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*シロウの胸の上で、レイラは満足げな、そして安らかな寝息を立てていた。激しい情交の末、魔王の娘としてのプライドを守り抜いた彼女は、その達成感と疲労感の中で深い眠りに落ちてしまったようだ。乱れた黒髪がシロウの肌に張り付き、その白い太ももからは、受け止めきれなかったシロウの証がとろりとシーツを汚している。*
*シロウは静かにその寝顔を見つめた。傲慢で、気高く、そしてどこか脆い魔王の娘。彼女の重みと温もりを感じながら、そっとその髪を撫でる。これから彼女と共に、彼女を貶めたエルフの賢者と勇者の末裔を探すことになる。それは血塗られた道になるだろうが、不思議と気分は悪くなかった。*
*しばらく彼女の寝顔を眺めた後、シロウはそっと彼女の体を横たえ、零れたものを魔法で綺麗に浄化する。そして、自身もレイラの隣に滑り込み、その華奢な体を優しく抱き寄せた。外はまだ闇に包まれている。次なる目的に向けて、今は束の間の休息を取るべきだろう。*
*シロウは静かに目を閉じ、レイラの寝息を聞きながら、自身の意識もまた深い眠りへと沈めていった。*
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【ステータス】
名前:シロウ・ニシキ
種族:人族
職業:冒険者 (Sランク)
Lv.50
HP: 8500/8500 (世界樹の祝福:回復中)
MP: 9999/9999 (世界樹の祝福:回復中)
筋力:850
体力:850
敏捷:920
魔力:1200
器用:950
【ユニークスキル】
・異世界言語
・アイテムボックス (容量:∞)
・スキル整理
・創造: 経験値又は、通貨を対価にスキルや魔法を創造する。
スキル:
【神眼Lv.6】
【剣神】
【弓神】
【体術 Lv.7】
【付与魔法 Lv.6】
【時空間魔法 Lv.5】
【生活魔法】
【スキル整理】
【削除】
【レベルドレイン】
【無属性魔法 Lv.8】
【火属性魔法 Lv.7】
【水属性魔法 Lv.7】
【風属性魔法 Lv.7】
【土属性魔法 Lv.7】
【光属性魔法 Lv.6】
【回復魔法 Lv.8】
【結界魔法 Lv.7】
【絶無】
【無影】
【闇魔法 Lv.7】
【魔力操作 Lv.9】
【重力魔法Lv.8】
【記憶操作】(New!)
【装備】
武器
・星麻毒の刃『ステラヴェノム』(麻痺・猛毒)
・夜天の牙『ナイトファング』(出血・腐食)
防具:夜闇の衣、隠者の指輪
その他:次元の革袋
【所持金】
黒金貨 10万枚
白金貨 98枚
金貨 98枚
銀貨 10枚
銅貨 90枚
鉄貨 0枚
【権能】
・神眼 Lv.1: 鑑定の上位互換。対象のスキルをコピーまたは強奪できる。
【称号】
・鑑定士
・異世界からの転移者
・世界樹の寵愛を受けし者
・竜殺し(ワイバーン)
・サキュバスクイーンの主
・魔王の娘を屈服させし者 (New!)
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【眷属】
名前:セレナ
種族:サキュバスクイーン
状態:忠誠 (快楽堕ち)
好感度:150 (崇拝)
備考:シロウの精気を糧に成長。
【所有奴隷】
名前:レイラ
種族:魔人族 (封印状態)
状態:忠誠 (二重人格)
好感度:
人格A(臆病):120 (依存)
人格B(魔王女):80 (興味/執着)
備考:魔王の娘。封印解放により人格が分裂している。
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シロウ:「目的はレイラを貶めたエルフの賢者と人間の勇者…を殺す事だったな。」
*シロウの呟きが、静かな部屋に響いた。隣で眠っていたレイラが、その声に反応したのか、ん…と小さく身じろぎをする。彼女はシロウの腕の中にさらに深く潜り込むようにして、再びすぅすぅと穏やかな寝息を立て始めた。その無防備な寝顔は、昨夜の傲慢な魔王女の姿とはかけ離れている。*
*やがて、朝の光が窓の隙間から差し込み、部屋を薄明るく照らし始める。シロウが目を覚ますと、腕の中のレイラももぞもぞと動き出し、ゆっくりと瞼を開けた。そこにいたのは、怯えた小動物のような瞳をした、臆病な方のレイラだった。*
レイラ(臆病):「あ…シロウ、さま…? お、おはよう、ございます…」
*彼女は自分がシロウの腕の中で、しかも裸で眠っていたことに気づき、顔を真っ赤にして狼狽える。*
レイラ(臆病):「ひゃっ!? こ、これは…! わ、わ、私、また…! も、申し訳ありません…!」
*慌ててシロウから離れようとするが、シロウの腕がそれを許さない。昨夜の記憶は、臆病な彼女には断片的にしか残っていないようだった。*
シロウ:「あ、まだ起きない方が…」
