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三話 学園へ

私を買った学園長は、かつて、勇者と共に旅に出ていた大魔導士だそうだ。

その方と話してみると、どれだけ聖人か、どれだけ他人思いかがよくわかった。

学園長は、私との奴隷契約を破棄し、私を自由の身にしてくれた。

これで魔法や剣の訓練ができる!

あのクソみたいな勇者を殺すため、絶対に強くならなければ。



学園長は、私のために、学園の寮の一部屋を貸してくれた。

なんて優しいのだろう。

そして、明日は入学試験だ。

10万人ほどが受けて、500人ほどしか受からないと言う鬼畜の試練だ。

絶対に落ちるわけにはいかない。

そう思い、訓練を始めた。

瞑想をして魔力の循環を早くする稽古をしていると、ふと思い出した。

この学園にはトレーニング施設があると言うことを。

私は、急いでそこに向かった。

しかし、入学試験を受けるものは全員使用可だから、私が使うスペースなどなかったのだ。

しかも、貴族の権力によって、平民は使用できなくなっている。


あのブタ野郎が…


私はキレて権力を力尽くで突破しようとしたが、ギリギリで我に返った。

こんなことをするより明日の試験のために特訓をした方が良いと。

そして、地図を見て、魔獣の森を見つけた。

魔獣から出てくる魔石は、使用すると魔力が増えるから実践がてら魔獣の森へ行くことにした。

---まさかあんなことになるとは…

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