誕生前夜&子供編 ~生まれ変わっちゃいました~
初めてなので本当に今ドキドキしてますね…(。。)
どうぞお楽しみください!!
俺の名は、海道 誠である。30才のT大学所属の研究員である。学歴はエリート、真っ直ぐにのびた出世街道の上にいた。そんな時だった。長崎に学会に行く途中で飛行機事故にあった。
最後におぼえているのは周りの客の絶叫、燃え盛る炎、そして家族の笑顔だった。
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気が付くと、真っ白な世界にいた。俺の周りには12人の男女が座っていた。中でも最も豪華絢爛な椅子に座っている男が口を開く。
「すいませんでしたぁぁぁ!!」えっ?
「すまんかった。」
「ごめんなさい。」
その男に合わせるようにして、ほかの11人も次々と謝っている。はっきり言って、意味が分からない。ああ、あのゼウスとかいうの?イミワカンネー。
「すみませんけど、これってどういうことなんですか?」
俺は問う。
「本当にすみませんでした。我々はオリンポス12神です。我々の手違いであなたを死なせてしまいました。あなたは、本当の運命ならばこれから31歳で研究が認められ、40歳で研究所長に就任、そして89歳まで生き、そして大往生というものだったのですが、、、。」
「じゃあなんで僕は死んだんですか?」
「わが弟ハデスが二階堂 真を死なせるつもりだったのが、閻魔帳に二を抜かしてkaidoumakotoと入れてしまったので,,,。」
とそこで横の骸骨をかたどった椅子に座った若い男が口を出す。
「だから!!そんなあなたに特別大サーB、ぶべしっ!」
それを横の老人が黙らせる。若い男にやりが刺さってるのは気のせいだよな、、、。
「あなたには、異世界に行ってもらいます。もちろんそれ相応の能力を得てね。」
これは異世界転生ていうネタか?kwsk!!獣耳少女もいる?
俺の体を白い光が覆っていく。
「では儂からは、雷の加護を。」ゼウスか。
「では俺からは水の加護を。」ポセイドンか。
「では僕からは闇と光の加護を。」ハデスか?
「俺からは炎の加護をくれてやらあ!」アレスか。
「私からは、多くの魔力を。」誰だこいつ。
「妾からは、良い容姿をさしあげましょう。」どう見てもアフロディテだな。
「、、、錬成の力を、、、。」へパイトスか。
「貴方が住む所に豊作を」だれだっけ。
「従える力を。」誰だよこいつ!
「多くの知恵を」もう持ってます。
「風のごとき速さを。」50メートル13秒にはありがたい。
そこで白い光がさらに明るくなっていく。
12人の声が重なる。
「この者に祝福を与え、この者今新しき命として転生す!」
そしてまた、俺の視界は暗転していった。
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「“#%#&&####*‘()’&:;・*?>!!」
叫び声で俺は目を覚ます。
見るからに、俺を抱き上げて喜んでいるようだ。
「47$%#$&‘%“%&!」
これは母親なのだろう。女の人が涙を流している。視界がぼやけてきた。そして俺の意識はまた暗転する。
俺が転生してから早1年が立った。加護のおかげだろうかやけに物覚えがいい。しゃべることはできないが、会話の内容はわかるようになった。
「さあご飯でちゅよ~。」母が乳房を俺の口に含ませてくれる。、、、大きいな。うん。
「うあううあああうう。」
ぷはっ、苦しいな。さて、癒しの食事が終わったところでこの世界で分かったことを報告しようと思う。
・電気機器はない。でも魔法はある。(希望)
・金髪が多い、その他は赤毛、茶色、灰色、銀髪など。
・俺のうちは多分上流の農民。
以上。
ステータス: 名前 海道誠 (現 マーリン・オクタビア)
年齢 1歳
加護 12柱の加護
設定に不備がありすぎワロタ・・・