表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
戦国武将とJK  作者: 明地雫
4/6

自衛警(じえいけい)と名乗るおなご

JK『はぁ?何その訊き方うけるぅー♪

私は藤栄ケイコ(ふじえいけいこ)。

JKっていうかー女子高生みたいな?』


依道 -なんなのだこのおなご、自衛警じえいけい

名乗っているが、この徒隷忍愚室の宿直とのいということか?

こんな女子供が?それにこのふしだらな格好……

袴?にしては今にも土手があらわになりそうなほどに

短すぎる履物を履いておるし、

さらには奇抜な獅子舞のような髪の色に

長すぎるまつ毛、奇妙なまでに大きく身開かれた目まなこ…

こんな婆娑羅な、歌舞いた生き物はついぞ見たことがない……。–


JK『お兄さんさぁ、その頭ちょーうけるんだけど。

チョンマゲってやつー?今時なくない?てか逆張りってやつ?

まじ卍乙ー』


依道-な、なにを申しておるのか全くわからん…

こやつ渡来人か?-


JK『てかさージムだったら今日休みだよ。空いてない。

アタシも間違えてきちゃってさー。超ついてない』


JK『それよりここWi-Fi環境ないのかなー

全然スマホでネットみれないし』


依道 -わ、猥輩わいはい?とは一体…

この女子のような猥褻わいせつ極まりない輩やからのことだろうか…?-


『てかお兄さんさー、髪型は超ダサだけど

カラダは仕上がってていい感じじゃない?

アタシ好みかもー♡』


といいながら上目遣いで女豹のように擦り寄ってくるJK。


『や、やはりッ‼︎猥輩わいはいとはこのおなごのような

ふしだらな者のことッ‼︎いたわしや……ッ!(ゴクリ)』



その後依道は地上に戻り”猥輩わいはい”という言葉を

流行らそうとしたが、一切流行らなかった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