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年末年始、minamiは休みだ。


「年末の休みに、旅行しないか?」


「旅行?」


突然の雄大の提案に、琴葉は首を傾げた。


「京都へ行きたいんだ。」


「わあ、素敵!中学の修学旅行以来だなぁ。でも何で突然京都?」


「実は今度仕事で商店街風の街並みの企画設計をすることになって、京都の商店街を参考にしたいんだ。ただ見に行くのはもったいないから、せっかくなら琴葉と行きたいと思ってさ。」


「嬉しい!でも出張とは違うの?私、お仕事の邪魔じゃない?」


喜びと不安をあらわにする琴葉の頭を、雄大は優しく撫でながら言う。


「むしろ、プライベートに仕事を持ち込んで悪いと思ってるよ。」


「そんなこと…。」


「きっかけは仕事だけど、琴葉と一緒に出掛けたいんだ。」


雄大の言葉に、琴葉はうっすらと頬を染めた。


思えば、初めての旅行だ。

想像するだけで嬉しくて、琴葉の心はウキウキと飛び跳ねた。

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