春ーLolita
どうもです。
前回の投稿から少し時間が経ちました、ポルポンです!
夏ですね!暑いです!
エアコンとアイスとジュースがないと乗り切れないような体になってきたので、最近筋トレ始めました!
それでは本編へ!
一人のへんた…先輩が消えたことで静かになった部室で、正座から解放された僕は軽いストレッチをしていた。
「さっきの高盛先輩って、なんだったんだろうね…」
「僕に聞かれてもねぇ。」
高盛の高あたりで赤城先輩が超高速で振り返り睨んできたので、この話はもうやめておこう。
「えーっと、次はいよいよ僕らの番かな?」
紅茶の先輩が、変わらず窓から外を眺める幼女(?)を連れてくる。
「よし!じゃあ始めようか。俺の名前は遊川秀一で、我らが天文部の副部長をやらせてもらっている。」
『秀一君は、学年一位でありながら運動もそつなくこなす。俊剛ってやつね。』という赤城先輩の補足を聞き流しながら、僕の頭には一つの疑問が湧いていた。
「副部長、ですか?じゃあ部長は誰が?」
片音さんも同じことを考えているようで、首をかしげていた。
「部長かい?いるじゃないかここに」
「はゎ、ちょうちょ。」
「「え、ええええええっ?」」
僕と片音さんは揃って驚きの声を上げる。
遊川先輩の手の先には、あの幼女の姿だ。
「あの、遊川先輩って内角低め担当のロりペドバッターですか?」
「ん。ロリコンってか、姫ちゃんは高校三年生だよ?」
ぐわん。
続く衝撃の事実に、僕も片音さんも驚くことができなかった。
不意に訪れた睡魔によって、体が重力に引かれて崩れ落ちる。
「ふふふっ。やっと効いてきたみたいだね、睡眠薬」
睡眠薬?ってもしかしてあの紅茶が?
反抗も許されず、僕の意識は闇に飲まれていった。
次話で多分「春」の本格的な物語が加速する予定です!
そろそろ人物紹介を挟みたいですな…
ぜひコメントなどお願いします!
ではまた!