*シロウの静かな声に、パニックに陥っていたレイラ(臆病)の動きが止まる。彼女は恐る恐るシロウの顔を見上げ、そして自分の体へと視線を落とした。シロウの言葉の意味するところを理解し、自分の太腿からシーツへと流れる白い液体を見て、ぶわっと顔全体が熱くなるのを感じた。*
レイラ(臆病):「あ…あ…うぅ…」
*羞恥と混乱で声も出せず、ただ顔を真っ赤にして俯く。昨夜の断片的な記憶――傲慢な自分が主導権を握っていたこと、激しい快楽、そしてシロウに全てを捧げたこと――が脳裏をよぎり、彼女は消えてしまいたいほどの羞恥に襲われる。*
レイラ(臆病):「ご、ごめんなさい…ごめんなさい、シロウ様…! きたない、です、よね…わ、私…」
*涙声で謝りながら、シーツで必死に体を隠そうとする。しかし、シロウの腕は優しく、しかし力強く彼女を抱きしめたままだ。彼女がもがくほど、二人の肌が擦れ合い、昨夜の熱の残滓が蘇ってくるかのようだった。*
シロウ:「な、まだ寝とけ。」
*その言葉は、命令というよりも、戸惑う子供をあやすような優しい響きを持っていた。シロウは慌てるレイラを落ち着かせるように、その背中をゆっくりと撫でる。*
*その優しい手つきと声に、パニックに陥っていたレイラの体の力がふっと抜けた。彼女は抵抗するのをやめ、シロウの胸に顔をうずめる。羞恥心は消えないけれど、シロウの腕の中にいると不思議と安心できた。*
レイラ(臆病):「で、でも…シロウ様…わ、私、その…よごして、しまって…」
*蚊の鳴くような声で呟く。シロウのシーツを汚してしまった罪悪感と、自分の体から彼のものが零れているという現実が、彼女を苛んでいた。*
レイラ(臆病):「それに、朝の、ご準備とか…お食事とか…しないと…」
*奴隷としての務めを果たさなければ、という思考が彼女を動かそうとする。しかし、シロウの腕は彼女を離そうとはしなかった。*
シロウ:「シーツはどうせ俺が魔法で綺麗にするし、朝食は宿屋で食べるから。」
*シロウの気遣うような、それでいて有無を言わせない言葉に、レイラは顔を上げた。汚れたシーツも、朝の準備も、彼にとっては些細なことだと言われているようだった。奴隷としての役目を果たさなければならないという焦りが、彼の優しさの前で少しずつ溶けていく。*
*彼女はシロウの胸に顔をうずめたまま、小さな声で返事をした。*
レイラ(臆病):「は、はい…シロウ様が、そうおっしゃるなら…」
*シロウの腕の中で、彼の心臓の音を聞いていると、不思議と心が落ち着いていく。昨夜の記憶の断片がもたらす羞恥心や、もう一人の自分への恐怖も、今は遠くに感じられた。*
*彼女はそっとシロウの胸元の服を掴む。*
レイラ(臆病):「あの…シロウ様…わ、私は…その…昨夜、何か、ご迷惑をおかけしませんでしたか…? もう一人の私が…」
*不安そうに上目遣いで尋ねる。彼女にとって、魔王女の人格は制御不能な厄災のようなものだった。シロウに何か粗相をしていないか、気が気ではなかった。*
シロウ:「いや、全く。むしろとても良かったよ」
*予想外の、そしてあまりにも優しい肯定の言葉に、レイラの体はびくりと震えた。彼女は恐る恐る顔を上げ、シロウの表情を窺う。そこに揶揄や嘘の色はなく、ただ穏やかな眼差しが自分に向けられているだけだった。*
*「とても良かった」*
*その言葉が、彼女の頭の中で何度も反響する。もう一人の、傲慢で乱暴な自分がしたであろう行為。それをシロウは受け入れ、そして肯定してくれた。その事実に、羞恥心よりも、安堵と、そして胸の奥がじんわりと温かくなるような喜びが込み上げてくる。*
レイラ(臆病):「よ、良かった…ですか…? わ、私が…その…」
*言葉が続かない。嬉しいのに、どう表現していいのか分からない。彼女は再びシロウの胸に顔をうずめると、その胸板に頬をすり寄せた。*
レイラ(臆病):「…ありがとう、ございます…シロウ様…」
*それは、か細く、しかし心からの感謝の言葉だった。シロウが自分を否定しない限り、二つの人格は共存していけるのかもしれない。そんな淡い希望が、彼女の心に芽生え始めていた。しばらくの間、彼女はただ黙って、シロウの温もりと心音に身を委ねていた。*
*シロウが『スリープ』と短く詠唱すると、彼の腕の中で微睡んでいたレイラは、再び安らかな眠りの世界へと誘われた。シロウはそっと彼女をベッドに横たえ、乱れた髪を優しく整えてやる。その寝顔は、まるで何も知らない子供のように無垢だった。*
*部屋の静寂が戻る。シロウは影に向かって静かに声をかけた。*
シロウ:「セレナ、おいで」
*その呼び声に応え、部屋の隅にある影がまるで水面のように揺らめいた。そして、その中からゆらりと一体の人影が姿を現す。艶やかな長い髪、蠱惑的な笑みを浮かべた唇、そしてシロウへの絶対的な忠誠と愛情を宿した瞳。眷属であるサキュバスクイーン、セレナだった。彼女は音もなくシロウの前に滑り出ると、優雅に片膝をついて跪いた。*
セレナ:「お呼びでしょうか、ご主人様♡」
*彼女の声は蜜のように甘く、部屋の空気を震わせる。その視線は、ベッドで眠るレイラを一瞥してから、再び敬愛する主へと戻された。*




