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誰にも負けない恋

 十年前、俺、森田悠真は、高校二年生だった。友達は三人。部活には入っていない。中学までは、サッカーをしていたが、燃え尽きた。成績は普通。文化祭や体育祭ではしゃいでる人達を見て、心の中で「何が面白いのか」と馬鹿にしていた。そのくせEXILE に憧れて坊主にしていた。そんな感じだから彼女なんていない。いつも俺を含めた友達四人で青春を謳歌しているつもりだった。

 そんなひねくれた性格のまま春の一学期、始業式を迎えた。天気は曇り。桜はまだ咲いてない。俺は居ても立っても居られない気持ちでいた。クラス替えがあるからである。友達三人と離れてしまうのを恐れていた。校門近くに張り出された紙の中から自分の名前を探す。見つけた。二年五組である。

 五組の人の名前を上から順に見ていく。一番最初に目に入った名前は、五十嵐幸樹。数少ない友達の一人である。その調子で、下まで眺めていくが、同じクラスになった友達は、幸樹ただ一人である。他の二人とは、違うクラスになってしまった。


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