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植木ノ壱


凄い頭がズキズキするな

凄くいてえ


気がつくと白い空間に仰向けで倒れ込んでいた


自然と声が出る

「ここどこだ?」


さっきまでクソ暑い中、植木してたと思うんだが・・・


しかしこの状態だと周りが見えないな・・・とりあえず立って見るか

そう思うと俺は普段より重い身体を持ち上げる


普段の倍は重いぞこれ

ついに過労か・・・

いや、夢か、労働地獄を体験した俺へのプレゼントか!


誰かは知らんがありがとう


感謝感激雨あられ


すると年配のようなか細い振り絞ったような大きな声が聞こえる

「夢じゃないわい!」


夢じゃないことに驚き声がとっさに出る

「ふぁ?」


声がした方向を向くとそこには

なかなかご年配の老人が立っていた


・・・頭の上に木みたいなのが生えてるんだが


なんか怖いけどここが何処か聞いてみるか


先程のようなか細い声で言う

「それはおしえられんの」


ふぁ?え?得?絵?俺の心の中読めてる?


か細い声で誇るように言う

「読めてるぞい、なんせワシは神じゃからな」


・・・冗談がお好きなようですね


「冗談じゃないわい!」


はいはいわかりましたよー


「お主信じてないじゃろ」


シンジテマスヨー


疲れたように言う

「まあいい」


「お主が気になってることはわかっておる」


え?マジ?


「自分がどうなったか、じゃろ?」


すげえわかるのか・・・


思わず声を上げて言う

「そうそう!流石神様」


「さっきまで信じていなかったじゃろ!」


すんません


「まあいい」


んで俺はどうなったんすか?


「死んだわい」


え・・・夢じゃないんですか?


「さっき夢じゃないっていったじゃろ!身体を見るのじゃ!」


あ、、、すんません


言われたとおり自分の身体を見てみる

ないんだが・・・


御年25歳・・・彼女なし

結婚もしてない・・・

俺の人生何だったんだ

モテ期はあると友人が言っていたが俺には無かったなあ、、モテモテのイケメン・・・羨ましいな畜生!

お見合いとか、婚活とかした方が良かったのかなあ


「ということでお主を異世界に転生させる」


どういうことですか!?


「うるさいわい!」


あ、ハイ


頭に血が上ったように言う

「転生先は何処が良いかはよ、きめんか!」


え、えーと

のんびりまったり植木が出来るところ!!!

後、美人な幼馴染みが欲しいです!

後俺にも結婚のチャンスを!


「お、おう、わかったお主の願い聞き届けよう」


感謝します!!!


神様がそう言うと俺の身体が発光して


視界が白で塗り潰される


ああーやっと平穏な暮らしが出来るのか・・・神様ありがとう


気がつくとそこは・・・怒号が響く戦場だった・・・


は???ふざけんな、あの神・・・アホやろ!!!!!!

見て頂きありがとうございます!

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