真由
なんで俺はこんなことをしているのだろう。
真由とはただの友達・・・
なのに・・・。
びっくりした。
いつのまにか真由を抱きしめていた。
急いで真由から離れる。
「どうしたの・・・?彰・・・?」
「ごめん。俺どうかしてるわ・・・。」
「私は、大丈夫・・・。だけど・・・。」
違う。俺は真由がずっと好きなんだ。
でも、真由にそのことを言ったら完全に終わっちまう。
だから、ずっと抑えてた。
でも、もう限界だ。
「なぁ。真由。」
「なに?」
「俺たち、昔から友達なのに恋バナ、したことないよな。」
「そういえばそうだね。って、どうしたの?急に。」
「いや、なんとなく。」
「彰は、どんなこが好きなの?」
「えっ・・・。」
「もしかして初恋はまだ。とか?」
「んなわけねぇだろ!」
「だよねぇ。」
「そうゆう真由はどうなんだよ。」
「彰こそ。」
「じゃあ、好きなやつ、いるかいないか言おうぜ。」
「・・・いいよ。」
「せーの・・・。」
「いる!」
「ええぇ!!!!!」
「キレイにはもったね!」
真由が笑う。
この顔がやばいぐらいかわいい。
なんて、口が裂けても言えねぇけど。
そうか。いるんだ。
「この際、誰か言っちゃう!?」
真由が笑う。
「えぇえ!!!」
「あ、言えないのぉ~!」
「・・・言えるよ!言ってやるよ!!」
こうやって、いつも俺はムキになっちまう。
「じゃあ、せーので言うんだよ。」
「おう。」
「せーの!」
「まゆ!」 「あき!」
「えぇええ!!」
「また、はもったね。」
真由が笑う。
「んじゃあ、帰るか。」
「うん!」
二人、並んで歩いた。




