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爆縮と体温の機知(5)

弱さと傷

儚い物があるのが

人間の感情によって

もたらされているのなら

そんな物

取り払ってしまったのが

次の人類かもな

余計なことまで考えて

背中を丸めてしまう

小さな部屋を作るから

出る時に大変なんだろう

要らないって思うから

考えないのだ


心の機微に触れるのが

嫌だったから

楽しい事を

楽しい事として出来ないと

嫌だと反応する

流れ星みたいに

素早く行動して

そんな世の中いらないよって

簡単に言うのだ

本当に弱い時は

縋る物を探している時だ

縋った物が

力だったとしても

誰も咎められない


打つかる事柄に

泣いていたとしても

それは弱いって事じゃない

傷ついて泣くのは

行動する元気があるからさ

子供達のすり傷、切り傷を

にこやかな笑顔で

見ているのと同じだ

何回も何回も

傷ついていくことは

元気な行動だから

君の涙を

勘違いさせては

いけないんだ


心の傷に触れるのが

好きだったから

傷ついた事を

傷ついた事として終わらせないと

嫌だと反応する

誰も、自分に縋ってくれなんて

思っていないからだ

傷つく事と弱い事は

全くの別物で

整合性を取る為に

紐付けしているだけ

そんな物に乗っかっても

意味なんて無い

自分を知らないのは

誰かに咎められる


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