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やっぱり「俺」になれないや

作者: 樹木希常

2002年の冬、僕は生まれた。

自分で言うのもなんだけど、とっても可愛かった。

「女の子よりも可愛い自分」にすごい自信を持っていて、男女分け隔てなく誰とでも仲がよかった。あの頃から仮面ライダーとかかっこいいものには全く興味がなかったけど、そんな男の子他にもいっぱいいたし、そもそもあの頃は男女の差なんてほぼ無かったし、僕は普段男の子だけど可愛いから女の子の服を着たら女の子にもなれると思っていた。まあ、そういう奴は他にもいっぱいいたし何も考えたことは無かった。

兄弟がいなかったこともあって、年上のお兄ちゃん・お姉ちゃんによく遊んでもらっていた。お兄ちゃん達は強くてかっこよかったけど、自分はこんな感じにはなれないなぁ、ずっとこの可愛い感じでいたいなぁと思ってて、密かにお姉ちゃん達に憧れたりもした。


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