2.ある男の物語
2.ある男の物語
ある男の物語を語ろうか
その男は日本にどこでもあるある中流家庭に生まれた。
ただ一つ違った点は児童虐待を受けていたということだ。
…
「ごめんなさいごめんなさいっ」
ボゴッ「おえっ」ビチャッ
「おいおい、汚っねぇなー胃液吐きだすなよ」
「ご、ごめんなさい」
「おいさっさと拭けよ」
ドガッ僕は蹴飛ばされた。「痛いよ痛いよーっ」
「うるっせえ!ピーピー喚くんじゃねえ!」
「は、はいぃぃ」
「オラッ飯だ!お前は顔から食えっ!」
彼はこのような人生を送っていた。
時は進み小学3年生の頃痛いこわいという思いが集まってもう一つの人格を形成した。
さらに時は進みこの時初めてもう一つの人格が表に出た。高校3年生の時だった。その時彼は、長年彼を虐げてきた両親を殺害、この時だろう。最悪の殺人犯が生まれたのは。
それからかれはアルバイトなどをして日銭を稼いでいった。
そして9年後、彼はある企業で正社員になって昇格。しかし、彼の出世妬んだ者たちが、彼の上司と一緒になって彼に自分達の罪を被せて、彼を会社から追放、挙句に彼の全財産を没収。彼は絶望したこの社会に、この国に、この世界に、そして、もう一つの人格がまた表に出た。彼は暴走し、自分に罪を被せた7人を容赦なく刺し殺した。
そして彼は逃げた。
1年後彼は連続殺人犯とされ逮捕、法廷で死刑の判決が出た。
そして5年後、世間を震撼させた連続殺人犯 成木悠太は死刑を執行され、成木悠太は33年間の人生に幕を閉じた
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