除外検索のすすめ~流行り物は迷わず除外、ランキングにいっぱいあるんだから~あとおまけの検索方法全般に関わる話
タイトルで言いたいことの半分は言えてると思います。読み専のthetaです。
このエッセイがランキングに乗ることはないと思うので、このエッセイを読んでいただいてる方は、小説検索の画面からこのエッセイを見つけたのだと思います。
検索ページの上側に除外ワードの選択とありますが、これについての話です。
私は去年くらいまでこの機能を活用していませんでした。
興味を持てる作品まで除外されたら嫌だなと思っていたからです。
でも除外してもすぐに探せるため問題ないものがありました。
ランキングの多くを占める流行り物です。
現在のランキングは異世界恋愛物とざまあ物が大多数を占めています。
週間総合ランキングのトップ10のうち7作品がどちらかというのもよく見られるほど圧倒的な勢いがあります。
総合ランキングといいつつも、実態は高純度のざまあ、異世恋ランキングになっています。
この状況は1年近く続いていますし、収束の気配も見えません。
以前のランキングは転生物が主流でしたが激減したと感じます。
ざまあ系や異世恋物に興味が持てない転生ハイファン大好きマンの私にとって、Withざまあ,With異世恋時代の今、ランキングに頼らない新たな検索方法を考えていたら、こんなセリフが頭に浮かびました。
「ざまあ系と異世恋、お前らを検索画面から追放する。お前らなんてランキングを見ればいくらでも見つかるんだからな」
そうです。ざまあ系か異世恋物を読みたい場合は素直にランキングを追っていればよいのです。どんどん新しい作品が供給されてますので。
ざまあと異世恋以外の作品を読みたいという場合が除外検索の出番です。
具体的な手法は検索するときにまず除外ワードとして「ざまあ」「ざまぁ」「もう遅い」を入力し、ジャンルから異世界恋愛を消します。
そのあとに日間ptの高い順やポイントや文字数の下限を設定した新着更新順などの目的に応じた検索方法を行います。
この検索方法により、今まで目につかなかった作品を手軽に探すことができるようになりました。
なろうでは作品が埋もれてしまうという意見や、似たような作品しか見つからないといった意見が多く見られますが、流行り物を除外することがそうした問題の一番手軽な対処方法であると思います。
検索条件の活用というのは「読み専が紹介する『なろう作品の探し方』」というひょろさんのエッセイで述べられています。ひょろさんはエッセイ総合1位のあの人ですので、探すのは簡単だと思います。
私なりに活用方法を考えた結果の一つがこの流行り物除外検索です。
除外したものはランキングで補完可能なので除外検索に抵抗がある人でも使いやすい方法だと思います。ぜひ皆さんも使ってみてください。
ひょろさんのエッセイにはもう一つ興味深いことが書いてあります。
検索条件を設定してポイント高い順で検索すると、「自分だけのランキング」になるということです。
私も上の検索条件での日間pt順を「流行り物除外日間ランキング」と個人的に呼んでます。
後半ではこの点について書いていきます。
一度本家のランキングの特徴について考えていきたいと思います。
本家のランキングの一番の特徴は読者とポイントの増幅機能があることです。
本家のランキングは非常に目立つ場所にあり、質もある程度保証されているため、なろうに詳しくない人でも利用しやすいです。
その結果なろう最大規模のコンテンツとして多くの人が利用してます。
また新着順のような刻々と内容が変わるコンテンツとは違い、同一の結果を長時間表示し続けるという特徴があるため、作品が長い間利用者の目にとまりやすくなっています。
ランキングに乗るまでは大変ですが一度乗ってしまえば、多くの人の目にとまりやすくなるため、読者が増加します。読者が増えることでポイントも増え、より目立つようになりさらに読者が増えと、ポイントと読者の増幅が期待できます。
「多くの人」に「長い期間」同一の検索結果を提供することで読者もポイントも増幅するというのが本家のランキングの特徴です。
この増幅機能を最大限に生かすための最適解が読み手の母数の多い流行りに乗ることです。
母数が多いと作品を読む人が増えるため、ランキングに乗る確率が増え、上がった後の増幅率も増えるからです。
最適解だからこそ、流行り物がランキングの大半を占めているといえます。
テスト前に記述問題の解答例を教えると、真面目に勉強してる層ほど解答がほぼ同じになるのと同じようなものです。
真面目に取り組む人が多く、解答例もすでに配られてしまっているというのが、ランキングの現状なのでしょう。
ランキングは評価ポイント+ブクマ数で決まるため、ポイント高い順検索はランキングとほぼ同じになります。
そのためポイントをベースにした「自分だけのランキング」はどれも「長い期間」同一の検索結果を提供するというランキングの特徴の一つを再現できています。
