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恐るべし昭和~昭和と令和の革命騒ぎ

作者: 山田 勝
掲載日:2026/05/30

 昭和の・・・リクルート事件だったかしら。

 自民党の支持率が低下して・・・・


 街宣車が出たのよ。


『皆様、内閣支持率が10パーセント切りました!』


 またね。

 近くの公民館に人が集まって、ワイワイ騒いでいたわ。

 これからどうなるのかしらって。


 『土田舎町町内会は徹底究明を要求する!』


 とね声明を出していたわね。


 それからね。数年経過してね。


 社会党の党首が首相になったのだけれども・・・・


 私は中学生で大衆食堂でカレーを食べていたら。

テレビに首相が映ったわ。




 ☆☆☆食堂



『村山首相の献花です』



 普通に自衛隊を認めていたし、戦没者の慰霊祭に首相として参加している。

 やっていることは自民と変わらなかった。

 食堂にいた。いかにもトラック運転手の風のおっさんがね。


『何だ。今までのはいったい何だったのだよ』


 と言っていたのを聞いたわ。

 お祭り騒ぎは・・・その後の民主党で復活するわね。


 その時は私は冷めていたわ。

 沖縄基地、最低でも県外なんてどうせ出来ないって分かっていたもの・・・


 


・・・・・・・・・・・・・・・



「なるほど・・・」



 俺は義母から昭和の政治の話を聞いた。

 父の再婚相手だ。父が亡くなった後も一緒に住んでいる。



「でさ。近所にいる創価学会はどうなのさ」

「あれはね・・・」




 ☆☆☆



『自民の金権政治を批判します!よろしくお願いします!』


 ときたけどね。


 自民と連立を組んだら・・・


『公明党が自民をけん制しているから大事に至らないのです』



 と言い出したわね。


 今回も自民の金権政治批判でしょう?


 新鮮さが足りないわね。




 ・・・・・・・・・・・・



「だからね。勝が悩むほどでも無いわ。好きに言って構わないわ」

「分かった」




 そうだ。選挙前に近所のジジィが来る。


 とても頭と性格が悪くて無学で嘘つきのジジィ、しかし、目上の者にはヘイコラするが年下には威張り散らす大嫌いなジジィ。



 いつもは投票依頼が来たときは、そうか、そうかと返したが。

 今度はきっぱり言ってみた。



「今度の選挙は中道が最高じゃ」

「馬場さん・・・断るよ。俺は自民に投票します」


 ジジィは一瞬目を見開いた。


 ここは田舎だ。おそらく俺の悪口は言いふらすだろう。

 しかし、今まで義母は商売をしていたから穏便に口だけはしますと言っていた。



 ジジィは語り出した。



「山田君・・・昭和の時代はね・・・」




 ☆☆☆


 日曜日、副本部長の家には大勢人が集まり。

 選挙の日なんかは題目を一日中あげていたのじゃ。



『皆様、当選確定でました』

『大勝利!』



 それがいつしか、若者が集まらなくなった。


 創価学会の会館には老人しかいない・・・

 これも自民と連立を組んだ時くらいからだ。


 きっと自民の金権政治と癒着していると思われていたのだろう。



 ・・・・・・・・・・・・・





「だが!ワシは負けない。これから会館は若者だらけになると踏んでいる。自民の金権政治に嫌気がさした若者が集まってくるのじゃ!」



 これはいろいろアウトだが・・・・


「山田君、今度の選挙で大きな変化が起きる。革命は1人から地域社会、そして国家に伝播するのだ。サンデーモーニングを見なさい。良い事をいっておるぞ」



「馬場さん。頑張って下さい。道は違うけど、威風堂々戦いましょう」

「おう!」


 適当なことを言って誤魔化した。



 しかし・・・・馬場さんが推している政党が選挙で大敗した。


 今、現在でも、馬場さんが若者の折伏を始めたとの噂が来たが・・・


「山田君、今週の風を読むについて学習をしようか!」


何だ。正直に拒絶しても来るのではないか?

腹が立った。


「しないよ!帰って下さい」


 未だ現状維持状態である。



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