依道、再び地下世界へ
縛りワード 女子高生 Wi-Fi 唯一無二
戦国武将、小峠依道は
関ヶ原の合戦で命を落としたとされていたがその2年後、
まさかの帰還。
依道は以前のもやしのような容姿とはまるで別人の
金剛力士像のようなムキムキの肉体に仕上がっており、
甲冑を必要としないほどまでに鍛え上げられた
唯一無二の肉体から”真頂侍”と
呼び恐れられるようになり、その腕っぷしで足軽あしがるから
武将の座へとあっという間に出世した。
『2年間どこに行っておったのか?』と問われれば、
『地下に我々が住むこの世界よりより遥か先に進んだ
文明の國があり、そこで修行を詰んでいた』と説明し、
俄には信じがたいその話から里の仲間から
”ほらふき侍”とも呼ばれていた。
里に戻り、数年が経った頃、
筋肉のなまりを感じた依道は地下の徒隷忍愚器械
が恋しくなり、居ても立っても居られなくなっていた。
そして再びすってんころりんして地下へと戻る。
急ぎ足で徒隷忍愚室に向かったところ、
扉の前に立ち塞がるうら若きおなごがいた。
お主は?と聞くと
JK『はぁ?何その訊き方うけるぅー♪
私は藤栄ケイコ(ふじえいけいこ)。
JKっていうかー女子高生みたいな?』