しかし検索条件の設定により一人一人の検索結果が変わるため、本家のランキングの「多くの人」が同じ検索結果を共有するという点を再現できていません。
逆にいうと、多くの人が同じ検索条件を使えばそれはもう本家のランキングと変わらないものになるのではないでしょうか。
自分の考えた検索条件をみんなに発表する「検索条件の共有化」が「自分だけのランキング」を誰もが参加可能な非公式のランキングに変えるかもしれません。
以前エッセイでランキングの改革が議論されていましたが、これは一つの解答になるかと思います。
公式のランキングの裏で勝手に自分たちでランキングを作ればいいのです。
私が提案したい検索条件は上記の「流行り除外日間pt高い順」です。
流行り物は本家のランキングを見ればよく、それを省くだけなので、いろいろな趣味趣向の人も参加しやすいため人数を確保しやすいのではないかと思うのです。
ただアニメ化やコミカライズ化の影響で完結していたり、しばらく更新していないような有名作品が2,3ページ目にずっと残ってるので総合10万ptの上限をつけたほうがいいかもと感じてます。
完結した超有名作品がまだポイントを増やしているのが見えて、どこまで増えるんだろうというワクワク感があるんですが、新規作品の発掘には邪魔になってる気がします。
「流行り物除外日間pt高い順」は本家のランキングの性質を考慮して、そこをケアするならこうかなと私が思った提案の一つです。
いやこういう検索条件のほうがいいという方や、こういう検索条件でランキングを作ると面白そうという方がいれば、ぜひとも検索方法を紹介するエッセイを書いて発表してください。
「検索条件の共有化」を多くの人に知ってもらわなければ、非公式ランキングという考えは意味を持ちません。
ほぼ読み専の私がエッセイを1本書いて広まる人数などたかが知れています。
やろうとしてることを考えると、最低でもエッセイの月刊ランキングの5番目までにはこのエッセイを載せないと宣伝効果として薄いと思うので、このエッセイに1000ptぐらい集めないといけません。絶対無理です。
なのでランキング問題の時や感想欄問題の時に見られた同一テーマに対して複数のエッセイが投稿されることでその問題について知る人数が増えるという効果に期待したいと思います。
ランキングの長い時間検索結果に残る効果を複数の作品で再現する感じになるんですよね。
最悪失敗したとしても、いろんな検索方法を知ることができれば損はないかなと考えています。
皆さんも検索方法発表会くらいの感覚で気軽にエッセイを書いてみてください。
もちろんこのテーマで1000pt越えてやるという意思のあるエッセイストの方は大歓迎です。
ぜひこんなしょぼい筆者のエッセイのポイントなんて悠々と超えていってください。いい宣伝になるので最高です。
以下にこの企画の概略を記載します。
企画名:検索方法発表会
企画の目的:
自分の使っている検索条件(ポイント高い順と併用可能なものが望ましい)を発表することで、同じ検索方法を使う人を増やし、その分野の活性化をはかる。
注意事項:
これ関連のエッセイを書くときに守ってほしいルールがあります。
1.タグに「検索方法」をいれること
2.非公式ランキングの成立の可能性に言及すること
3.読者にエッセイを書くことを促すこと
4.このルールをエッセイ内に書くこと(コピペでOK)
別に破ってもいいのですが、考えを拡散するのに必要なことだと思います。
1がないと同じテーマのエッセイなのか分かりにくくなります。この企画と関係なくても使われそうですし、内容とも合致してるのでいいかなと思いました。
2は企画の目的と関係は薄いですが、この企画の理想的な成功例として言及してほしいです。ただ検索方法を発表するだけと考えるよりも、自分たちで非公式のランキングを作るんだという考えがあるほうがロマンがあると思うからです。
ポイント検索は実質ランキング。検索条件との併用でオリジナルランキングになる。みんなで同じ条件を共有すれば実質非公式のランキングかも。という内容はほしいです。
3,4はさらなる拡散を期待してのものです。自分でエッセイを書いてみたら読んだ人にこういいましょう。
「みんなもエッセイ書こうよ、俺もやったんだからさ」
エッセイを書いたことがない人も以下の形式を参考にしてぜひ書いてみてください。ぶっちゃけこのエッセイの形式と同じものです。
タイトル:発表する検索方法について入れること
本文:
1.その検索方法の対象になる分野の紹介(現状や長所、弱点など)
このエッセイだとランキングにざまあと異世恋しかないと書いてる部分
2.具体的な検索手法
このエッセイだと流行り除外検索の手順書いてある部分
3.発表に至った理由
このエッセイは長く書きすぎ。企画の目的ぐらいの内容でいいです
4.宣伝+ルール説明
読者にエッセイを書くように促しましょう
タグ:検索方法