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1.吹っ切れる前...
この話は、主人公の過去の話です。
「おいブタ!!おい!!聞いてんのか!?」
「...」
「返事しろや!!またトイレの水飲ますぞ!?」
「さすがにそれは...言い過ぎだろ??」
口をはさんできたのは、俺の幼馴染でいつもつるんでいる猛だ。彼は誰が見ても整った顔立ちをしているので、クラスで人気者の部類に入るだろう。現に彼が声をかけるとすぐにどこかに行ってしまった。
「たける...」
「お前気をつけろよなー」
「わかってる サンキュな!」
「あんな中身も見ない奴らのいうことなんて気にするなよ!!」
「いや、むりだわー(笑)」
これが高校に入学してからの日々だ
ひどいときは5,6人に囲まれてリンチなんてこともあった...
そりゃひきこもりたくもなるっての!!!
短くてごめんなさい