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異世界地獄の裁判官  作者: 奈々月みぞれ
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第2話 異世界の地獄事情

「おや、目を覚ましたのかい。おはよう、カツラギ マサトくん」


緑色の髪、水晶のように透き通った蒼い瞳。決して日本人ではないその容姿は、どこか現実味がない。


「あの…あなたは誰ですか…なんで俺の名前を…」


多数の疑問が頭を過ぎる。優しげな瞳を細めながら彼は微笑み、戸惑う俺に話しかける。


「ボクの名前はユフィール。この部屋を含むココの管理人さ。何故君の名前を知っているか、だったかな。それは至極簡単なことだ。キミは招待されたんだよ、この魔界という地獄に…」


…さっぱり何が言いたいかわからない。招待された?誘拐…とかか?いや、それより魔界や地獄って…


「キミが疑問に思うのも無理はない。多少手荒な招待の仕方だったからね…事の発端は我が主、ルシファー様のお言葉から始まったのさ」




…ユフィールさんの長い説明話をまとめると、ルシファーさん率いる魔界は日本で言う地獄のような場所で、死んだ魂を冥界『シェオール』にて管理しているらしい。

ただ、このシェオールには管理に関して問題があるらしく、それを解決するために俺が呼ばれた…ってことらしいけど…


「んー、いまいちよくわからん…それって俺が呼ばれる必要あったんですか?」


「それに関してはボクは詳しく知らない。今からルシファー様のもとへ連れて行くから直接聞くことだね」


ユフィールは微笑みながらも、これ以上の問いには答えないと言わんばかりだ。すべてが突然の事過ぎて正直ドッキリなどではないかと疑う気持ちばかりが溢れる。


「何もかもわからないことだらけだけど、このままここにいても何にもなんないことだけはわかる…仕方ないか…」


ルシファーに会う決意を固め、白い部屋から出るユフィールの背を追う。




部屋の外では、腕が4本ある人とか、顔が2つに分かれている人とかが見受けられる…が!(気にしない、気にしないぞ…これはドッキリで、あれは特殊メイクで…)と頭の中で自分に言い聞かせながら歩みを進めていくのであった

ここら辺から世界観の説明パートのような物に入るので少しややこしくなることをご了承ください()

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