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人の糧 ステータスコントロール  作者: 浜町トーマ
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変わらない生活、変わる生活

はじめまして

トーマ と申します

初めての作品となるのでおかしなところが多々あると思われますが、ご指導のほど宜しくお願いします。

普通な人ってなんだ?優秀って呼ばれるのはどのレベルからなんだ?そんなことばかり考えて今まで生きてきた。結局俺、長谷川 幸汰は平凡な毎日を何事もなく生活している。自分に与える称号と言ったらせいぜい『学生c』が妥当だろう。


学校に行けば勉強をし、学年では真ん中ぐらいの成績をとる。スポーツをすれば目立つことのない数合わせのような選手だ。

俺の唯一の取り柄と言ったら健康ということ。これには自信がある。大きな病気にかかったこともないし、骨折もない、突き指や擦り傷は自分でも驚くぐらいすぐ治る。

これは親の「キズには唾をつければ治る」という言葉を信じ続けたからだと思う。

なんとも昭和な考え方だ。


平凡な俺にも自慢のことがある。

それは、誰もが優秀と認める幼馴染みがいることだ


赤嶺 敦士。勉強、スポーツ何をやっても優秀、それに加えて男の俺が見ても爽やかでかっこいい。俗に言う「イケメン」だ。親父は政府のお偉いさんで、母親は元女優といった漫画でしか見たことのないような出来上がった家族構成だ。なんとも羨ましい。

彼とは家が近所で小さい頃からよく遊んだ覚えがある。

でも、生きてる世界が違うというか、小さい頃から別格だった。好奇心旺盛で気になったことはすぐに始める、驚きなのは何事も見ただけでやってしまうのだ。吸収力が凡人とはまるで違う。俺がスポンジ一個分だとしたら、彼はスポンジ何個分なんだろうか。別のもので例えた方が楽かもしれない。

こんなずば抜けた才能の持ち主が幼馴染み、そして俺の憧れの人だ。


「なに?顔に何かついてる?」

赤嶺 敦士は顔を手で撫でまわし確かめた。

「ごめんごめん、ついていないよ」どうやら敦士の顔をずっと見ていたようだ。

「朝からおかしいな幸汰は」

と、敦士は笑いながら先を歩いている。気分がいいのかずっと笑顔だ。


そう、今日は近所の政立青原学園高校の入学式。

中学に続き俺と敦士は同じ学校に進学することができた。

学力には天地の差があるが、この高校には学部がいくつもあり、敦士はそのトップのエリートクラスに合格、俺は一番したの学部に合格した。敦士と同じ学校に入りたくて敦士に教えてもらいながら必死に勉強してなんとか合格した。

学部がこれほど広くなかったら同じ学校には入れなかっただろうし、何より敦士の教えが上手くて勉強が捗ったことが合格につながったんだと思う。

ほんとに助けてもらってばかりだ。


「高校も一緒に通えて嬉しいよ」俺は素直に敦士にいった。

「これも俺の勉強指導のおかげだね」敦士はニヤニヤしながら言ってきた。

ごもっとも過ぎて何も言い返せない。

「このお返しはsweet houseで返してもらおうかな~」

「えっ、またあそこ?!」

敦士はなにかあると駅前のスイーツ店で奢りを求める。甘党なのだ。sweet houseでいくら奢っただろうか。俺の小遣いはほとんどこれに持っていかれる。

確かにsweet houseのパフェは格別だ。種類は豊富で、果物は新鮮なものを使い水々しい、そのうえ、濃厚なホイップクリームにふわふわなスポンジ。

すべてのバランスが完璧だ考えただけで涎が出てしまう。


「かなり自分の時間削って勉強教えたんだけどなぁ」「これなら教えなければよかった~」追い込むように言葉の弾が飛んでくる。これには敵わない

「わかったよ!今日の帰りね!!」

「ほんと!?よっしゃー!」

最近で一番の笑顔、相変わらずかっこいい笑顔だ。


そんな話をしていると学校に着いた。

「じゃあ、ここからは別々だね。」

「そうだね、また帰りに携帯に連絡頂戴。くれなかったらパフェは奢らないからね」

「必ずするよ、人見知りだからって黙り込んじゃ高校生活ずっと陰キャラになるからね、第一印象だよ!」とからかうような笑顔を見せる。

「わかってる!頑張るよ」敦士に心を読まれていたのかもしれない。正直初めての人と絡むのは苦手で心配だった。


友達できるかな…


入学式は思ったよりも早くに終わり、新しいクラスでのクラスルームとなった。


「おっす、隣りの席だね」

「えっ、あ、よろしく」急に話しかけられて焦って返事をしてしまった。

話しかけてきたのはどうやら隣の席の、、、名前はまだわからない。

「俺は鷹野 新司。今年ここに引っ越してきたんだ、よろしくな!」

彼は鷹野 新司というらしい爽やかでいかにも体育会系といったところだ。

「自分は長谷川 幸汰。よろしく」緊張で言葉が出なかった、今のは印象悪かったかもと少し後悔

「何警戒してるのさ」と鷹野は俺の肩をバンバン叩く。

まったく初対面なのにすごくフレンドリーだ。

でも、心の底このフレンドリーに絡めるのが羨ましい。こんな風に友達とやれたら今と違って友達の輪は広がったのだろうか。いや、根本的に敦士以外の友達がいない。生まれつきコミュニケーション能力があればなと痛感した。


そう思っているとチャイムが鳴った。

「今からホームルームするよー」どうやら担任の先生は女性らしい。髪はショートカット、背は俺とおなじぐらいで、細身。

「おい、長谷川見とれてんじゃねーぞ~」と鷹野が大声で言う。

「見とれてない!」すかさず言い返すがもう遅い。

周りは笑い声が聞こえる。

最悪な初日だ…

「生徒とは付き合えないからねごめんね」担任からの追い討ちをされた。

もう帰っていいかな…


鷹野には空気を読むっていうことができないのだろうか。ホームルームは恥ずかしくてずっと顔が上がらなかった。またボッチになりそうだ。


ホームルームも終わり、午後は休みだった。敦士からの連絡はまだないようで教室で時間をつぶす事にした。

「帰んないの?」この声は俺を辱めたKY(空気読めない)野郎だ。

「許してくれよ〜まだ怒ってる?」

「怒ってない!」

「よかった、暇なら街を案内してくれよ」急な注文に驚いた。そうか鷹野は引っ越してばかりなのか。

にしても遠慮無さすぎて驚いてしまう。

「今日はこのあと予定があって、」

「やっほー来ちゃった」断ろうとしたところに敦士が登場。タイミングが悪い

「なに?幸汰友達早速できたの!?」

「いや、こいつは、」

「よし、このあと一緒に美味しいパフェ食べに行くんだけど一緒に行く?」人が話しているのに勝手に話を進めないで欲しい。

「行く行く!ここら辺のこと知らなくて案内して欲しかったんだよね」

「引っ越してきたの?」

「ついこの前ね」

なんだか二人は息が合うようだ。

「コイツも一緒に行くの…?」行かないことを願いながら敦士に聞いてみる。

「off course」英語教官顔負けの発音で言われた。


今日はまだ終わりそうにないようだ。




続く

内容がなかなか進まなく、作品の目的の内容には入れませんでした(汗

登場人物の説明とかも難しいですね


ぐちゃぐちゃなストーリーですみません。

これから盛り上げていけたらなと思います。


初めての作品、試作品ということでアドバイス下さると嬉しい限りです。


これからもよろしくお願いします。

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