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正義という名の方程式の解き方  作者: クロノイト
4/4

正義の初戦闘

少し手直しをしました。ご了承ください。


「うぅん...」


心地よい暖かな風に頬を撫でられ目を覚ますと、自分が木々に囲まれた緑生い茂る森の中で寝ていたことに気付いた。木々の隙間から僅かに覗かせる陽光は、浴びていると気持ちがよくまた夢の中へと誘おうとしてくる。


だがこんなどことも知れない森の中でまた眠るわけにもいかず、眠気覚ましの意味合いも込めて状況整理を始めることにした。


まず服装からだ。

服は犯人に殺された時と同じでTシャツとジーパンというラフな格好のままだ。この世界がもし、昔小説で見たような中世ヨーロッパ位の文化レベルだとしたら些かこの服は浮くようにも感じるな。


所持品は家を出るときに持っていた携帯と財布だけだ。財布の中身は野口が三枚と小銭が少々入ってたはずだ。携帯は家族のメアドと友達のメアドが数人程度入っているが圏外で正直使い物にならないな。充電が無くなったら終わりだしな。


財布と携帯の確認を済ませたところで、タイミングを見計らったかのように携帯にメールが届いた。圏外なのに届くはずがないと思いつつメール画面を開くと...




〔わしじゃよ!神じゃよ!いやーさっきはつい勢いに任せて異世界に送ってしまったが、いきなり送られても色々と不便なこともあると思う。じゃから近くの町までの地図とこの世界についてのある程度の常識を書いた書物、この世界での通貨を送らせてもらった。あとその服じゃとなにかと目立つと思うてローブも送っておいた。ここまでしてやるのは本当に特別じゃから感謝するんじゃぞ!お主が災いをどうにかしてくれることを祈っておる。 神様より


追伸

贈り物はアイテムボックスの中に入っておる。ステータスも確認してみるんじゃぞ〕




神からか。まぁメールが届いた時点でそんな予感はしてたが。それにしてもこれはいろいろとありがたいものを貰ったな。とりあえずステータスを確認してみるか。

そう思い心の中でステータスと念じる。すると目の前に突然半透明のウィンドウが出てきた。




種族 人間


名前 ユウリ カナメ


Lv.1


性別 男


スキル

アイテムボックス

全言語理解

全言語筆記

全言語話術

基礎魔法

特殊魔法

創造魔法

古魔法

身体能力強化

全状態異常耐性

成長加速

思考加速

思考並列

隠密

隠蔽


ユニークスキル

聖裁

幻夢

全知眼


「なんだこれ」


なんか色々とスキルが多くねぇか。どんな効果なのか名前からじゃ分からないものもあるな。

一つ一つの効果を知りたいと願ったからか、ウィンドウにスキルの説明が表示された。


アイテムボックス あらゆるものを時空間にしまっておけるすぐれもの。生物はしまうことが不可能。


全言語理解 全言語を理解できる

全言語筆記 全言語を筆記できる

全言語話術 全言語を話すことができる


基礎魔法 火、水、雷、風、この四つで構成される基礎魔法で全て習得したことにより纏められた。全ての基礎魔法が使える。


特殊魔法 氷、植物、光、闇、空間、全ての特殊魔法を極めた者に与えられるスキル。全魔法の威力を二倍にする。


古魔法 今は失われし古の魔法。世界の半分を掌握できるほどの絶大な力だが代償がでかくさらには使えるものもかなり少ないことから禁忌の魔法とされている


身体能力強化 身体能力を今の二~三倍に引き上げるスキル。


全状態異常耐性 全ての状態異常が効かない。


成長加速 成長速度が常人の三倍になる。


思考加速 思考速度が上昇

思考並列 二つの物事を同時に頭の中で考えることができる。


隠密 気配を消し、臭いでも見つけることが困難になるスキル。


隠蔽 ステータスにかぎり、全ての隠蔽が可能。


聖裁 悪事を働いたことのあるものに対して発動するスキル。悪人に対してのみ全能力値を5倍に引き上げる。


幻夢 対象が心の底から望む幻を見せ、対象自信が幻だと気づき本気で現実に戻りたいと思わない限り決して戻ってこられないスキル。本人の任意では解除が可能。睡眠状態にさせる効果も。


全知眼 目に捉えた物の情報を己の任意で引き出すスキル。



「なんだこれ...」


あの神どんだけ俺を強くしてんだよ!魔法と成長速度が速くなるように、それとレアなスキルをくれとしかいってないぞ!どうしたらこんなでたらめなスキルの数になるんだよ!それにめちゃくちゃ強いし!


...まぁいい、強いに越したことはないし。それよりも早く町へいって拠点を作ろう、この森は寝っころがっていてとても気持ちがよかったがここで一晩を明かす気にはなれない。アイテムボックスからローブを出し着ると、要悠里改めユウリ カナメは神からの地図を頼りに一番近くの町へと足を走らせた。













「ふぅ」


長い道のりを木々の間を抜け走ってきていたがなかなか着かない。身体能力強化のおかげで使う前とは桁違いの速さだったがなにぶんさすがに遠すぎる。まさか一番近い街でもここまで遠いとは。


もう少しで日が暮れるから早くつきたい、そう焦っている時だった。





「ガルルゥゥゥ」




茂みの中から涎をこれでもかと垂らした目が血走っている体長2メートルはある狼が二体出てきた。


「ここにきて初戦闘か」


今までなぜ一体も出てこなかったのか不思議ではあるが、この世界に来た以上戦闘は恐らくま逃れないだろう。なら今戦って戦闘経験を積んでおくにこしたことはないだろう。


両サイドから挟み撃ちにするつもりなのか、じりじりと俺の両脇に移動していく。


俺は街を目指してただただ走っていたというわけじゃない。勿論、魔法をどう使うかも走りながら試行錯誤していた。この世界では魔法のスキルを手に入れてから使えるようになるんじゃなくて、手に入るように努力したらスキルを覚えると同時に使えるようになる。つまり魔法を使ったことのない俺でもスキルをもっていれば案外簡単に使えるようになる。...と神の書物に書いてあった。


まぁようするに覚えている全てのスキルは俺の思いのままに使いこなせるらしい。


「エアカッター!」


両手を二匹の狼に向けるとそこから生成された見えない刃が狼を真っ二つにした。

狼は恐らく視認すらできずに死んだんじゃないだろうか、全く動けていなかった。


さすがに真っ二つはやりすぎたかなと反省しつつ、地図を見る限りではもう少しでつくらしい商売が盛んな街、アクルネへと足を急がせた。

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