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ミウ×ガイ×ギル×リュウ

会話文のみ。解り辛かったらすみません。


ちょっとギャグ。神界軍宿舎のミウの自室にて。四人はいつもこんな感じ。

【抱っこがしたい。】





「ねぇねぇミウ。女の子ってどういう抱き方すると落ち着くの??」


「え、何いきなり。」


「リュウ、ついに頭おかしくなったのか?!」


「今更だろ。」


「ガイもギルも酷い!!いや、ちょっとした興味だよ。ミウは良く誰かに抱っこされてるでしょ??」


「そだね。」


「んで、どんな抱き方が安定するっつーか、落ち着くのかな、と。」


「さぁ??」


「ちょ、さぁって何?!」


「人によるから。」


「抱っこする側、って事??」


「うん。」


「そんなに違う??」


「安定感が違う。後は……なんだろ、感覚的に??」


「いや、疑問形で言われても。俺は??」


「んー、リュウは抱っこしなくて良いよ。」


「え、何それ酷い!!」


「ギルはね、してもらった記憶があんまり無い。」


「……俺もあんまり抱っこした記憶無いな。」


「ガイが一番好き。」


「お、おう。」


「それってさ、回数の問題だったりするの??」


「それはあんまり関係ないと思う。まぁ慣れてるかどうかは問題あるけど。」


「嗚呼、俺多いからな。」


「と、言う訳で抱っこ。」


「あー、はいはい。」


「なんでいつもガイばっかりなんだよ……俺もミウ抱っこしたい。」


「下心ありそう。」


「確かに。」


「え、いや……無い、とは言い切れないけども。」


「……馬鹿だろ。」


「ほら、ギルにも馬鹿にされてるよ。」


「なんだよみんなして俺を虐めて!!泣くぞ俺!!」


「いや、事実を言っただろ。」


「ミウ、来い。」


「!!行く!!ガイ下ろして!!」


「あー、今俺が……」


「あはは、ガイ振られてやんの!!」


「いや、俺はミウに好きって言われたし良い。」




「……身長差が悲しい。」


「……んな事言われてもな。ガイの時も大差無いだろ。」


「結構違うもん、ガイで慣れてる分。さっきまでガイに抱っこされてたからかも知れないけど、地面が遠い。」


「お前が小さいのが悪い。」


「あ、酷い。気にしてるのに……伸びないんだもん。この前師匠に縮んだか??って訊かれたよ。」


「……俺とシオンさんだと身長差無いだろ。」


「話逸らした。シオンのが高いと思うよ。でもシオンは座ってる時と移動してる時が多い。」




「ねぇミウ、俺等放置……??」


「ごめん忘れてた。」


「わぁ、さらっと言ってるけど凄い傷付く。」


「やっぱりガイがいい。」


「よしよし。」


「結局ガイか……」


「俺の所にも来てよミウぅぅぅ……」


リュウの扱いが酷いのはいつもの事。それでも絆は強いのです。

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