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人の糧 ステータスコントロール  作者: 浜町トーマ
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出会い

お久しぶりです。濵道トーマです。

読んでいただきありがとうございます!


下手なお話ですが、温かい目で見てくださると幸いです。


sweet houseは学校からそんなに遠くないところにある。男三人組で行く場所ではないのはもうわかっていること。周りは女の子ばかりで正直目のやり場に困る。

「こんな店あるんだ!」目を輝かせながら鷹野は周りを見回す。

「頼むから落ち着いて、ここは本来男が来るところじゃないんだよ」

「いいじゃないか、なんだかんだで俺たち常連さんだよ?」

「そういう話じゃないよ、こんな場所ではしゃいぐと周りからの目線が痛いから…」

恥ずかしくて顔も上げれやしない。というか、周りの女子は騒いでるから注目してるわけではないみたいだ。

「…あの人かっこよくない?」

「…名前聞いてみようかな」

嫌な予感がする。

「二人はかっこいいのにあの人は引き立て役?」

「逆に目立ってかわいそう」

やっぱり

敦士はもちろん鷹野は誰が見てもかっこいい。それは俺でも知っていることだ。でも、それで俺に同情したり、悪口を言うのはやめて欲しいものだ。こういう面では敦士と俺は釣り合わない。

「どうしたのなんか機嫌悪い?」

「なんでもないよ、どうやっても解決できないことだから。」

俺も上の下ぐらいの顔だったらなもう少しモテたのかな。親を恨んでもしょうがないか。

「幸汰の奢りだし贅沢なの食べよ〜」

「ほどほどにしてね…」

「どれも美味しそう」

「どうしたの?好きなの選んでいいんだよ?」

「あんまりこういうの食べたことないんだよね」

「すごい意外!シティボーイって感じがしてるのにどこ住んでたの?」

「前はすごい田舎でこんなお店なかったんだ」

「何をしに引っ越してきたの?」

「やることがあってね」

「やること?」

「いや、なんでもないよ。何頼もっかなぁ!」

鷹野は何をしに来たのだろう。気になるけどなにか訳がありそうだし、深入りはしない方がいいかもしれない。

「ご注文は何にいたしますか?」

ウェイトレスさんがタイミングよく注文に来た。

「俺はスペシャルチョコバナナパフェ!」

「うわっ、一番高いの頼んだな…。じゃあ、普通のストロベリーパフェで」

「どれも食べたいけどキャラメルパフェで!」

「以上でよろしいですか?」

「「「はい」」」

ウェイトレスさんは注文を承ると笑顔を見せて戻っていった。どこかで見覚えのある顔だった。

「最後ハモったね」敦士は嬉しそうに言ってきた。

「ウェイトレスさん可愛かったなぁ」鷹野はウェイトレスさんをずっと目でおっている。

「あの人、どこかで見なかった?」

「学校で見た気がするよ?」敦士が言った。

「ってことは、青原の生徒?」

「そうみたいだね。後で何年生か聞いてみようかな」

この二人ならどんな女の人に訪ねても優しく返事をしてくれるだろうな。


しばらくたつと先ほどのウェイトレスさんがパフェを運んできた。

「お待たせしました〜」

「やっぱり!」敦士が急に大きな声をあげた。

急な出来事に周りの三人は驚いた。

「急に声ださないでよ!どうしたの?」

「ウェイトレスさん学校で見た人だよ」敦士が自慢げに言った。

「何年生ですか?」鷹野が訪ねた。

「い、一年生です」彼女は焦った感じで返事をした。それもそうだろうこんなイケメン野郎に質問されたら驚くのも無理がない。

というか、彼女は同い年なのか。

「同い年なんだね!もうバイトしてるんだ」

「ここの店は私の両親が経営しているの。そのバッジってあなた青原学園のトップクラスなの?!」

彼女は敦士の胸についたバッジを見て言った。

「顔も頭もいいなんてずるいよな」つい本音が出てしまった。

「そうよね、あなたと比べると私も感じる。って、あなたあの担任に見とれてた長谷川君?!」

「一言目が聞き捨てならない!!事実であっても言わないで欲しいことはあるんだよ… えっ、俺の事知ってるの?」

「知ってるも何も同じクラスよ。私は坂福 あかり。クラスだと後ろの方に座っている」

「めっちゃ奇遇だね!俺もおんなじクラスだよ!こんな子がいるのに見逃してたなんて、学校でもよろしくね!」

やたら積極的な鷹野に少し驚く。もしや、鷹野この子に一目惚れしてるのか…?



その後は三人でsweet houseのパフェを官能し店を後にした。

「あ〜おいしかったね〜幸汰ご馳走様〜」敦士は万円の笑みで話しかけてくる。

それに対して鷹野は遠くを見ている。

やはり…そうか。

「鷹野?もしかしてあの坂福さんのこと気になってる?」

「えっ?いやっそんなことはないよ!」

明らかに動揺している。

「はは〜ん」敦士は状況が読めたのかニヤニヤしている。

「人の恋路は邪魔しないから大丈夫だよ。同じクラスだしチャンスはいくらでもあるよ」恋愛経験がない癖にアドバイスをしてしまった。言ってから気付いても遅い。

「だから違うって!もう俺帰る!また明日ね!」そう言って顔を真っ赤にしながら鷹野は走っていった。

青春だな〜と思いつつも彼女ができない悲しさがこみ上げてきた。

「幸汰どうした?」

「いや、大丈夫だよ」

そう言って家へと向かって歩いていく。



いつか彼女ができることを信じよう。きっと報われる。

でも、敦士に紹介したら敦士に惚れてしまいそうだな…

紹介するのはやめた方がいいのかな。できたら考えよ。


最後までありがとうございます。


ストーリーすすめる予定でしたが結局新しいキャラの登場のみで終わってしまいました(汗


次回は進めるといいなぁと思っております笑


受験もあり携帯触れなくてなかなか続編がかけませんが、次回もよろしくお願いします!

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