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ミウ×ガイ

ミウ視点で暗めな話。任務終わった後くらい。


「おい、しっかりしろよ!!お前はこんな所でくたばる様な奴じゃ無いだろ!!まだやらなきゃいけない事があるんじゃないのか?!なぁミウ!!お願いだ、目ぇ開けてくれよ!!お前が居なきゃ俺は……!!」



朦朧とする意識の中で聞こえた声。



まるで深い深い海に沈んでいる様で、糸が切れたマリオネットの様に体に力が入らない。近くに居る筈なのに遠くで聴こえる私を呼ぶ声で暗かった世界に微かな光が差した。




――うん、そうだね。


まだ、全部終わらせて無いもんね。


私が全部終わらせるって決めたんだもんね。


ガイ、今泣いてるでしょ??私が泣かせちゃったんだよね、ごめんね。


早く起きなきゃ、ガイの傍に行かなきゃ。







こ ん な と こ ろ で 終 わ れ な い 。






瞬間、浮上した意識と全身を襲う痛みが

私が今生きている事を教えてくれた。

お互い依存してるからどちらかが崩れればもう片方も崩れる様な危うい関係。


痛くても、怖くても、辛くても、私は行かなきゃ。

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