力:97⇒101

 運:76/100

 スキル:ウォーキング、サーチLv8⇒9、剣術Lv8⇒9、纏雷、リペアLv4、鑑定、剛力、アイテム融合、テイム、せいおう

 ※ウォーキング

 10万歩毎にスキルを1つ取得又は、既存スキルのスキルレベル1上昇


 名前:白坂しらさか 唯佳ゆいか 所属:クローバー

 年齢:16歳 誕生日:6月14日

 称号:聖女

 Lv:26⇒27

 MP:260/260(780/780)⇒268/268(804/804)

 力:94⇒99

 耐久:110⇒114

 敏捷:111⇒116

 器用:235⇒243

 魔力:245(735)⇒254(762)

 運:77/100

 スキル:女神の祝福、光魔法Lv2、MP回復速度2倍、空間収納、誘爆、転移

 ※女神の祝福効果

 魔力3倍、MP3倍


 名前:桃井ももい ひな

 年齢:16歳 誕生日:5月5日

 Lv:26⇒27

 MP:190/190⇒196/196

 力:233⇒240

 耐久:208⇒215

 敏捷:254⇒263

 器用:189⇒195

 魔力:125⇒130

 運:93/100

 スキル:レア率固定、剣術Lv7⇒8、忍術Lv4⇒5

 ※レア率固定効果

 ドロップアイテムのレア率がパーティーで倒した魔物の数の1割で固定される


 名前:青山あおやま ほのか 所属:クローバー

 年齢:16歳 誕生日:7月1日

 Lv:26⇒27

 MP:250/250(500/500)⇒258/258(516/516)

 力:106⇒110

 耐久:115⇒119

 敏捷:116⇒122

 器用:141⇒147

 魔力:256⇒265

 運:69/100

 スキル:創造魔法、MP回復速度2倍、火水土風属性、消費MP半減、演算

 ※創造魔法

 ・イメージした魔法を所持属性に限り創る事が出来る。

 ・最大消費MPは、イメージした時に自動で設定され、それ以上にはMPを込められない。

 ・最大消費MP以内であれば、自由に調整出来る。


 名前:雪兎ゆきと

 種族:風雪うさぎ

 主人:黒木くろき 春斗はると

 Lv:8⇒9

 スキル:突進、氷雪魔法、瞬歩、風魔法、怪力


 名前:エレン

 種族:ペケーニョエレファンテ

 主人:黒木くろき 春斗はると

 Lv:8⇒9

 スキル:風魔法、水魔法、土魔法、突進、火魔法

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